113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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―クレストの部屋―
Hyvää päivää.
[ドアが開けば唄うように紡がれたこの国の言葉。貴族が使うような気品溢れる丁寧な挨拶も、今の二人には狂気に思えるか。
黒い鱗に覆われた女を冷めた目で一瞥し、ユノラフに問う]
こんな化け物でも、まだ庇うのか?
[呆れたように聞けば、彼からは予想通りの返答がくるだろうか。ジャケットの胸ポケットから少し覗いていた、折り畳み式の細身のナイフを取り出せばパチンと開いてみせる。銀色の刃が稲光と共に光った]
…その化け物を、殺す。
[痛いほどの鋭い視線は黒い鱗を持つ者に。女が声をあげたとしても、ユノラフが止めにかかったとしても。ニルスの殺意は変わらない。
―――こつり、こつり。
硬い靴音が二人に近付く]
(72) 2013/06/20(木) 14:40:46[大広間→クレストの部屋]
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/20 14:41)
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/20(木) 14:48:45
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/20 15:43)
[キイィ…
軋んだ音を立てて扉が開く。
びくりと肩を跳ねさせて振り返れば、そこにはニルスの姿があった>>71。
歌うような、場違いなくらいに丁寧な挨拶>>72が、彼の口から紡がれる]
…化け物じゃない。
[イェンニの体を背後に隠し、ニルスを睨む。…彼にとっては、予想された言動だっただろう。躊躇いもなくジャケットのポケットから細身のナイフを取り出し、刃を開いた。
――稲光に、体が竦むのを感じた]
(73) 2013/06/20(木) 15:48:02[クレストの部屋]
[汗が噴き出す。
こちらは丸腰で、向こうの手にはナイフ。
それでも――やるしか]
イェンニ、目を閉じてろ。
[一言。そう告げて。
タオルケットを剥がし、殺意を隠そうともしないニルスに投げる。
雨水を吸ったタオルケットが、ニルスの頭上に広がった]
(74) 2013/06/20(木) 15:53:57[クレストの部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/20(木) 15:59:37
[果たして、ニルスはどう反応したか。
はね退けるにしろ、被るにしろ、足元に生まれた隙を見逃さず、男はニルスの足に飛びつく。
もつれ合うようにして2人は床を転がる。やがて、体格で勝る男がニルスに馬乗りになり、顔を一発、殴りつけた]
イェンニ、逃げろ!
[部屋の隅で震えているだろう彼女に向けて声をあげる。
――その一瞬、ニルスの手の中で光るナイフから、意識が逸れた]
(75) 2013/06/20(木) 19:16:18[クレストの部屋]
[止む気配なき雷雨に、
いつしか外屋根の雨どいも破れ水音は高く。
『こんな化け物でも、まだ庇うのか?』…>>72
ナイフを手にする学者の横で、ふぅ…ン、と
一群の蜜蜂が相槌を打つような羽音を立てる。]
(+52) 2013/06/20(木) 19:38:17
……
[輪郭も幽けく、蜂飼いの横顔があらわれ。
…
「ば」「け」「もの、で」、「いいよ…」
音もなく、語り掛ける薄い唇が――動いた。]
(+53) 2013/06/20(木) 19:38:43
[本性を晒したイェンニへでなく、
愛執を晒したユノラフへでなく、
鏡へ向かうように殺意を唱える学者へ。]
(+54) 2013/06/20(木) 19:39:26
[庇える体はもうないから、無き心でも庇う――
雪が降り始める前、コテージで休むことを
養蜂家が勧めなければ彼は帰っていたはずで。
「頭痛」「が、」
「治まる と いい…」
そのことを責めもしなかった相手へ、
頭蓋の削げた男の影が音なく囁いて*消える*]
(+55) 2013/06/20(木) 19:40:14
[案の定、返ってきたのは滑稽な言葉>>73。化け物は化け物で変わりないというのに、何が違うというのだろうか。
女を後ろに隠すユノラフを笑って見ていれば、何かを投げつけられる]
なん…ッ!?
