211 緋の宴― 人を喰らうや、鬼殺めるや ―
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[扉に近づき観察する視線の先に、ドロテアの死顔も見えた。
メイドと同じく人形のように淡々としていたものではなく、穏やかに微笑んでいるような顔]
アルマウェル殿、ドロテア殿のお顔は見ましたか。
大広間で拝見したのとは随分と違う。
あの時居なかった人物の前ならば或いは、というのは考えすぎでしょうか。
それほどの間柄だと。
何かに追い詰められた結果であったら。
[>>36瞬きするアルマウェルに言葉を重ね、思いついた状況を口にする。似たような例を見たことがあるので可能性を高く見ていた]
(38) 2021/10/13(水) 01:24:17[三階]
はい。何をされるか分かりません。
ここで止めておきたいのですが。
[黒服の力量は計り知れない。これならやはり分かりやすい武器を持ってきておくべきだったかと考え。
いざとなったら護身道具と称して隠し刃を使おうと、自分の足先に意識を向けた**]
(39) 2021/10/13(水) 01:26:31[三階]
漂泊民 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/13(水) 01:29:35
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(10/13 01:29)
[アルマウェル>>36の言葉にそういやそうだったと思い返し。
物騒なことを言っていた人がさらに物騒になってないか、と眉を寄せる。
イェンニ>>39の懸念もわからないでもなく]
暴れられると厄介かもな。
[扉近くで固まっているよりはとはなれてみたが。
いっそ封鎖してしまうほうがいいかと悩む*]
(40) 2021/10/13(水) 21:32:25[三階]
情報屋 カウコが接続メモを更新しました。(10/13 21:32)
[>>31さきほど、なにかいやな感じを覚えた。
それがなにかはわからないけれど。
アルマウェルの傍から離れたいと無意識に動いていた]
(*7) 2021/10/13(水) 22:03:32
……お嬢さんの顔?
[イェンニの言葉>>38に、改めて寝台の方を見る。
はっきりとは見えないが、確かに、最初に見た時の無表情さとは違って見えた]
……あー……そういう可能性も、無きにしも非ず、だよねえ。
[長逗留していたという黒服の客。
こちらの知らぬ何かがあっても不思議はないが]
いずれにしても、大人しくしててくれれば……って感じかね。
[もし、そうならなければ、というのは自身にもあるから。
向けるのは、同意の頷き。*]
(41) 2021/10/13(水) 22:08:28[三階・廊下]
運び屋 アルマウェルが接続メモを更新しました。(10/13 22:08)
[廊下で交わされる言葉は、どれほど届いているのか。
物騒な呟きを繰り返していた黒衣は突然、扉の方を振り返った]
「……ころさなきゃ、ころさなきゃ」
「ぜんぶ」
「ころさなきゃ」
「そして……」
[続いた言葉は、音にはならず。
黒衣は部屋の外へ向けて動き出し。
扉の前が塞がっていると見て取ると、あああああ! と奇声を発しつつ、それまでとは打って変わった勢いで走り出した。*]
(42) 2021/10/13(水) 22:13:17[三階・主の寝室]
/*
暴れられると厄介、という流れになって来たので、暴れる事にしました(ぉぃ
(-1) 2021/10/13(水) 22:13:56
……ああ、ほんとそれ……。
[暴れられると厄介。>>40
聞こえたそれはまるっと同意なので、カウコの方を振り返って頷きひとつ。
直後にまた、妙な影がちらついたような気がして瞬いた。
そんな、完全に気が逸れた一瞬の隙。
それをついた……と言えるかどうかは定かではないが]
なんっ……!
[奇声を上げて走り出す黒服。>>42
突然の事に何かするのも間に合わず、外に飛び出すのを阻む事はできなかった。*]
(43) 2021/10/13(水) 22:22:50[三階・廊下]
[アルマウェル>>43の同意が聞こえたのと、奇声>>42が聞こえたのが同時で。
外に飛び出してきた黒衣が階段へと向かってくる]
うわっ、ちょ……っ!
