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…俺はさ、クルミ。
出来るだけ沢山で生き延びたい、って
あんたの考えはいいと思うし、凄いと思う。
貫いて欲しい。
でも俺は頭が良くないから、
そんな方法考えつきそうにねぇ。
あの球をどつくってなら話は早ェんだかな。
この計算が精一杯だ。
…で、今はさ。
お前とカノと、どっちかが鬼でも。
俺は、守る気でいる。
[低い声は、ハッキリと伝えた]
難しい事、苦手だ。
ただ護るモンを決めるのが、
俺は、性に合ってる。
だから。
間違っていたら、言ってくれ。
[少し、恥ずかし気に添えた*]
[>>11ソラさんの言葉に頷いて、私はソラさんの斜め後ろについて歩く。
真横じゃ武器を振ることになった時に邪魔だし、後ろは隠れるみたいで嫌だから。
人数の計算から、>>13ソラさんの話を全部ちゃんと聞いて、私は考える。]
凄くも、難しくもないよ。ただなるべく、人が死なない方がいいな、って思うだけ。
実際に考えてる通りに出来るかは、また別の話だし。
でも、……守ってくれるって言われるのは、嬉しい。
ありがとう。ソラさん。
[私は、気付いてる。
チート日記の人を探して、なるべく早くゲームを終わらせるっていうのは、チート日記を持っている人を悪者扱いするのと多分、同じ。
ただ持ってる日記が違うだけで、生き延びたい、守りたい、って思ってるのはきっと同じはずなのに、その想いをなるべく多くの人が生き残る為に駄目にする、ってことだ。
みんなが救われる終わりは無い。
だから、私が言ってるのはきっと、綺麗事。]
[でも、もし。
……もし、神様になれたら。
そうしたら、出来るかもしれない。
私の生き残りたい理由に足される、綺麗事が綺麗事でなくなるかもしれない、一縷の望み。]
……ソラさん、これ。
[屋上の扉の前。私の端末が点滅する。新しく増えた私の日記の内容は、
『0番の子が、死んじゃった……』
それが表示された画面をソラさんに見せてから、私たちはそっと、屋上への扉を*開いた。*]
……え?
[真正面から切り込まれた、
幾度か瞬きを重ねて漸く佇まいを正す。
むしろ姿勢を正してしまった]
それは、……、
その、渡したくなったら、勝手に押し付け る。
[なんだか少し焦ったような感じだ、少々挙動不審にみえたかもしれない]
……いや、
お前が信頼出来るとか、
出来ないとかそういうのじゃなく て、
ただ、吃驚した……。
[慌てていいわけめいたことを添える。
それから9thの視線がちらと己の抱える菓子箱にあるのを見れば、ついじりりとあとずさった]
…うん、そうか。ありがとう。
なあ。
俺は確かに腕はあまり大したことがない。
だから利害だけで言えば、お前はこの話を聞かないだろう。
でも利害あるやつは、利害でまた裏切る。
利害でどっちにでもつくんじゃないかとも思う。
だから、お前の答えを聞いて考えた。
鬼役とかそれ以外とかじゃなく。
ただ、個人としての信頼関係が欲しい。
[探しに来たわけじゃない。
そういう彼に、真正面から心を告げた。そして、]
取りあえず、腹が減ってここに来たんだろ?
何がいいか分からないなら……
[くるりと8thに背を向ける。
4thにも9thにも、ひどく無防備な姿勢になっただろうが]
──…ここら辺でどうだ?
[適当に棚を漁って、
バランス栄養食とやら書かれたクッキーを、
ぽいぽいと彼らへ放った。デンゴにも放る。
味は試してないが、きっとそう悪くないだろう。]
明るくなったら、上にも行ってみるといい。
丸い食べ物の味は悪くない。
[大真面目にたこ焼きを勧めておく。そして、]
情報も交流のうちだろ?
…信頼するなら、まずは交流しておかないとな。
[振り返って、8thに向け*笑った*]
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