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でもさ、実際遭った人が居ると聞くとさ、
[脂の乗った細肉は美味しそうに口に収まる]
やっぱり噂は都市伝説じゃなかったんだって。
思いたくもなるよねー?
[もし遭えたなら。
貴方ならどうする? と併せて問いかけて**]
や、こいつは気がつかなくてすまんね。
[客用のガラスの灰皿をテンマの前に置き]
ちょいと失敬。
[自分はコーヒーの空き缶に、飲みかけていた茶を少し入れると、ポケットから黄色い箱のたばこを取り出した。]
[自分のくゆらす紫煙にわずかに目をすがめながら]
孤独な思い出ねぇ。
──餓鬼の時分に、悪さしたのがばれて、おふくろに閉め出し食らったとかいうのはあるかな。
[至極まじめな顔と口振りである。]
[白い息を吐いて、少女が焼き鳥屋の暖簾を潜る。
今日は一人連れ。]
……。
[>>22赤いほっぺの同性を見つけて、
許可も得ずに横にちょこんと座る。]
――すなぎも。
[何食わぬ顔で、店主に注文した]
他人の心は見えない、とは言いますが…
…しらふで肴にするなんて、
探偵さんもお人が悪いですよ。
[ネギヤのことか自身の「想い」か――
いずれにせよ、背広姿は笑ってみせる。
程無く室内に揺蕩う紫煙二本、ゆらりゆらり。]
孤独と言うか、空腹と寒さが先に立ちそうなお話ですね。
…どんな悪さをなさったんです?
[>>23 レンの姿も認めて、ふんわりと笑みだけで挨拶。
何時かの如くメニューを真剣に見て、]
……。ビール!
[色々と勢いに任せる]
[テンマの心づくしの手土産を、事務所の隅の古ぼけた冷蔵庫に入れながら]
こいつは、ここの先代の頃からの現役でねぇ。
この事務所の屋号の「萬屋」ってのも、先代から譲り受けたのさ。
時代劇の好きな御仁でねえ。
[ニヤリと笑う。]
[散々自由にしたあとではあるけれど、
邪魔しないように二人の顔を交互に見たりなどして]
……。
[大人しく話を聞いている]
あー……何回か、んな事があったからなあ。
昔、うちの近所にデカい空き家があってだな。ちょいちょいそこに探検しにいってたんだわ。
空き家のままのうちはまあよかったんだが、ある日借り手が決まって、職人さんやら引っ越し業者やらが出入りしだしてな。
そこへ学校帰りにいつものごとく忍び込んだら、たまたまいた大工に見付かってえらい剣幕で怒鳴られた。慌てて逃げ出して、うちに帰ったら、家主から苦情がきた後でな。
いやあ、あの時は参った。
― 探偵事務所 ―
昔の家電製品は、長くもつそうですね。
上司に言われて、わざわざ中古を
探す羽目になったことがありますよ。
[見遣る冷蔵庫は、無骨なつくりの其れ。
屋号の謂れは暫し記憶をつたなく手繰り寄せ――]
萬屋と言いますと…
ええと、『旗本退屈男』でしたっけ…?
[そんな話をしながら、椅子にかけたジャンパーを羽織り、帽子を手にとって]
入れてもらえた後にも、おふくろに、「あんたを盗っ人紛いに育てた覚えはないよ」って、大目玉食らったねえ。
さて、焼鳥屋探検の支度は出来ましたぜ。
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