情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
かわいそう、でも、
人狼の可能性はあるのですわ。
だから…
[ヴァルテリの言葉に、頭を横に振ってから
続いた問いにはゆるやかに手を背の後ろに]
いえ、何でもありませんわ。
派手に壊れているな、と、思っただけですわ。
[言いながら壊れた扉を背にするように
じわりと立ち位置をズラした]
……全部、夢だったら、よかったのにな。
[イルマは元気で、自分はいつもどおり。
最近は鮭を川に捕まえにいくのがなかなか楽しい。
星読みなんてなく。
今頃収穫祭の準備をするのだ。
祭は皆で喜びを分かち合う日。最初は、村にはなかなかなじめなかったクレストの手を引いて祭にいった日を思い出す。
スローテンポの自分と、しゃべれないクレスト。
お互いが無理せず、のんびりと、過ぎていく時間が、本当に貴重なものだったなんて、思うのは]
だいたい、失ってからなんだ…。
[遅いのだ]
[部屋の中で嘆いているウルスラや、居間へいこうとするレイヨにも視線を向ける。
アイノの話はこの場に居たものには聞こえていただろうが気にすることもなく]
……そうさの。
[人狼の可能性、にはゆるりと頷き。
イェンニに首をかしげながらもそれ以上訊うことはせず]
さあ、いつまでもここに居てもしかたあるまい。
わしは、居間へ行こう。
[マティアスへもう一度視線を向けてから、ゆっくりとその場を離れた]
[ヴァルテリに見られている事など気が付かず、
投票の結果やアイノの事もまだ知らずに。
ただマティアスを見つめて。]
ごめんな…ごめん、な…。
[涙が頬を伝えば、腕で目を擦る。]
兄ぃ…。
いいんだ、おれ、兄ぃが、人間だ、っていってくれなかったら。
ウルスラ、みたいに、みんなに、疑われたかも、しれないから
だから……
[はじめてみた、ユノラフの涙に、喉がつまった]
[マティアスの寝ていた部屋の壊れた扉
その割れた角にこびりついたものを
細い指先で剥がして握り込む]
…暖かいお茶でも、淹れますわ。
ね、皆様も。
[涙を流すユノラフを始め
マティアスの死に心痛める面々を見渡して。
出来るだけ穏やかな声を、向けた]
[涙を流すユノラフを見る。
ニルスは、なにを思っているのかと、彼のほうへも視線を向ける。
アイノことを聞かれれば、断ることなくただ、あるがままに伝えて。
お茶をいれると言うイェンニにゆっくりと頷いた]
それがよかろうて。
[居間へと戻って、揺り椅子にすわる。
投票箱は、またもとの位置に。
投票された紙は、テーブルの上に、おかれたまま]
[どのくらい泣いただろう。
友の亡骸は、既に熱も色も無い]
[自分の身体に付いた血も、カラカラに乾いて張り付いていた]
[耳に、誰かの言葉が残る]
“人狼が、憎い?”
[あの時、自分に問いかけたのは――]
…………。
[――誰だっただろう。
そして自分は何と答え、その人は何と返したのだろう]
“――「自分がやった」って嘘をついても良いとは思うけど”
[嘘。……嘘? ほんとうに?]
[泣いているウルスラ(>>22)や、立ち尽くすユノラフ(>>53)にも気づかず、ぼんやりと虚ろな表情で、血まみれのままマティアスの部屋を出る]
[マティアスの部屋を去る前、
叶うならばウルスラの肩を一度、撫で
それから調理場へと向かう
薬缶にたっぷりのお湯を沸かしながら
流し台に洗われた果物ナイフを見る]
…処刑、なんて。
ほんとうに…
[ポツリ、落としてから。
茶葉の入った缶を取り出して
ティーポットへと入れる]
[ずっと、泣いている友のそばにいた。
泣かないでくれという言葉も、手も、届かない。
無力感をかみ締めていた]
お前は、お前だけでも、生きていてくれ。
クレスト…。
[虚ろな表情で部屋を出ていく彼の姿を見送り――
そして、人気がなくなった自分の部屋から、居間へと移った]
[今もこうして、心が存在しているのはきっと。
罰なのだろう、と受け止めはじめていた]
― 居間 ―
[幽霊なので壁抜けをしてきた]
[鎮痛な面持ちの面々、そして――]
……アイノ?
[声だけ覚えた。姿は多分あの子――といううろ覚えだったが。
同じように、存在感が希薄な姿を見つけて、声をかけた。
ただ、こちらは――包帯も、傷もない顔だったので印象は随分かわったかもしれない]
[アイノが、自分との同票で死んだと言う話は聞こえていた(>>52)]
[白紙票が混ざっていれば、気がつくだろう。なのに、何故?]
[無意識のうちに名前を書いていたのだろうか]
[それとも――。
そんな狡い思惑などお見通しだと言わんばかりに、誰かの名前が記されるよう何らかの細工が施されていたのか]
[居間のテーブルを見ると、そこに散らばる投票用紙(>>62)には、確かに自分の筆跡で“アイノ”と記されている一枚が、あった]
[居間のソファに、身を沈める。マティアスの血がこびりついたまま。虚ろな表情で]
[いずれにせよ。
絨毯に絡まったマティアスを、共に解放してくれた少女(>>1:160)を。
何か感謝を告げる方法はないか、と頭を撫でたら動揺していた少女(>>1:176)を。
自分の浅はかで卑怯な弱さと甘さのせいで、死なせてしまったのは確かなのだ]
[本来であれば、代わりに冷たくなっていたのは自分だったはずなのに]
………っ。
[喉を詰まらせ、頭を抱える]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了