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to ボス
色々考えたんですがぁ。
ただ一言「逆スパイを始末しろ」と。
その指令さえ頂ければ、僕はいつでも動きますよ。
[廃ビルの屋上で、優雅に風にふかれつつ通信を送る。{6}]
…ふふふ。
[手に持ち直したのは、ラウリから奪った銃。故障がないことを確認すると袖口に仕舞いなおし、緩く目を細めた**]
……会いたくなかったのに。
[ラウリの最期を見届けると、ぽつりと言った。
表情に感情はない。死なんて見慣れている。けれど。]
こっちに来たら、残りのバナナ、全部あげて。
[0066にそう伝えると、身を翻して、[特急電車]に向かった]
[列車に潜り込むと、すぐに運転席へ。鍵のかかったドアをすり抜けて、前方を見据える運転手の隣に立ち、同じ方を見る。
景色が流れる様を、目を細めてしばらく眺めていた]
これが見たかったのが、一番最初。
[運転席への扉の解錠に成功したのは、本当に幼い頃。当然すぐにばれて連れ出されたけれど、その後こっそり招待させてもらった。
鍵を開ければ、その先にあるものが見える。その愉しさを追い求めていたら、いつの間にかここにいた。
今では、何もせずとも先が見える]
……つまんない。
[吐き捨てるも、そこを動くことはない。
しばしぼう、と流れる空と線路を見ていた**]
>>12
【ボスRP】
[ボスは悩んでいた。各種情報を解析すると、どうしても、0011が逆スパイの疑いがある。ということは、0011を白と言った、0044か、0099のどちらか、もしくは両方が嘘の報告をしたことになる。
0011も、0044も、任務には忠実であった。何の躊躇いもなく逆スパイ容疑の仲間を抹殺した。どちらも組織に忠実である。
しかし、0099は、血の交わりがないとは言え、長年一緒に過ごした妹である。正直、どの選択肢もを選ぶにしても、覚悟が必要であった。
苦悩の末、出した結果は…{6}
1.0044→0099及0099→0044の相互抹殺指令を与える
2.0044→0099の抹殺指令を与えるのみ
3.0044→0011の抹殺指令を与えるのみ
4.メンバー全員に、0011の抹殺指令を与える
5.メンバー全員に、0011及び0099の抹殺指令を与える
6.キレた。組織を裏切ってでも、0099のみに加担し、0099以外のメンバー全員を抹殺]
【大統領RP】
『なんたる無様な結果だ!?5人もの犠牲を出しておきながら、未だに「サル・カイーダ」壊滅には至らないとは、何たることだ!
長官、次はないぞ。
もし、今日中にMr.X及び、オマエ=サ=ピン=ラシイの居所を掴み、抹殺もしくは捕獲をできなければ、「JNR」は解散、お前はクビだ…。いや、命はないと思え。
分かったな…』
[スピーカーがブツリと切れた]
ボス『お前に何が分かる…!?』
[ダン!とデスクを叩く]
[NYに向かう機上にいた。「サル・カイーダ」の専用機だった。某国の政府専用機をそのまま使っているので、管制官にはテロ組織の関与している飛行機だとは認識できないはず。それだけ、「サル・カイーダ」の支援をしている国があるという現実であった]
あと、どれくらいでNYかしら?
李『2、3時間じゃないか。JFKではなく、ラ ガーディアにつける。あっちでは、軍の関係者が待機してくれてるから安心だ』
まあ、手配の行き届いたことで…。
李『全ては、世界を牛耳る一握りの国々に制裁を下すためだ。だから、軍内部の人間でさえ、こちらに味方する』
そう…。あなたも、そのプロパガンダに賛同して…ってことなの?
李『いや、俺は、自分の能力を買ってくれる奴につくだけだ。JNRは、いや、そのボスである大統領は、俺の能力を過小評価していたから…だから寝返った。ただ、それだけだ』
…。
[この時点でも、まだ0099には迷いがあった。もちろん、「サル・カイーダ」のプロパガンダに賛同したわけでもない、自分の能力を買ってほしいわけでもない。たった一つの理由で003に手をかけてしまった。それだけで、今ではもう戻れなくなっただけなのだから…]
李『NYに着いたら、あんたの兄さんに会ってもらうぜ』
え?どうして?
李『いろいろな。俺も話があるし』
…。
ちょっと、失礼…。
[0099は、そう言って、小型機の最後部にあるトイレに入った。トイレに入ると、髪に仕込んであった、ピン型の爆破物を取り出した。20名乗り程度の小型機であれば、十分墜落させられる…そう思っていた。但し、多分、自分も助からない…。
この小型機には、ミセス・グリーン、幹部Bの他、数名の「サル・カイーダ」の要人が乗っている。
「JNR」にとっては、千載一遇のチャンスである。
しかし、自分はすでに「JNR」を裏切った、反逆者である。
今更功績をあげてなんになる…?
