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―回想・メイの家―
[雪の振る寒い夜―――本当に寒い夜だった]
うぅ・・・寒い、寒いよぅ。
こんなんじゃ凍えちゃうなぁ・・・はぁ、こんな日は一人暮らしってのを自覚しちゃうなぁ。
[壁に立て掛けてある、今は亡き父と母が描かれた額縁入りの絵を見ながら呟く]
・・・お父さん・・・お母さん・・・
ハハハ、少し・・・寂しくなってきちゃった。 こういう時は人肌が恋しいって言うんだよね。
一人は・・・嫌だな。
[扉の外に人の気配を感じる]
あれ、こんな時間にどちら様?
誰でもいいや、丁度誰かとお話でも何でもしたかったんだ! いらっしゃい〜。
[――――――――ここで、記憶が途切れている]
[ユージーンのゆっくりとした喋りを我慢強く聞いて、残念そうに小首をかしげる]
自分が駄目で恥ずかしいって事ね?
人目なんか放っておけばいいのに、つまらないわ。
[喋りながらも緩やかに踊り続け]
あの人も下手だから恥ずかしいって言っていつも尻ごみして…。
あの人…って、誰…?
僕、……は。
[分からない。][殺してやる。]
[コロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル]
………、…?
[ぐらりと頭が揺れた。]
……チャンス…。
[聞こえた単語を、復唱しながら、
かくり、と、男は首を横に傾ぐ。]
……、
…さあ…、
どうなんでしょうかね。
[ぼそぼそと──感慨もなく口の中呟くのは疑問。]
… そうじゃないかもしれませんし、
そうともいえるかもしれません。
[男の言葉は曖昧に続く]
書生さんは…、
なんか、
やりたいこと、あるんですか。
[質問の言葉はどうでもいいことを尋ねるような調子でもあり]
……
[そうして返事が返るよりまえ、
名乗った名前を呼ぶ声に一瞬の間をあけ]
…── はい。
[応じるより、そうです。と、肯定するような声で、
男は、相手に返事をひとつ返した。]
―途切れた記憶―
ゴホッ・・・なん・・・で・・・?
[血―――自らを紅く染め上げる]
わた・・・信・・・て・・・たの・・・に・・・
ハハ・・・私・・・バカ・・・だ・・・ね・・・ゴホッ
[闇―――視界を黒く染めていく]
一人・・・嫌・・・だ・・・な・・・
[―――――死―――――闇――――]
―少し前―
>>17 やあ、踊り子さん。この曲は「棲裏羅悪」って言うんですよー。
あっはっは、二人とも上手上手ー。
踊り子さんはJJみたいで格好いいし、墓守さんは「本物」っぽいですよー!
[同じ方向に軽く曲げた手を上げ、右へ左へと少し外また気味に踊るキャロルとユージーンを見ている。]
やめ、ろよ。
……その演奏。やめろよ。
やめてくれ、聞きたく…ない…ッ!!
[それでも、踊る二人の様子から目を外せない。
キャロルの衣が、宙に翻って──]
………。
[耳に手を当てる。
そして元凶とでもいうように、コーネリアスを*睨みつけた*]
書生さん、この曲嫌いだったのかなー…。
(「やめてくれ…!」
でもあの顔は…。
あの顔は―いや、あの表情を前にどこかで見たことがある。)
―今となってはいつか解らない時―
「君の…、弟みたいに思っていた君のために。
せめて僕の竪琴で送らせてくれ。」
(そう言った、あの男は誰だ?
真夜中の、窓ガラスに映った石像のような、あの顔は誰の物だ?
そしてその時、彼は何と答えた?)
―少し前―
>>50 んー、墓守さん?
物騒?なんのことー?
[一瞬前の出来事など知らぬげに、にこにこと墓守を見詰めている。]**
だって。
今度は──…今度、は。
[言葉の先、思考がすり抜ける。
酷い頭痛を堪える表情で、額に指先を当てた。]
──チャンス、だ。
[そうすれば][──消えてしまえ]
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