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[口元に添えていた手を落として歩き、
目的の大工道具売り場まで辿り着く。
木材のコーナーを見つけ、
程好い長さと太さの木材を物色するが
角材ばかりで手には馴染まない。]
こんな角張ってたら
扱く間に痛くなっちまう。
[はぁ、と溜息を吐いて木材コーナーを後にした。]
― 1F ―
[とりあえず、目につかないような物を手に入れ、袖にいれている。
ふと、扇子を取り出すと、
『五番:日用品売り場へ』
そう書かれていた。
ともかく、五番は鑿を持っている。
そういう人物がこちらにくることはわかり、自身は食料品売り場へと足を運ぼうとすると、既にそれは扇子にそうあった。
瞬いたが、何もいわず、食料品売り場に向かう。]
[タブレットを手にしながら、と日曜大工コーナーを眺める。「休日のお父さんのために!」と、書かれたパネルも目についた。]
…俺がいなくても、あいつ
ちゃんとやって …―――
[言葉は途中で止まる。
タブレットのスケジュールが更新されて
「大工用品売り場で4thと会う」と数分後の未来が浮かび上がった。
それと同時に、「**分前、11thが包丁を手に入れる」との情報も書き込まれていた。]
4th…、あの正座の。
[明らかにあの場で正座を崩さない姿勢は浮いてみえたが、武道をしてきた身となれば礼儀正しい姿は好印象ではあった。]
近くにいんのか。
[タブレットをその後も少し触れた後、鞄にしまった。]
─ 5F フードコート ─
へえ、これは…
[大きく”たこ焼き”と暖簾のかかった
コーナーを見上げ、そして視線を下げる。
じゅうじゅうと記事の焼ける音がしている。]
これを貰っても?
[透明なパックを指すと、どうぞと答えが返ってきた。
パックを袋に入れて貰っていると、右手首に振動が走った。
袖を捲って、端末を見遣る。]
”2ndが0thと接触”
”2ndが包丁とアイスピックを入手”
”2ndがエレベーターで移動。5Fを通過”
[ずらりと並ぶ”もう一人”の行動に瞬く。
そうして記された、己の未来。]
これが”ルール”か。
ということは俺の行動も…ん?
”たこ焼き屋で、たこ焼きと錐を入手。”
ああ、その手にしているものを貰えるかな。
どうもありがとう。
[日記に記された通りに、たこ焼き返しの錐を店員に要求してみる。
すんなり貰えたそれを、服のポケットに忍ばせ辺りを見渡した。
武器としては心許ないが、ないよりはマシだ。]
[そして、静かに歩いていくと、
そこに男の姿はあった。
どうやら大工道具を物色している予想は正解のようだ。]
こんにちは……。
さきほどはお話聞いておりました。
[広げた扇子、そこには10thと会うと書かれている。
そして、静かに閉じて袖にしまい……。]
十番さん、では味気なく思いますが、
私はゼンジと申します。
[話せる範囲まで近寄り、小さく、お辞儀を十番にした。]
[周囲を見渡すと案外容易に相手を見つけられた。
高い背は便利だが、こういった時、相手から発見もされやすいのである意味諸刃だ。
扇子をしまい、丁寧に礼をする仕草は抱いていた彼への印象を崩すものではなく、]
俺は、グリタだ。
[こちらも姿勢を正した後、浅く頭を下げる。]
>>72
グリタさん、私の世界ではあまり耳にしないお名前です。
こういう挨拶も変ですが、よろしくお願いいたします。
ところで、
このいわゆる商業施設は、私のいた世界に非常に酷似しております。貴方はいかがですか?
ちなみに、この場所は、いわゆる、凶器と呼ばれるものが数多く揃えてあります。
ここに来た目的は、おそらく、貴方も私もそう、変わらないでしょう。
[丁寧に向こうも頭を下げていたので、言葉を多く語る。]
いまさら、そのルール自体に何か文句をつける気などはありませんが、お聞きしたい。
貴方のは自身の世界が好きですか?
勝ち残りたいですか?
[単刀直入にそこは聞いた。]
[自分には似つかわしくないきらびやかかな空間を歩く。
そこで世界一硬い物質と名高い宝石をあしらった
ペンダントが目に入って]
さすがに「このペンダントがなかったら即死だったぜ」
て、あるわけないよね。
ご都合主義すぎるよ。
[そこに入る一通のメール。
それはコハルがプレイしている携帯用ネットゲームから送られたものだった]
『milkさんからメッセージです。』
どこまで人をバカにしたら気が済むのかな……!
[親友を名乗ったメッセージに怒りが隠せない]
[ただ、そのメッセージの内容はとても有用なもので
それを見たコハルは急いで1階へ向かう]
『1階の日用品売り場でスタンガンが*手に入るよ*』
[一通りマップは覚えた。
女物だと示されたほうへと足を向ける。
同じ階にいる人たちの服を見てから、売り場の服を物色した]
……どれがいいかな。
[しかし服をあわせるのは苦手だった。
あんまりもこもこしたのは動きにくいし。
さらりとしたカーディガンっぽいのでいいかと、灰色のそれをみる]
え、もってっていいの?
ありがと。
[傍に居た店員がどうぞ、と勧めるから、そのまま灰色のカーディガンに手を通す。
皮の胸当ての上からだからちょっと大きめサイズ。
指先がかろうじて出るのは不便だから袖をまくっておいた]
[どうしようか、なんて思ってる内に、目の前のエレベーターがチン、って音と一緒に開いた。]
あれっ。
[中に2番の子がいるのが見えたけど、彼女は戦える子みたいだし、いきなり襲いかかられたりしないかなぁ、なんて思ってる内に扉が閉まっちゃった。
ほっとしたような、残念なような。
多分、私には仲間が必要。出来れば、戦えるひと。
神になるのが1人以上、ってことは、多くても構わない、ってことだ。
それと、武器。私が得意なことに見合った武器。……出来れば、人を殺せたりするやつじゃなくて、逃げる時間が稼げるようなやつ。
迷った末に結局私は、2番が降りて行ったのと反対のエレベーターの、上矢印のボタンを押す。]
殺し合えって相手に、宜しくも変な話だが
[口髭を揺らし、く、と喉の奥で笑う。]
俺の世界じゃ、機械化が随分と進んでいてな。
店員が人なのは、どうも慣れないとこだ。
こういった場所もあるにはあるが
酷似かって言われると、そうでもない。
[それから、凶器、と口にするゼンジの顔を見、
それに対して自分の獲物の情報は伝えないまま]
…、
[真っ直ぐに突きを食らったような鋭い言葉。]
好きだよ。
くそ汚い世界だが、大事な事も沢山くれた。
大切な奴を、置いてきちまったんだ。
そいつの為にも、俺は 負ける気はないぜ。
[その時、再び右手首の端末が振動した。
ちらりと見遣った日記の告げる内容に目を見開く。]
”向こうから11thがやって来た”
[がさがさと鳴るビニール袋を手に、
視線を鋭くして辺りを見渡す。
見れば向こうからも、容易に姿は捉えられよう。
視界の端に、エレベーターが平和な客を乗せて動いていた。]
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