[咄嗟に上げた腕でそれを被ることは防げたが、気を逸らされた次の瞬間には足に衝撃が走り床に転がっていた。
馬乗りになった彼が顔に一発の拳をぶつけ、じわり、頬に痛みが広がる。
少しの耳鳴りの中、逃げろと叫ぶユノラフの声で我にかえれば。
彼は女に声をかけ気が逸れている。今だ。
片手に構えたナイフの柄を強く握り、それを大きく振り翳して馬乗りになっているユノラフの肩へと力強く刺した]
(76) 2013/06/20(木) 20:24:36[クレストの部屋]
雑貨屋 イェンニが接続メモを更新しました。(06/20 20:54)
─クレストの部屋にて─
[この手はいつかわたしを裏切る手。
そうに違いない、嫌だ、と身を捩っていれば
耳元に掛かる優しい声>>63。
そうよ、私よ、この醜い姿も、人間の姿も、
悪魔と呼ばれても、全部、私なの。
否定しないで拒絶しないで全部
受け入
れ
て、]
(77) 2013/06/20(木) 20:55:49[クレストの部屋で篭城]
……あなた、 あたま おかしいわ
[こんな私の傍に居たいだなんて。
欲しいと望んだ言葉だけど、選ばれるはずがないと
信じて疑わない…は、思わずそう返す。
村一番のお人よしで、誰よりも優しい男。
きっと誰にでも同じ事を言うんじゃないかしら。
冷たい皮膚に、温かい唇が触れて、
そこにだけ熱が篭ったように。
もし、これが。
わたしのためにしてくれるのなら──]
(78) 2013/06/20(木) 20:56:14[クレストの部屋で篭城]
[その時、キィ、とドアが開いた>>71。
品のいい挨拶が、死刑宣告のようで、瞬く間に体は緊張する。]
……に、るす さ ──っ、
[>>72『化け物』と呼ばれ、…は思い出す。
いくらユノラフが聞こえの良い言葉を並べ立てても、
いくら人間と同じように過ごしても、
私は人間が忌むべき化け物なのだと。
コツコツ。
男の靴音が部屋に響き、嫌な音となって耳に届いた。]
(79) 2013/06/20(木) 20:57:50[クレストの部屋で篭城]
嫌、嫌、いや、こないで
[雷に光る銀は、ダグが持っていたそれよりも更に
殺すための機能を備えている。
あれを、目に、首に、胸に、腹に、全身に
突き立てられるのだろう。]
い や、こわい、いや、いやよ いやぁ……!!
[>>74ユノラフから目を閉じろと言われる前に、
…は硬く目を閉じ、全身を震わせながら、刃を拒む。
ニルスがどんな顔をしていたのかわからない。
嗤っていただろうか。呆れていただろうか。]
(80) 2013/06/20(木) 20:59:31[クレストの部屋で篭城]
[>>75その内、大きな物音が絶えず聞こえ出して
…はそろりと目を開ける。
見れば、ユノラフがニルスに馬乗りになっている。
この人は一体何をしているの?
………わたしをまもろうとしてくれているの?]
やだ、やめて おねがい、やめて
[また、あなたが怪我をしてしまう。
負う筈の無かった傷が、また増えてしまう。
>>75逃げろと言われても、どこへ逃げれば良いの?]
(81) 2013/06/20(木) 21:11:24[クレストの部屋で篭城]
[何もせず、ただ泣いて見ているだけの…は、
まるで何も出来ない子供のよう。]
ユノラフさ──!
[>>76振り上げられるナイフの切っ先が、
ユノラフの肩に刺さるのを、見た。]
あぁ あ いや、 やめて !!!
[真っ赤な血が肩からどろりと流れ出す。
ニルスはどうしただろうか、もう一振り、
二振りするようなら…は蹲るのを止めて
2人の所へ駆け寄っただろう]
(82) 2013/06/20(木) 21:14:11[クレストの部屋で篭城]
[ 『わたしだって、いやだった!!!!』
争いの室内へ、いつ来ていたのかドロテアが叫ぶ。
『どんなにやさしい声で誘われたって、
死ににいかされるなんて、
*いやだった*………!!!! !』]
(+56) 2013/06/20(木) 21:15:31
[ほんの一瞬。
ニルスから意識がそれた瞬間、左肩に走る衝撃>>76]
う、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……ッ!!
[熱い。アツイ。
床に倒れ込み、肩を押さえる。べたべたしたものが、とめどなく溢れ――
ニルスの手の中にある血塗れのナイフを見て、刺されたのだと悟る]
イェンニ、
[イェンニはどこにいる?
逃げたのか、立ちすくんでいるのか、まだ部屋の隅で震えているのか。視線を巡らせてその姿を探す]
(83) 2013/06/20(木) 21:18:59[クレストの部屋]
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