[地下に行かれた面倒だといったばかりなのに、飛び出してきたことに舌打ちしたい気分で。
服だけでもつかめないかと手を伸ばして、はためく黒衣をつかもうとした*]
(44) 2021/10/13(水) 22:32:43[三階]
漂泊民 イェンニが接続メモを更新しました。(10/13 22:33)
ですよね。
[>>41>>40大人しいままなら良いが、暴れられたら厄介だ。意見の一致を見て、部屋を封鎖しようと扉の前から下がったその時だった。
>>42いきなり振り返り、奇声を発して走り出した黒服は予想外に素早く、アルマウェルの横もすり抜けてきた]
いきなり、っ。
[動きが読めず、急所は狙えない。
>>44カウコがマントを掴もうとするのが見えて、とにかく一度動きを止められたらと、足払いを仕掛けた*]
(45) 2021/10/13(水) 22:53:29[三階]
[前しか見ていなかった黒衣は、仕掛けられた足払い>>45に対応できず、その場に転がる。
それと前後して伸ばされた手>>44は、ふわりと翻るマントを掴んでいた。
黒衣は相変わらず奇声を上げながら床の上を転がり、弾みでマントの留め具が外れて黒が大きく翻る。
先ほどまで引き被られていたマントの下から現れたのは、お世辞にも血色がいいとは言えない若い男の顔。
その顔かたちは、どことなく黒衣の娘と似ていた]
「…………じゃま、しない、で」
「ころさないと、ころさないと……!」
[息を弾ませながらそう言った男は半ば這うようにしつつ、階段へと向かう。*]
(46) 2021/10/13(水) 23:02:46[三階・主の寝室]
……お見事。
[思わず上がった声は、見事な足払い>>45への賛辞。
とはいえ、事態はそれどころではなく]
ちょっと待った、そのまま行ったら落ちるぞ!?
[どう見ても階段に頭から突っ込んで行きそうな様子に上ずった声を上げ。
とにかく、動きを抑えなくてはと駆け寄り手を伸ばした。*]
(47) 2021/10/13(水) 23:04:33[三階・廊下]
[足払いを受けて倒れた男>>46の黒衣をつかんだが、引き留めるには少々足らず。
階段へと向かいながら口にしている不穏な言葉に、手にした黒衣を引き寄せようとしたが、
留め具が外れたせいかはぎとるだけで抑止力にはならず]
くそっ
[殺さなきゃ、と繰り返す男をいっそ階段から突き落とすかと考え。
駆け寄るアルマウェル>>47が手を伸ばすのを見ていた*]
(48) 2021/10/13(水) 23:14:25[三階]
似ている。
[>>46マントの下から現れた男の顔を見て小さく呟く。
>>47男の動きを読むことに集中して、賛辞に反応することはなかった。このまま階下へ蹴り落とすのもありかと、そちらには意識を向けつつ]
誰を殺すつもりですか。
[相変わらず物騒な呟きだが、階段に向かう動きはこの場の誰かを狙っているようにも見えず。
少しでも会話が成立するならと、追撃は入れずに問いを投げた*]
(49) 2021/10/13(水) 23:28:20[三階]
[向けられた問い>>49に、男はひとつ、瞬く]
「……みんな。ころして」
「こんど、こそ」
「おわり、に……!」
[叫ぶように言い放った所に伸ばされる手。>>47
それから逃れるように身をよじったものの、その先には床はなかった]
「あ、」
[結果的に、頭から突っ込む、という事はなかったものの。
黒衣は勢いよく、階段を転げ落ち――踊り場で、動きを止めた。*]
(50) 2021/10/13(水) 23:36:31[階段]
世捨て人 マフテからの伝書は、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2021/10/13(水) 23:38:19
[イェンニの問いかけに男が叫ぶ。
皆殺しを意味するそれに眉を顰め]
やばい奴だった。
[ぼそりと呟き。
けり落とすかと近寄るのと、アルマウェルの手から逃げようとした男が階段から落ちるのとは同時だった。
音を立てて転げ落ち、踊り場で動かなくなる様子を見ながら]
……、地下からなんかもってきて、息の根とめとくか?
[気絶したのか、ケガで動けないのか。
そこの判断をするために、近寄りながらふと思いついてつぶやいた*]
(51) 2021/10/13(水) 23:51:52[三階]
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