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[>>43手を伸ばして鬼のサングラスに指紋をつける]
そう。
あなた、まだ子供だったのね……。
[こく、と頷き。いつも以上に澄ました顔で]
良いわ。今日はお姉さんがおごってあげる。
空き家や廃屋は、
なぜか子供の浪漫ですね。
大工さんと親御さん、
二重に叱られてはかないませんが…
[いつしか寛いだ心地で話していた。
探偵の支度が整えば、そんな自覚もして]
…はい、
では繰り出すとしましょうか。
[三本めの煙草を、灰皿にそっと躙り消す。]
……大人の返しだわ。腕をあげたようね。
[不思議なノリを周囲に漂わせる少女だった]
普通の大人なら、この流れで完璧に私にご飯をおごるように仕向けられるはずだったのに。
良いわ。強敵として認めるわ。
幼い頃、父の昔語りに
聞いた名前ばかりですね。
[世代のずれも楽しむ態で、
気さくな探偵と話しながら階段を降りる。
かん、かん、かん――――]
…ああ、そうだ。
[ふと立ち止まって、振り返る。]
お母さまには、盗っ人紛いなんて
言われたのかもしれませんが。
…もしかすると逆に、
その空き家へ
置いてきてしまったものがあったりしませんか?
[不意の尋ねは
「なんとなく、ですよ」の一言に*紛れさせ*。]
置いてきた もの?
[考えもした事はなかった。
が]
──どうだったっけなあ……。
[階段を降りながら、しばし考え込む様子であった。**]
[階段の下から、探偵を見上げる。
通りに出るまでは、彼の思索を妨げず黙っていた。]
…
そういえば父は、拝一刀の姓を
お↓が→み→って発音していてですね。
お↑が↓み→じゃないの、って
言い張る母とよく論争をしてましたっけ…
[空気が変わると、ようやく朧げに思い出す
『子連れ狼』の主役に紐付く他愛ない話を。
やがて見えてくるのは、先ゆく編集者の*背中*]
拝のイントネーションか?
[しばし、口の中でぶつぶつと繰り返し]
お が み が、 ̄ ― _ って感じになるなあ。
ありゃ、劇中ではどう言ってたんだったんかね。
[ビデオでも借りて確かめてみようか、などと考えているうちに]
よう、真・ヒゲのおっさんじゃないか。
[先日酔った女に絡まれていた男に出会った。**]
[焼き鳥屋へ向かう途上に編集者と合流し。
足止める彼の呟きに背広姿は柔く目を細める]
ネギヤさんが思い出屋にって聞いたとき、
真っ先に、思いました。
願いは秘めておくものかもしれないな って。
[続いて、…ふ、と吐く息は口元も笑ませた。]
…もしそれが条件なら、
僕などは真っ先にアウトなんでしょうねえ。
…確かめてしまうまでは、
憶えていることが――思い出が、真実。
そういうことなのかもしれません。
[探偵とのイントネーション話はそう括り]
こんばんは。
ああ、やっぱり皆さんお揃いだ――
[薄ら煙い店内に見える面々へと、挨拶。
コートを脱ぎながら席を定める背広姿*。]
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