思いが巡って、巡っていく…。
李『0099どうした?長いな?』
李(幹部B)が声をかけてきた。
そして、0099は、起爆ボタンに手をかけた…{5}
1.李に邪魔されて起爆できなかった
2.起爆、小型機は破損、しかし、不時着で済み、全員無事
3.起爆、小型機は破損、不時着で済んだ。0099、幹部Bが重傷。
4.起爆、小型機は破損、不時着で済んだ。0099、幹部B、ミセス・グリーンが重傷
5.起爆、小型機は大破、不時着で済んだ。0099は行方不明。幹部B、ミセス・グリーンが死亡。
6.起爆、小型機は大破。飛行機は海に墜落。0099は行方不明。他全員死亡]
【ボスRP】
[「サル・カイーダ」幹部の乗った小型飛行機が墜落したという知らせが入ったのは、墜落から<79>分後。
すぐに調査隊を向かわせた。結果、タシケントで死んだはずのミセス・グリーンと幹部Bの遺体が確認された。また、他の「サル・カイーダ」の要人は重傷のまま、組織の専用病院に運び込んだ。
また、0099がこの飛行機に乗っていたと思われる痕跡が発見されたという。起爆物が「JNR」のものであった。
いよいよ、0099が「サル・カイーダ」と関係していたという確証が出てきた。しかし、結果的には、「サル・カイーダ」の幹部2名を抹殺したことには変わりない。
しかし、組織の命令に反していることは確かだ。
ボスと0099の行く先に暗雲が立ち込めているのは明らかである]
くっ…。ジェミーどうして…!?
[ボスは、一人ごちた]
このことは、メンバーには伏せておいてくれ…。
【「サル・カイーダ」に関する情報】
■オマエ=サ=ピン=ラシイ
0026、0066からの情報解析により潜伏先は[幽霊屋敷]
■Mr.X
[Mr.XはNYに潜伏確定]>>2:5「彼」がMr.Xらしい。軍施設8階に何か保管されている
[米陸軍に「サル・カイーダ」シンパ。「せつなさの名手になった」の暗号
→情報解析により潜伏先は[校長室]
■幹部連(全員死亡が確認)
[ミセス・グリーンは死亡(小型機墜落0099)]
[幹部Aは死亡(北京0026)]
[幹部B(李)は死亡(小型機墜落0099)]
→ディスコ”村長さんち”が「サル・カイーダ」のアジト
[幹部Cは死亡(ロンドン0044)]
【ボスRP】
『最後の指令だ。泣いても笑っても今日で決着が着く。
逆スパイについては、今日は放っておく。全員で一致協力し、全力を尽くして、Mrx.X及びオマエ=サ=ピン=ラシイの捕獲を行うこと。
■オマエ=サ=ピン=ラシイの潜伏先は[幽霊屋敷]
■Mr.Xの潜伏先は[校長室]
どちらも、軍施設内にあるらしい。
もし、二人を確保、抹殺できれば、晴れて任務は完了。
もし、できなければ、「JNR」は解散、メンバー全員は政府に追われる身になるだろう。
以上、健闘を祈る』
[尚、このメッセージは<80>秒後に自動的に消滅する]
【本日の無茶振り】
すでに、ラ神から無茶振られて、まいってますが、懲りずに、本日の無茶振り〜。
・[0011 山猫 カウコ]と[0099 謎の女 ウルスラ]は、軍施設に行く途中でばったりと会い、合流する。
・[0044 闇医者 エートゥ]は、校長室で<86>人の雑魚を薙ぎ倒し、Mr.Xを発見した時に[赤いマフラーを手ぬぐいにした]と言う。
・[0011 山猫 カウコ]は、幽霊屋敷でオマエ=サ=ピン=ラシイと[雨やどりはすべり台の下でした]という結末になる
[ボスからの指令を受けた後、取り出したのは私用の通信端末]
to 0011
やあ、生きてる?
最終指令がくだった筈だけど、その感想はいかがかな。
ボスは「今日で決着」と言っておきながら、「逆スパイは放っておく」という。JNRに潜入するほどの人間を野放しにしておけば、碌な結果にならないことは目に見えているのにね。
あの人、きっと何か隠してるよ。それも多分、僕たちにとって喜ばしくない何か。
僕は組織への愛着心なんて更々無いし、ここでJNRを切り捨てるのも一つの選択肢かなと思うけど。
どうかな、カウコ。
僕と一緒に逃げ出さない?
……なーんて、冗談だよ。
カウコが0011のナンバーを捨てることが出来るなんて、最初から思ってないしね?
それに、サル・カイーダには此方の面も割れてるだろうし。壊滅させない限り、安らげないという事実は変わらない。
僕は僕の敵を倒すだけだ。それが誰であっても。
Bye.
追伸
裏切り者はおそらく生存中。その正体は、00[以下、解読不能]
[私用の通信回線。暗号化してあるとはいえ、その内容の<86>%はボスへと伝わってしまうだろう。それで構わなかった。もはや不審感を隠すことすらしない。
そのまま地を蹴って、向かうはNYの軍施設**]
[頭上、落ちて行く小型飛行機。
それを追いかけ至った所はミセスグリーンと幹部Bの遺体の上だった。その付近では調査隊がボスへの報告を行っていた。]
あーあ…
[流されるようにして舞い上がり、次に訪れた場所は0044♂の真上。]
――頑張って下さいね。
[地を蹴る姿へ向けて手を振った。**]
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