情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
あいつが、あんなのことを言い出して─…
[そうして、ギルバートをも睨みつける。
人狼の対策をと、言い出したのは誰だった?]
──…あんなことが、なかった、ら。
[純白のドレス。小さなセーター。
温度を持たぬはずの手が、白く揺り椅子の背を掴む。]
―回想 いつかのどこかで―
――さて、今日の仕事はこの辺で良いだろうね。
逃げる者を路地に追いつめて、だなんてのは性には合わんが・・・。
生きるためだからしかたがあるまい。恨まんでおくれよ?
ただ、明日はもっとまともな仕事にありつける事を祈ろう・・・。
――ふぅ、このような仕事は嫌なものだ。
しかし、いつもどんなに大きく賑やかな街でもこの仕事は必ずある。
・・・世界というものはこのようなものだったのか・・・。
――・・・なんだろうね。
恨みもなく見知らぬ人間を追い詰め、そして得る物は幾らかの路銀と、残された者の恨み・・・。
どれだけの恨みをかったのだろう。どれだけの怨念を得たのだろう。
だが・・・、もう何も感じない。・・・私は狂ってしまったのだろうかね?
・・・故郷へ、帰ろう。
狂いきってしまわないうちに。
―回想 終わり―
―現在 集会所―
[悪夢でうなされ、疲れきってはいつつも
自分の部屋から降りてくる]
はは、異性恐怖症で多人数の場所ではまともに喋る事も出来ない私なのに、
毎日のようにこの場所に居る。
家庭を求めていた名残だろうかね?
[集会所に入り、いつもの騒がしい声と、いつも居た小さい揺り椅子の主が
居ない事に気づく]
・・・メイ君?・・・語り部殿?
おかしいね。あの二人は方やその存在感と、方や安心感で大体居ると分かるのだが・・・。
・・・我々は死人、ここはあの世、つまり・・・そういう事、か?
[デボラが掛けていた揺り椅子を、ゆらゆらと僅かにゆらし]
―少し前―
[>>27 以前には決して見ることのできなかった、睦ましげな親子に、これまでのようににこりと微笑むが、>>29墓守の言葉にふとひっかかりを感じて眉を曇らせる。
だが一瞬後、にやりといたずらっぽく微笑むとこう答えた。]
>>2:119「ある。と思えば、そこにある。」
と、言ったのはあなた自身でしょう、ユージーンさん。
私は私なりの見方を信じるだけだ。それは、たぶんあなたも。
[週に数度、同じ食卓を囲んでいた顔を眺める。
(「ぼっちゃん」は止めてくれと、何度も頼んだものだった。私は彼を、その職業を尊敬していたんだ。)
はて?
[ほろりと、無意識な疑問。]
あなたのことは、誰が埋葬したのでしょうね…?
―現在―
ハーヴェイ!
(取り乱した青年をなだめるように強く抱きしめる。
今はぐったりとしたその体に、無心に「ごめんな、ごめんな」と口にしようとして、それは何に対した詫びかとふと我に帰る。
その視線を辿ると…)
流れ者?
(「旅」
私と彼との共通項だ―。)
『なんだ、同郷かぁ?!』
(豪放な笑い声が耳に蘇る。)
私が、彼を…いや、彼と村に―?**
離…ッ…!
[小さな声で囁かれる謝罪を聞かぬようにして、突き放す。
痛みを堪えるような表情で、口元に手を当てる。
そうして室内を見渡し、ごく小さく呟いた。]
──…消えてしまえ。
[すべて]
[一瞬視線が走ったのは、穏やかな父娘の姿。
その時だけ、僅かに表情が揺らぐ。]
───…なら……まえば、いい。
[そうして、人々に背を向けて階段へと*踵を返した*]
おれが、
教会に埋めたんは、
一番最初に、食い殺されたアーヴァインの旦那を。
それから、おちびのお嬢さんに、
仕立て屋の旦那さんに──、
デボラの婆さんに、
…、…書生さんに。
[男は、覚えている死の順をぼそぼそとした声で並べて]
そいで、
─小さな部屋─
[半ば逃げるように階段をあがり、小さな部屋へと入る。
窓の外に楡の木が見える。
懐かしい、あの部屋だ。]
(──…キャロル)
[やはり、名を呼ぶ声は音にならないまま。
渡し損ねたままの、小さな紙切れを握りしめた**]
[>>54の不吉なリストに眉をひそめ]
――じゃあ私は?私はハーヴェイよりも先に死んだはずなのに…――
私の 死体は 見つからなかったの かしら。
――倒れ伏したその体に後から後から降り積もる冷たい雪が、隠してしまったせいかもしれない。喉元を食いやぶった黒い影は、私を見下ろしてにやりと笑ったから、私が死んだ事に間違いはない。――
…時間がないのね。ええ、時間がないわ!
父さん、待っててね?私準備してくるから、ここで待ってて、先に消えてしまわないでね?!
[最後に強くヒューバートを抱きしめると、白いドレスとヴェールを大事に抱え、2階の部屋に駆け上がって行く。ドレス姿を父親に見せる為に]
[何故か存在する自室にそっくりな部屋に駆け込むと、服を着替え、髪を結い、綺麗に化粧を施した]
父さんのドレス着られるなんて思ってなかったわ。
[繊細な刺しゅうを優しく撫で]
子供の頃は他人の為に綺麗な服を仕立てる父さんがなんだか悔しかった。
意地を張ってそっけない服ばっかり着てたっけ…。
私にも作ってって…素直に言えば良かったな。
[目じりに浮かぶ涙を指先でぬぐい]
いけないいけない、お化粧が崩れちゃう。
[ドレスとヴェールを身に纏い、準備が整った姿を見せに階段を下りて行く]
―父はなんと声をかけてくれるだろう?あの人は私を思い出してくれるのかしら?**―
>>51 ―――っっ!
ハーヴェイ!!
[突き飛ばされて、追いかけようとするが足はそのまま止まってしまう。]
(解らない…。
彼が怒りを感じているのは、私が流れ者を連れて来たことなのか、それとも私の帰還自体になのか…?)
[去り際の書生の気迫に触れ、ここで新たな、根本的な疑問。]
そもそもなぜ私は彼を処刑した…?
それは謂れの無い事ではないはず。
―回想―
>>27キャロル
許すもなにも……お前は何も悪くない。
気負うことなどなにもないんだ。
『大好き』……か。
メイは…あの子は…あの子の願ったこととは…なんだったのだろうな。
[彼女の愛用のカップ見やり、独り呟く]
……ああ、そうだな。きっと天国へ……。
[何かが胸つっかかる。
『何も悪いことしてないもの』―――本当にそうだったか?]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了