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どうもご苦労様です。
えっと……
[白兎被害者同盟?として軽く頭を下げる。
改めて名前を聞けたら、簡単な状況説明開始]
俺の方は訳分からんままなんですが。
変化はありました。コレ捕まえたら、ひとつだけこの花の色が変わって。
[掌開いて綿毛を見せて、近くの鈍色を指差しながら説明する]
[丘を下る我邑を見送った後、自分は反対側へと踵を返す]
にしてもなぁ……。
[宛てなく歩きつつ、ふと浮かんだ疑問を実際の声にも出す]
前は……時計が壊れかけたとか壊れたとか言ってたけど。
今回はそも、何が起きてこーなったんだ、あいつ?
[前に巻き込まれた時に聞こえた時計の音は聞こえなかった。
その辺りもなんか違うような気がして]
……っと、そう言えば、と。
[ふと思い出して取り出したのはスマホ。
表示は予想通りのぐちゃぐちゃで]
あー……でも、通話とかメールとか以外は生きてんのか……って、おう、ミュージック生きてる。
[すげぇ、と思いつつ気晴らし兼ねてランダム再生。
流れるのは、生き生きとした声音の男性ボーカルと、楽し気にそれに沿う旋律。
以前、担当していた患者から教えてもらったバンド。
まだメジャーデビューには至っていないらしいが、それでも結構人気があるとは聞いていた。**]
[柴ポメが焼き芋にありつけたかどうかはさておき]
あ、そーだ!
他の人探しに行きません?
[話がひと段落した辺りで、そう切り出した*]
[片岡の言葉>>54に浮かぶのは、やはり分かり辛い苦笑。
そこは性格の違いと言えそうだ]
……保護団体の人達も良い人達ばかりなんだけどな。
[動物が良い人が分かる、というのにはそんな感想を一つ。
焼き芋のことになると、少し考え込んで]
…一欠けらくらいなら。
小さいものでも、半分は多いと思う。
[本当は半分くらいなら食べられるだろうが、多くは食べさせない方が良いと考えているための言葉。
提示した分を分けてもらえるなら、その分を与えることは出来るが、人の手を介して食べることには抵抗を示すだろう。
その辺りはまだ人を警戒してしまう柴ポメだった]
[伸ばした手を避けるように、ふわりと綿毛が浮き上がる。
ちょっとした空気の動きに乗るような動きの変化に、伸ばした手を引いた]
……欠片を、集めるのもなかなか難しいようだしな。
[他にも人がいるだろうと考えた理由を言外に示す*]
[耳を澄ませば聞こえる程度のボリュームで曲を流しつつ、ふらりと歩く。
その目の前をまた、綿毛がふわっと過った]
………………。
……お。
[先はするっと逃げられたけれど。
今度の綿毛は、ふわっと手の中に納まった。
そのまま、飛び立つ様子もなく手の中でころころとしている。
それと同時に、足元に咲いていたトケイソウが鮮やかな色彩を取り戻した]
……おう戻った……って。
[小さく呟いて、手の中のふわふわと、足元の花を見比べて]
そーいや、今回はあれだな。
鍵とか螺子とか言われてねーな。
[そこからしてなんか違うのか? なんて。
ちょっと思っては見たが、答えは出なかった。*]
うーむ……
良い人だけが理由じゃないとしたら……一目惚れとか?
[適当なことを言っているようで割と真面目な顔だった]
一欠け……こんくらい?
[さきほど丸齧りされかけた一本を適当な大きさに割る。
そうして小さい方を犬へと差し出してみるが、そっぽを向かれてしまった]
ありゃ?
……あーそっか、ズイハラさんじゃないとイヤってコト?
じゃ、これどーぞ。残りも食べちゃっていいっすよー。
[小さい方だけでなく、残りも合わせて随原に渡そうとした]
あっ、ちょっ……あー。
[欠片はこちらの手もすり抜けて、そのままふわっと消えてしまった。
残念そうな顔をしながら手を引っ込める]
そっか、いっぱいいればその分早く集まりそうですもんね。
その辺うろうろしてたら会えっかなー。
[と言いつつ、早くも動き出そうと*]
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