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それはともかくとして、だ。
するってーと、アンちゃんやケンもあたしと同じよーに、そこらをふよふよしてるのかね。
体が冷たくなってて、こーやって意識が外へ抜け出してるってことは、つまり死んでるってことになるんだけども、なーんか死んだ気はしないんだよね。いや、死んだことないからわかんないけど。所持金半分になってもいいから、教会で生き返ったりできないかなー。
冷蔵庫のりんごゼリー、賞味期限いつまでだっけか……。
――茶屋――
[なるべく雨を避けて移動してもやはり体はいくらか雨に濡れる。茶屋の老婆が濡れた体をタオルで拭いてくれるのは雨の日にはよくある出来事]
なぁ〜う?
[きょろ。きょろり。
と茶屋の中を見れば、老婆はご主人は忙しいようだねと、今はヘイケも出かけているから遊んでもらうのは無理かもしれない、そのような事を猫に話し、そろそろお腹のすく時間かと、甘納豆を数粒分けてくれる。空腹の猫がそれに口をつけるのを確認すれば老婆は再び店の奥へと戻っていく]
………
[こくり、と口の中の甘納豆を飲み下すと、老婆が戻っていったのとは別の方向……店の中の一点をじーっと見つめた]
なぁう?
その貝殻も夢の産物だったりとかする?
[何気なく尋ねながら]
私が床屋じゃなくて記者だったら解決できるのになー。
[わざと冗談めかして言う]
うん、この村で……割と最近……
[もどかしげにしばらく考え込んでいたが]
あ、そうだ!夏祭りのときに!
神輿の飾りにあんなのがついてなかった?
山奥の村なのに貝殻って不思議だって、[告げ人 アン]と話してて。
―校長宅でのこと―
[起こされた後は、アンの通夜の様子を見るばかりであった。当のアンは何処に行ったのか、今この場に確認することはできない。通夜開場である自宅にやってくる村人達の口から出るケンやナオの話題も、自然と耳に入ってくる訳で]
アンさんだけじゃなくて、ケンさんやナオさんまで……??
おかしいお亡くなりかたをしているって、どういうことですかにゃあ?皆さん、ご主人、もっと詳しいところお願いしますにゃ!……とか言っても人間さん達にはわからないですかにゃあ。
うーん……皆さんのお話内容から組み合わせると、
ナオさんが茶屋で突然消えて、校庭で見つかった、
ケンさんはアンさんのお体を迎えに行ったあの吊橋で突然倒れてしまい……
アンさんとナオさんは雷さんに打たれたような感じなのに傷ひとつない、不自然だということですかにゃあ。
ナオさんももしかして、アンさんみたいにどこかにいるかも……?
んなぁ〜う!
[見つめていた一点のほうへ、とてとて歩む。
ぐるり。と一周小さな円で囲んで]
にゃあ〜う。
[ちょこん、と円の中心を向いて座った]
いやね。
アンとそっくりの教師がいたというのなら
両者が親子で
逃げるついでに母の行方を突き止めるために
この村まで来て
[エネルギー切れ]
[木箱に頬つけたまま鍵をまさぐると、鉄のにおいがした]
校長先生も、鍵知らないって言うなら。
どこなのかな。
[左手を口元に運び、親指の爪を噛んだ]
鍵……
……むむ。
[猫は、とてとてとこちらへ近づいてくる。足もとをぐるりと一周すると、顔を見上げてひと声鳴いた]
これは!見えているのかライデン!
もといウミちゃん!
ってかこれ……くれるの?
[足もとに置かれた、丸々と美味しそうな栗甘納豆に、ついつい手が伸びた。
しかし掴めない!]
くっ……ウミちゃん、お食べ……
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