189 あおいろ幻歌
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[何かを伝えたいのか、「なぁう」と鳴く猫>>51に促され、
われに返る。
追いつけば、視線の先に人影らしきものの動きを認めた。
初音は影の正体を見定めようと伸びあがる。
近ければ、声を出して呼びかけるだろう。*]
(57) 2016/07/19(火) 00:02:13[海岸]
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(07/19 00:05)
[ここには居ない猫の声。
「なぁう」と鳴く声が耳に届く。
はて、と首を傾げるもそれ以上聞こえることは無くて、その時は気のせいかと結論付けた。
それに代わるように聞こえて来る下駄の音>>56。
声も聞こえたのでウミはゆっくりと振り返った]
…おや、貴方も兎に呼ばれたのかね?
[柔和な笑みは相手に何を思わせるか。
近付くでもなく、手招くでもなく、笑みで細まった瞳を投げかけるのみ*]
(58) 2016/07/19(火) 00:11:35[展望台]
やーれやれ、ゴーストタウンてやつかい、これは?
[カランコロン、響くのは俺の下駄の音だけだ。目に入るのは見知らぬ街並と海と朝顔ただそれだけ]
相変わらずあっちいし...
[つっても、海風が涼しい分、ちっとはマシかもな。団扇ないとやってられんけど...と、思いつつ、歩き続けた。
傍目にはふっつーに散歩でもしてるようにしか見えないんじゃね?]
(59) 2016/07/19(火) 00:15:22[朝顔の中]
[遠くとおく、歌は途切れず聞こえていて、俺はまじで困惑していた]
だから、何が言いたいんだっつー...
[ゆらゆらと海風に朝顔が揺れてる。あの夏を思い出せって言うみたいに]
(60) 2016/07/19(火) 00:20:32[朝顔の中]
「そのはずだけど、ここ何年か無茶苦茶に暑いのよねえ。」
……。
そうかあ、日本にずっといるコハルちゃんでもそうなのか。
[もし万一自分の故郷がこんなに暑くなったら、どんなに大変な事になるだろう。
一年中雪の消えない山間部である。きっと麓は大洪水になってしまう。]
(61) 2016/07/19(火) 00:24:27[昼過ぎ・学生食堂]
[向けられた柔和な笑みと問いかけ>>58に、数度瞬き居住まいを正す]
……ああ……『も』、って事は、そちらさんも?
[一息分の間を置いて、投げるのはこんな問い返し]
お察しの通り、俺も兎に無茶ぶりされたクチですよ。
……あー、取りあえず、他にも人がいたのは何より……って。
そう、言っていいのかは、悩むとこですけどねぇ。
[軽い口調で言って、肩を竦めて、それから]
(62) 2016/07/19(火) 00:26:55[展望台]
あ、と。
俺は、夏神善司ってぇもんです。
[思い出したように自分の名を告げ、それから]
で、そちらさんは、ここで何を?
[素で浮かんだ疑問を投げてみた。**]
(63) 2016/07/19(火) 00:27:00[展望台]
若旦那 ゼンジは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/19(火) 00:28:56
若旦那 ゼンジが接続メモを更新しました。(07/19 00:29)
[そして、すべての雪が溶けてしまったら、魚のいないあの湖はどうなるのだろう──]
っと、もうこんな時間。
[実験再開まであと20分くらいだ。
少し慌て気味に、色とりどりの具をのせた麺に箸をのばした。]
──んぐっ
[急いで食べ過ぎた。
皿の横の冷たいお茶を手に取りかけて]
(64) 2016/07/19(火) 00:48:57[昼過ぎ・学生食堂]
──えっ?
[同級生が座っていたはずの目の前の席には、]
うさぎ?
(65) 2016/07/19(火) 00:50:37[昼過ぎ・学生食堂]
あぁ、鐘の音と共に。
もう一人、同じ境遇の高校生も居たよ。
[どうやら問いかけの意図は通じたらしい。
返る声>>62に頷いて、続く言葉に他にも居ることを告げた]
この様子だと、他にも数人居るかもしれないねぇ。
[兎は『誰かが持っているかも』、と言ったニュアンスの言葉も言っていた。
それを考えるならば、たった三人だけ、と言うことはあるまい]
(66) 2016/07/19(火) 01:08:17[展望台]
おぉ、これはご丁寧に。
わしは海庭千一と言うよ。
周りからはウミさんと呼ばれておる。
[相手の名乗り>>63に名乗り返し、疑問には、ほっほ、と先ず笑いが返った]
兎に探しものを頼まれはしたものの、この年では探し回るのが辛くてのぅ。
昔を思い出しながら、海守 ── あぁ、わしの飼い猫なんだがの。
その子が戻るのを待っとるところじゃ。
[いつ戻るのかは分からないが、戻ってくるとすればここだろうから、と。
別れた場所から動かずに居ることを告げた]
(67) 2016/07/19(火) 01:08:22[展望台]
……夏神さんや。
貴方は海に想い出はあるかね?
わしは昔、灯台守をしとっての。
海は身近な存在じゃったよ。
それこそ、良い事も悪い事も、全部見てきたわい。
[問い返す声に懐古の色が乗る。
楽しい想い出も悲しい想い出も、全てが詰まった海の想い出。
その想い出全てがウミの人生だ]
じゃがのぅ、もうこの年だ。
思い出せないものも増えてきてしもうての。
悲しいやら悔しいやら申し訳ないやらじゃ。
[海へと視線を戻しながら、自嘲めいた笑みを浮かべる。
どんな想い出であっても大切なもの。
それが思い出せないことに小さく溜息をつきながら、相手の反応を待った**]
(68) 2016/07/19(火) 01:08:34[展望台]
[移動を再開した飼い猫はハツネが追いかけてくる>>57ことには反応しなかったが、何かを見定めようとする様子には確認するようにハツネへと視線を向けた。
誰かと遭遇して話し始めるなら、しばらくは何かを確認するようにハツネ達の周囲をうろつくが、最終的には勝手にどこかへと歩き出すのだった**]
(69) 2016/07/19(火) 01:09:09[猫:うろうろ]
[目の前にいる何者かはうさぎにしか見えないが、人間並みに大きい上に後ろ脚で直立している。]
──え、鍵?ねじ?
[その上、訳の分からない人語(>>1:#2)を話しているではないか。]
ちょっと!
もう少しわかるように話し……
[言うだけ言ったうさぎのような何かは高く跳ねて消えてしまった。]
(70) 2016/07/19(火) 01:10:23[昼過ぎ・学生食堂]
灯台守 ウミは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2016/07/19(火) 01:11:31
灯台守 ウミが接続メモを更新しました。(07/19 01:11)
行っちゃった……
[先程手に取ろうとしたお茶を改めて飲もうとして]
ここ、どこなのよ……。
[自分のいる場所が、学生食堂ではなく──それどころか屋内ですらない事に気がついた。
高く青い空、何か音が聞こえる。**]
(71) 2016/07/19(火) 01:17:13[見知らぬどこか]
留学生 パオリンが接続メモを更新しました。(07/19 01:18)
[影の正体を見定めようと小走りに近づき、
防波堤の上に半ば身を乗り出して伸びあがれば、
それは、海風に揺れる朝顔の葉と蔓の塊で。]
……そんな……
[浜辺にある海の家>>0:51の周囲を包むように、守るように、
緑の葉を広げ、蔓を伸ばしている朝顔の塊が、
おとなう者を手招きするかのごとく、
揺れていた。
色とりどりの朝顔の花は、あたかも営業用スマイルを貼りつけた顔。]
(72) 2016/07/19(火) 01:47:38[海岸]
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