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[今日も変装をして、『イヴの時間』を訪れる。]
『当店内では人間とロボットの区別をしません。
ご来店の皆さまもご協力ください。
ルールを守って楽しいひと時を』
[点滅する電光掲示板をみて、サングラスをずらした。
黒くて丸い目をぱちぱちとさせた。]
…… なん、だろう。
僕、 胸が ドキドキする よ。
胸さわぎ って言う の か な。
[イヴの時間に通うようになって、喫茶店の隅っこで、耳にした噂。
新聞やテレビでもやっている、倫理委員会の活動の話。
あのふわふわの金髪の喫茶店のマスターは、ネギヤさんと言うもちもちした男性の心配をしていて。大きなサイズの下着が入ったバッグの落とし物が見付かって、持ち主はその日のお店にいなくて。
そして、今日は──。]
マ、マ、ま、……マスター。
あ、の イブレンドと、
[また、隅っこの席に座り、メニューの中から食べ物を選ぼうとする。]
あ。甘くて、美味しいもの
あ、あります、か……?
[サングラスはサイズが合っていないのか、入口でずれたままだ。ポルテにぎこちなく、へらっと微笑もうとした。]
[今日も、隅っこで、じっと、家に居る時のように目立たないようにしていようと思っていたのだけど。意を決したように、ナオに話し掛ける。]
あ、 あの…
お、おねえさ、んは、
誰か、 心配な の …… か な。
ぼ、僕、は、
もしかして、ココに来るかもしれない
こ、来ないかもしれない
だ、大事な友達が、し、心配 で、
……ず、ずっと。
[言ってしまってから、サングラスを落として、真っ赤な顔で元の席に戻る。慌てて座った所為で、トランプのタワーがハラハラと崩れて、あわああと言う情けない声をあげてしまった**。]
[端末に踊る電子文字は変わらず、持ち主の気持ちなど構わず交差する。]
今日は…あの物静かな男の人か。
[連れ去られた人物の名を確認して。]
集めてどうするんだろうね?
[困ったような曖昧な微笑みを浮かべた。]
うん、少し昔の父さんに似てたね。物静かそうな所が。
[言葉は交わす事はなかったけれど。居住まいが昔の記憶と重なった。]
[まだ、アンドロイドが今日のように普及していなかった頃。
セイジとハツネの父は、腕の良い人形師だった。
アンドロイドも、人形と同じく人の喜びに添い、悲しみを和らげる存在で有って欲しいと、新たな誕生を喜んでいた。
後のドリ系の走りとなる、一部の心無い信仰者に母を、家族を傷つけられるまでは。]
――だからといって、倫理委員会の全てが許される事でもないけれどね?
でも、僕等が中に入ることによって……
なんて、夢物語かな?
ねぇ? ハツネ。
[感傷的に記憶を辿るも、喫茶店の前に立つとまた普段の顔。]
――え?
彼が出入り禁止に?
だけど調査は続けろと。
[手のひらの端末に、新たな情報に驚くもまた一瞬の内。]
言うんだよね?
[冷たい視線を投げかけ、ドアを開ける*]
こんにちは。
−イヴの時間・事務室−
[少しだけカウンターを抜け出し、事務室へ。
部屋には数台の端末に明かりが灯り、その一台あ置いてある机に座る。
ディスプレイには暗号めいた文章が広がり、その中には何かしらのレポートのような電子メールが開かれていた]
・・・・・・そう、あの子が。
[どこから送られてきたのか。そこには先日まで店に出入りしていたギンスイが倫理委員会の人間で、グリタという昨日忠告をしてくれた男性が倫理委員会で今日から取り調べを受けている事が書かれていた]
[カタカタとキーボードを叩き返事の文章を書き上げていく]
『ご連絡有難うございます、お嬢様。
でも油断は禁物ですね。まだ「イヴの時間」は本来の目的を遂げていませんし。
また新しい情報ございましたらよろしくお願いします。私のほうでも気がついたことがあればご相談させて頂きます』
[メールの文面を読み返し、問題なしと判断してから暗号化処理を行って送信した]
無実って…
[モミジの言葉に驚いたように少しだけ目をまたたかせる]
あぁ、そっか
必要以上にアンドロイドに感情を持たない人だったら…
---でもさ、
[目を伏せがちにモミジに尋ねる]
もしも
ロボット法違反の容疑で捕まった人がアンドロイドだったらどうなるの?
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