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[色々な言葉が、色が、匂いが、ぐるぐると回る]
[……辛うじてレイヨの姿を認め、ごめん、と唇が言葉の形を作り――]
[意識が途切れた]**
[そこまで強く止めたわけではなかったから、クレストが見るというのなら、彼は邪魔をしなかった。
先に階下へと行くヴァルテリに頷いて]
温かい物はおちつきます。
……僕も、すぐ行きます。
[一応、クレストの様子を見る為に、この場から見送る。
それから、中を見る人を見ると、彼の口がなにかを語る。
――慣れていないから、読み取るのは難しい。だけれど、何度か自分の口を動かして]
……ごめん?
[何故そんな言葉を、と。
意識を失った体を見下ろす。
運ばなければと思うものの、彼の力はそこまでない。
困ったように室内を見て、それからだれかくるまで、その場にとどまることになるのだった**]
えぇ、見つからないように。
きっと、疑い合いが始まるのででしょうけれど、
疑われたりしないように。
そして、隠れて出来るだけ沢山、
食べて、力をつけましょう。
[未だ 満ちたままの血の臭いに
自分の裡のどこかに熱を持ったまま
ヴァルテリに、小さく頷いた]
倒れちゃったね。
刺激が強かったかな。
……イェンニ、ほかにも人が来たら教えるから。
[自分はその戸の前で、ほかの人の応対をするつもり**]
[夜半に夢を見ていた。
ひとりの娘の背中が、ゆっくりと遠ざかる。
女はその背を追いかける。
ゆらゆらと白くきれいな光が辺りを満たしている。
追いかけて、追いかけるのに距離は遠くて──、
『 ま っ て 』
そう声を掛けようとした。
けれど音は響かずに、その刹那に夢は破れた]
[階下へと降りたあと。
クレストがたおれた事は知らず。
台所へと向かえばニルスはそこにいただろうか。
居れば上であったことを話す]
さて……
まあとりあえず、湯を沸かすか……
[やかんを火にかけて。
あとは、昨日のスープの残りがあればそれを温める。
ゆっくりと、うごいていた**]
ああ、疑われぬように、の……
[イェンニに声を返し。
倒れた、と言うレイヨの言葉にちらりと上を見上げ**]
イェンニは、嘆いていれば疑われまいて……
刺激…――ですか。
[目覚めた自分は、どこか麻痺したのだろうか
それとも違う種族だと認識した為だろうか
刺激、という言葉の意味が知れるのに時間がかかった]
嗚呼、クレスト様が。
[刺激が強いならば、血にまみれた自分は
クレストを運ぶ手伝いはしない方が良いかもしれない、
きっと血が着くだろうからと彼の記憶を知らずに想い。
ただ彼が目覚めて見ても問題無いよう、
また、ぎゅ、と死体を抱いた]
あ
[そっと、声をのせる]
今の人、なんか、
多分、ごめんね、って言ってたよ。
――…何でってあとで聞いてみようかな。
[ゆるく、口もとに笑みが上ったが、
見る人は、人狼の彼女しかいない。
人がくるころには、その笑みは隠れてしまった**]
はい、ありがとうございます。
[レイヨの言葉に、嬉しそうに頷いて。
続いたヴァルテリの言葉にも頷く気配を返す]
はい。
…本当に、嘆く気持ちは…
あるのですわ。
ですがこれからもきっと、
自分の為に人間を喰らっていくのですから。
解り合えるのは、コエの聞こえる相手だけ。
そういうものなのですわ。
クレスト様が、謝られて?
それは…何故、でしょう。
何か…知っておられるのでしょうか。
[謝る理由は、考えても見つからない。
ただ、何か知って居るのかと思うと
ざわりと胸裡が揺らぎ 不安が頭を擡げる]
[朝、ざわめく気配に身体を起こした。
夢はいつもの不吉な夢。
遠ざかっていく背、ちらと横顔を見た気がした。
胸騒ぎをおさえて身支度をし、恐る恐る扉を開く。
女の部屋は姉妹の部屋のすぐ傍ら、
今は丁度イェンニと共にドロテアを挟むかの形。
だから廊下に溢れる噎せ返るほどの血の匂いは、ひどく、濃い]
あ…、あ。まさか、
[レイヨが中を見ないように言う。
けれどイェンニが中にと聞けば、放っておけない。
お願いと小さく願って覗いた部屋は、異様であった。
血塗れのドロテア、
嘆き悲しむイェンニの姿、
意識を失って倒れ伏すクレストの姿。
呆然とした女の手から杖が離れて、
支えを失った女の身体も床へ崩れる。
長いスカートが場違いなほど、ふわりと床に広がった]
イェンニ…、イェンニ。
[それ以上を言えず、妹を失った彼女の名を呼んだ。
床を這って向かおうとする、その手前に意識を失った男がある。
無意識のように手を伸ばし、クレストの額へと触れた。
息をしている様子に少しほっとして、
そのまま動けずにイェンニへと再び顔を向ける。
泣きじゃくる彼女と目が合えば、涙が零れた]
…ごめんなさい。
引き止め、られなくて……ごめん、ね。
[夢で引きとめたとて変わらなかったのかも知れない。
けれど謝罪の言葉を紡ぎ、女はイェンニへと腕を伸ばした]
…ウルスラ、様。
どうして、
[名を呼ばれ向けた血と涙に濡れた顔はひどいもの
それでも問いを投げられたのは
ふたりが立て続けに倒れた事に驚いて
意識がこちらへ戻ったかのようだった]
どうしてウルスラ様が、
謝られるのですか。
…引きとめる、とは、
一体どういう事、なのでしょう…?
[伸ばされる腕を拒絶せず身を寄せて
だけれども浮かぶ疑問を口にした]
…まるで、ウルスラ様が、
人狼のようですわ。
[引きとめる、とはまるで仲間をとめたかったようで。
彼女の言葉には困惑めいたコエが漏れた]
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