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[魔女と少女を乗せた箒は最上階の部屋を目指して宙を舞う。飛ぶ。
早すぎないように注意をはらいつつ、けれどある程度のスピード感と景色を楽しめる速さで。]
[途中箒の先に止まった青い蝶を見ておや、と微笑み。明かりを灯した通路を進んで行けば窓から夜空へと舞い。
夜の森と夜空を背負い、最上階へと飛んで行く。]
どうだい、お嬢ちゃん?
[と声を掛ければまだ名前を聞いていないことを思い出し]
そういやあお嬢ちゃんの名前はなんていうんだい?
[聞きながらも、景色を楽しみつつ最上階の窓へ向かい夜空を飛ぶ。]
特技?
みんな、もしかしてサーカスみたいなのやるの?
[>>43ムカイの呟きに首を傾げる。
>>44リウが読み上げた文面には更に解せないという顔になり]
何は嘘をつくのやら。
[椅子に腰掛けて、コップの縁を指先でなぞる。
細く高い音が*空気を揺らした*]
[見かけで判断は良くない。
と言うように、>>48の言葉にふるふる首を振っていたが]
…、
[肯定>>46に、静かに笑って頷いた]
でも……思い通りにならないの。
気配を殺したい時に殺せない、出たい時に消えちゃう。
ちゃんと、アンさんの魔法の力を手に入れないと……
[飛びきた鳩が、
みる間に白い紙へ変わり、手元へ落ちる。
それに記された文に目を通した]
ははーん?
この紙ぃ、気品ある気配じゃのう。
温かい料理、ね。
ちょっくら、気合い入れて用意すっかの。
[もう月には目もくれず、
料理人心の燃えるままに台所へと戻って行く*]
? …、。
[似合わない>>49という観点で見たことが無かったので、不思議そうに首を傾げたが。
構わないと言われれば、それで十分だったので、頷き、謝意を篭めてぺこり。
と、尋ねられれ>>50ば、少し申し訳無さそうに眉を下げ。
『話せる ×
通じる △
伝わる ○』
と書き加えた]
そうかい。ルリちゃんか…可愛い名前だね。
[やがて最上階に辿り着けば、魔法で開いた窓へとゆっくりと入り、ふわり、と部屋に舞い降りる。]
喜んでもらえて何よりさね。
[少女ににこり、と微笑み。
いつものように指をぱちん、と鳴らすと、暗かった部屋に明かりや暖炉の火が灯る。
部屋はゆったり寛げるソファーや食事やお茶を楽しめる、白いクロスのひかれたテーブル。窓辺にはそこの野原から土ごと拝借した花が鉢に植えられ、部屋を彩っている。そして、紫の魔女の好む揺り椅子も。
そこは魔法の力を拝借して彩られながらも、決して幻ではない暖かな部屋。]
[陶器の音>>51に、何も言わず目を伏せ。
独り言かと思う呟き>>52には、ちょっと考えてから、困ったように笑って。
けれどゆらり、消えそうになるのを見れば、驚いて近づき、ぺちぺちと痛くない程度に頬を確認のように叩いてみたり。
黒の魔法使いの所在以外は見透かしているように、超然としている魔女をちらり見ると。
眠そげに目をこすると、もそもそと椅子に丸まった*]
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