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へ?ウサギ?
なんかさっき色々喋ってたヤツ?なら見たけど?
[おずおずと話しかけてきた彼女に答える]
そーそ、急に周りに誰もいなくなってさー。
しかもこんな時にスマホ壊れやがったの!マジ最悪じゃね?
……え、そっちのもなんだ?
[とこんな調子で、知らない子相手に一通り愚痴を零した。
合間合間にスマホの画面に目を落としつつ]
んでさー、アンちゃん?でいい?
ココって何処なん?
しょーじきさっきの話なんも聞いてないんだよねー。
だってさ急に喋るんぜ?ウサギがよ?ワケわかんなくない?
[そして愚痴ついでに、今更ながら状況を把握することとなる]
ふむふむなるほど……さっぱりわかんねー!
[把握したところでこんな反応だったが。
アンと名乗った彼女のほうもいまいちわかっていない様子で、苦笑いを浮かべていた]
……知らない人の名前がある。
[めちゃくちゃになったスマホの電話帳の中に、読める文字を発見した]
アンって、赤毛のあれかな。
[若干涙目になりながら、バクの方を見る]
……知らない名前?
[涙目気味になって向けられた言葉に瞬いた]
あー……そういや、さっき総数増えてたような……。
てか、赤毛の、って。
さすがにそれはないだろけど……なんなんだろな。
かけたら、なんか起きたりして?
かけてSOSしてください。
[読めるアドレスがあるというバクを恨めしげに見やる]
ズイハラさんは、こう、検索できたりしないんですか。手探りで。
[と言いながら自分は闇雲に画面をタッチしている]
― ショッピングモール前→ ―
んー、ってコトはよ、ウチとアンちゃん以外にも人がいるっぽい?
とりあえず探してみる系?
[同意を得られたのでその場から動く事になった]
つーかマジさむすぎ、ありえねー。
あ、焼き芋食べる?
[抱えていた袋の中から一本を彼女に差し上げた。
そうして歩き出しながら、スマホの画面に目を落とし]
およ?
なんでこれだけ?
[壊滅状態の電話帳の中に、無事な一つの名前を見つけた]
何か起きたりって言われても、私オカルトとか興味ないんで。
[冷めた表情で言う。
受話器のアイコンがどの辺にあったかがまずわからない。
適当に真ん中に触れると、呼び出し音が鳴った。ワンギリした]
せ、セーフ!
あ、うん。なんかねー、名前一つだけきれーに残ってんだけど。イミフ。
……どーしよ、ちょっと掛けてみよっかな。
ゴメンだけどちょっと持っててくれる?
[ここ数年は疎遠だった従兄弟の名前。
その番号もずっと変更のないまま]
現在使われておりません、とか言われたりしてねー……
[期待半分、不安半分。
受話器のマークの通話ボタンを押して、スマホを耳に押し当てた]
読めるアドレスはひとつだけ…。
[人差し指を曲げ顎に当てて思案する仕草]
…ひとまずかけてみるといい。
結果がどうあれ…状況が見えてくる。
[繋がり助けを呼べるならそれでいい。
繋がらないならそれはそれ。
もし、繋がった上で相手も同じ場所に居るとすれば……そういうことなのだろう、と。
推測に推測を重ねたそれは、思考の中のみに留まる]
いや、俺もあんまりないけどないから。
[興味の話題には突っ込み入れて。
何やら繋がったらしい様子に、こっちが驚いた]
…………電波、いきてんのかよ。
[コール自体はワンギリになったっぽいけれど。
ますますここってなんなんだよ? という気分全開だった]
……SOSに……なんのかなあ。
[残してはあるが、だいぶ御無沙汰している相手だ。
家を出てからは、顔を合わせる機会もなかったしなー……と。
ちょっとうだうだしていたら、着信音が鳴り響いて]
おおっ!?
[思わず変な声が出た。
出ている表示は唯一まともだった件名で]
[箔源がかけるより早く彼のスマートフォンがけたたましく鳴る。
それに飛びつく三輪を視界に入れながら、電話に出る箔源を見遣った]
…………
[反応は三輪とは正反対と言えるもの。
手持ち無沙汰に髪やコートに付いた小さな結晶を払い落としたりもした]
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