113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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……そうかァ。ありがとな。
お前の言葉は、ちゃんと伝えるからよ。他にも、言いたい事がありゃァ言ってくれな。
……俺も、覚悟決めねェと。
[トゥーリッキの声がする方向に頭を下げ、礼を述べる。
それから、何かを決めたように、ぼそりと呟いた。]*
(54) 2013/06/15(土) 19:09:14[自室]
盲目 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 19:11:19
―― 昨夜のこと ――
[最前、執拗に死者を呼び戻そうとする
養蜂家の肩を掴んだニルスが見た横顔は、
酷く頑なで、毫も譲歩する気のない其れ。
旅の蛇遣いへ謂われなき告発を突きつけ、
食い下がる相手の弁に一切黙するこの折も
半ば隠れた横顔は同種の色合いをしていた。
遊戯に模した惨劇や超常の能力者について
ミハイルが語る間は、旅人を追い出すための
ドアノブに手をかけたまま"待っていた"。]
(55) 2013/06/15(土) 19:21:11
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/15 19:21)
[横合いからニルスが分析してみせた
人間心理の皮肉の数々は、果たして何割が
野歩きの男に宛てられたものだったか。
遠いはずの互いの間合いを稀にも割って、
理に添わない此方を止めようとした学者。
男は、それでも結局は放っておいてくれた彼に
応える如く、完うな毒舌を遮ることはしない。
――ユノラフと刺々しく応酬をするあいだも。]
(56) 2013/06/15(土) 19:24:42
[痛ましい処刑が終わる頃、呟きは落ちる。]
… ホホイ。
道化の上前をはねるにしては、
ちっと手際がくどすぎる。…
(57) 2013/06/15(土) 19:32:18
[血まだらに染まった白蛇には触れず。
養蜂家は自らの手を汚さずに死へ追いやった
トゥーリッキの生温かい屍をひとり雪に埋め、
いつしか、
誰もいない2階の廊下をあるく。]
(58) 2013/06/15(土) 19:36:02
… 蝶は死にかけて、
… 蜂は餓えていて、
……
[おやすみ。ささやかな挨拶。]
(59) 2013/06/15(土) 19:36:45
[戻るのは帳のない、しろく眩しい部屋。
…蜂型をした財布は、まだ開いていない。
枕元へ置いていた壷を引き寄せる。
其れは、抱いて眠れば薄らと*あたたかい*]
(60) 2013/06/15(土) 19:37:21
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 19:57:14
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/15 20:00)
[コトコトと鍋の中でオニオンスープが音を立てる。
皆は起きてきただろうか、広間のほうへ顔を出せば
マティアスがいただろうか>>44]
………マティアスさん?
[昨日と同じく、何も無いところで喋っているように見える。
ぼそぼそと喋っていたからか、内容まではわからない。]
(61) 2013/06/15(土) 20:07:34[炊事場]
[やはり彼が何かしらの能力を持っているからだろうか。]
あの、やはりなにか、見えて…?
[見える、というのは彼にとってはあまり適切な表現ではないが。
それでも側にいる誰かと話しているような姿は、
そうお思わずにはいられなかった]
(62) 2013/06/15(土) 20:07:46[炊事場]
[遺体が湖から上がったと謂う話は、
クレストの部屋をすぐに出て聞きそびれたものの
思念が聲が、ミハイルに教えてくれた。
便利なものだ、本当に。]
――。
[バスローブを浴室で脱げば、代わりに調達した衣類を纏い。
黒を基調とした衣類は、民族模様を首繰りにあしらっていた。]
煙草が、……吸いてえな。
[残る数本の入ったパッケージを昨日の衣類から取り出す。
乾いた血が張り付いていたが、構わず。
一本取り出して口へ細巻きを咥えると、
上衣の胸についている浅めのポケットへ箱を押し込む。]
(63) 2013/06/15(土) 20:08:50[コテージ・クレストの部屋]
[臭いの篭る浴室と、皆が揃う大広間と。
何方で喫煙する方が親切か。]
ふゥ…、
[物言いたげな、しかし聲無き唇の動き>>43。
200年以上前に命を落とした弟にも、
両親にも、会える手立てなど無いのなら――
紫煙を吐き出しながら、思うこと。
その聲を、見上げる瞳を、腕の中で震える身体を。
二度と失わないように、
いっそ――…永遠に己がものに**]
(64) 2013/06/15(土) 20:16:15[コテージ・浴室]
[>>47 したい事だって、行ってみたい所だって、
あるに決まっている。
けれど――…それが、
ミハイルを失って得るものであるのなら。
そんなもの、]
お前がいないなら、いらない。
[司書の人生に色をのせたのは、
祖母と――目の前の彼だったのだから。]
(65) 2013/06/15(土) 20:19:35[コテージ・自室]
[祖母と出会ってから暫くして、
司書は祖母に引き取られた。
両親の表情は、ひどく晴れ晴れしいものだった。
祖母に引き取られてからも、
体質的な問題から、外に出ることは少なく。
祖父が残していった大量の書物を漁る日々が続いた。]
[それは、日光の降り注がない、雨の日。
右手に本を、左手に傘を。
帰路を急ぐ少年――司書の足が、雨に取られる。]
[今とさして姿の変わらぬミハイルと出会ったのは、
そのときのこと*]
(66) 2013/06/15(土) 20:20:35[コテージ・自室]
─少し前・自室─
[起きて、窓の外を見ていればドアを開けようとしたときにノックをされる>>35]
あ、はい、少々お待ちください。
[服が皺になるからと薄着でいたので、流石にこの姿では人前に出られず。
昨日クレストたちへと持って行った物とは
違うワンピースに慌てて着替えた。
髪の毛を手櫛で揃えながらドアを開けた。]
(67) 2013/06/15(土) 20:22:28[炊事場]
…――――、
[>>48 閉じられた瞳は、
口へと触れるあたたかさに、開かれる。
黄金色――琥珀色ではない、翡翠のいろが。
ミハイルを見上げ、そしてまた、閉じゆく。]
[お前のためなら。]
[唇の動きは、その口付けに吸い込まれて*]
(68) 2013/06/15(土) 20:22:38[コテージ・自室]
あら、ダグさん。
おはようございます、どうかしましたか?
[扉の向こうには神妙なダグの表情がある。
彼は淡々と言っただろうか]
………イルマ、が打ち上げられて…
[それ以上言葉を紡げずにいれば、ダグはそれだけを
告げて他の部屋の人へと伝達に言っただろう。
イルマはナッキに連れて行かれた。
その事実に目を伏せた。*]
(69) 2013/06/15(土) 20:24:27[炊事場]
司書 クレストが接続メモを更新しました。(06/15 20:25)
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 20:26:30
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 20:29:09
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 20:30:07
[>>49 首から離れていく掌に、
けほり、咳き込んだ原因は何だったか。
無言のままに起き上がると、
静かに去っていくミハイルを見送ってから、
扉の向こうに立っているダグ>>34>>35に視線を向け。]
………おはよう。
[いつもより幾分かかたい気がする、彼の声に。
窓の外で吹き荒れる雪を一度見遣って、
どうかしたのか、そう問うた*]
(70) 2013/06/15(土) 20:35:20[コテージ・自室]
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