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耳の形。人によって違うんや。耳たぷも、耳の穴も。
[耳たぷを口に含み、舌で舐めた。いつもより小さな身体を抱き寄せる。
触れる感触が覚えてるのと違う。]
俺は優しかったやろ、エートゥと初めてシた時も。
それに、無理そうなら後ろを使えばいいし?
[髪に触れる手を捉え、近くの空き部屋へ─────]
[───事後。]
エートゥ、お前が裏切り者なら、俺が始末してやるから。
死ぬな。
[汗で額に張り付いた髪を指で払ってやり、耳たぷを軽く噛んでから置き去りにして部屋を出た。
今度こそ、ニューヨークへ。]
[いつまでも現れない0011に業を煮やして単独行動に出る]
まあ、スパイは単独行動が基本だからいいか…。
[そう呟く]
[ニューヨークに着けば、まずはきょぬーのねーちゃんに連絡を取った。]
0020の居場所は探知できているか。0026の時計に発信機とか盗聴器とかついていないのか。
[まだ時計を身につけているかわからないが。]
――私はタシュケントへ向かう機内にいた。
ちょうど海外旅行シーズンとかぶったのが幸いとなり、紛れるには充分な乗客がいた。
今が幸運だからこそ、不幸は目の前で待っている――そんな危機感は私のシャツを汚すことだろう。
そう、その不幸はすぐに訪れた。
油断していたらいつのまにか隣の乗客に肘掛けを奪われてしまったのだ。
私は身を隠すためにエコノミーを選んだことを激しく後悔した。
フライトは、長い――
>>55 0011
ちょっと!遅かったわね…。
[携帯で通話。まるで待ち合わせのカップルが話すかのように]
いつものとこで待ってる。早く来てね。
-落ち合い場所に向かう途中-
[路地の中を進む姿に…]
0020…?
[部下に、尾行するように指示だけして、0011との待ち合わせ場所に]
遅い?パパ(ボスの意)の長話と飛行機の時間に文句を言え。
[携帯にがなりながら、いつもの場所へ。]
よ、ねーちゃん。俺はやっぱりきょぬーじゃない方が好きやって再認識してきたわ。
?
[何のことだか分からない風に]
あっそ。
[とりあわない]
0020らしき姿をみかけたから、部下に尾行させておいたわ。どうも負傷しているみたい。
すぐ追う?
―NY―
[此度のパスポート上の名はWillam。
雑踏に紛れ、[裏倉庫]へと足を向ける。
20の件に関しては知る由も無かった。]
じゃあ、部下に案内させるわ。
わたしは、0043と合流して、敵の方を処理するから。それとも、援護が必要?
[そう言って、部下にカウコを案内させる。すでに0020の居場所はつかんでいるようだ。案内されれば、0020を捕まえることができるだろう]
[それは恋情だったのだろうか。親愛だったのだろうか。両方違ったのかもしれないし、両方だったのかもしれない。
上司から間諜へ愛などない。あるのは実績に依る信用のみ。だからひたすら、それを得ようとした。
得ようとして。その結果が。]
…………、
[歯噛みして、路地から表通りへ。
腕時計は部屋に置いてきた。それでも、あれだけ派手にやってきたのだから、すぐばれるだろう]
……綺麗だね。
[夜空を見上げて、ぽつりと呟いた。
そして、振り向く]
【ボスRP】
[0011とは異なり、0044とは直接は会わない。スピーカーを通じて]
『0044、お疲れだった。まずは身体を休めて、次の任務まで本部近くで静養しておいてくれたまえ』
さてさて。参りましたね。大学、ですか。
[情報収集にいそしんでみたところ、何処かの大学の校長室に何か妙な仕掛けがあるらしいとか、ときどき学校関係者にはとても見えない人が出入りしているとかで。]
昨日のように校長室からどこか隠し部屋へと続く通路かなにかがのびているのかもしれないですね。
……そうすると一人で乗り込むのは少し危険です。
[考えつつもその大学とやらがどの大学かをさらに探ることにする。]
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