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いや、待てよ。ぼくまだ鍵貰ってないよ!
危うく臭い飯を食べるところだったね!
[少年は冷や汗をかきながら方向転換]
これだ受け取れ!とりゃー!
[宿泊チケットをスタッフの少女に叩きつけるようにして、鍵を貰う。
そして一度荷物を置きに部屋へ向かった*]
[耳をぴくりと動かし、断片的に聞こえた単語をオウム返しに呟く]
クサイメシ? コレウケトレトリャー?
……何だろ。チェックインかな?
元気の良さそうな声。後で会えるかしら?
はじめまして。よろしくねぇ。
[ゼンジとザクロに挨拶を返すと自己紹介を始める。腕に抱いた人形の頭を静かに撫でながら]
佐々木ボタンです。
ジロウちゃんたちとは、お人形作りが縁でお友達になってね。
まさか、こんなご招待をして貰えるなんて思わなかったわ。
[ゼンジとザクロの顔を交互に見ながら]
えぇと。あなた達も、ジロウちゃんのお知り合いなのよね?
……失礼だけど、ご夫婦かしら?
[ふと、傍らのルリを見つけて]
まぁ、可愛いお嬢さんもいらっしゃって。
[なにやら一人で納得して頷いている]
まぁ。綺麗なお人形さんですね。
ジロウさん人形作りが趣味だなんて意外だわ。
丸太を切ったりとか、そういう……大きな物を作る感じ、だったので。
[少し言いよどむと、視線をぐるりとさまよわせ、何か納得したかのように微笑んだ]
でも、そう言われてみれば、小物とか、窓枠の飾り彫りとか、しっかりとデザインされていて、綺麗ですね。
あ、私、マチコの友人の露草ざくろと言います。よろしくお願いしますね。
夫婦って……若旦那さんと……? いえいえ、夫婦じゃありませんっ!
ルリちゃんは、これからお父さまがいらっしゃるんです。
若旦那さんは、若旦那さんだから、旦那さんかもしれませんが、私はまだ、結婚はしてません。
[テレビから、「はらたいらさんに3000点」と言う声が聞こえている]
[人形を褒められて目を細める]
ありがとう。嬉しいわ、若い方にそう言って貰えると。
ジロウちゃんって、あぁ見えて結構器用なのよ?
確かに大きな丸太切ってそうな風貌だけれどね。
[くすくすと笑いながら、ザクロの自己紹介に対しては]
まぁ。マチコちゃんのお友達なのね。
綺麗な人ねぇ。
[わたわたと首を振るザクロに]
まぁまぁ、そうだったの。
じゃあ、私の勘違いなのねえ。
いやだわ。ほほほ。
お似合いだと思ったから、つい。
ごめんなさいね。
めでたい場なんだから、奥さんいるなら一緒に連れてきますって。
最近はお見合いの嵐ですよ。
それもこれも兄貴が駆け落ち同然で家飛び出したせいだ……。
[ぽつり。湯呑みを持つ手が震えている]
それって何で出来ているんですか?
[ボタンの持つ人形に視線を向けた]
ええ、ジロウさん、斧担いでいるのが似合いそうですよね。
[くすくすと笑っていたが、綺麗と言う言葉に酷く照れたように赤くなる]
そ、そんなことないですよ。
綺麗って言われると嬉しいんですけど、ええと、照れちゃいます。
若旦那さんとお似合い……ですか?
[今までの会話を思い出しつつ、首をかしげた]
[食堂で会話する皆に気づいて、挨拶を一つ]
あ、どうも。
……同じ宿泊客の方たち、ですよね。
[どこか自信なさげに言ってから、ぺこり一礼]
木ノ下 誠司です。高校生です。
よろしくお願いしますね。
[とりあえず適当な場所に座ってみる]
……。
[何となく微妙な話題を察知して]
え。まさか、ぼく、お見合い中に乱入ですか。
邪魔した空気読めないやつですか。
まじで。なに。なんなの。わかんない。
もうやけくそだ。とりあえず、アンさん。ビールもってきて!!!
[人見知りの少年は混乱している]
え。お見合いって、だからどうしてどこをそう見るとそうなるの!?
アンちゃん。ビールは駄目だからね!
未成年が飲んでいいのは甘酒だけだからね!
クリスマスのシャンメリーは……よかったかも!
セイジ君落ち着いて、若旦那の淹れたお茶飲むといいと思うわ!
ハッ。
[挨拶が返ってきてちょっと正気に戻った]
ざ、ざくろさんですかー。歌手のひとなんですね。
歌手のひとにははじめてお会いしました。光栄です。
ここはなんだかみんな仲良しさんなのですね。
ぼく、なぜかテンパってしまいました。
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