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─ →花畑─
てるてるぼーず、てるぼーず、っと。
[相変わらず呑気に歌いながら、傘を回して歩いてく。
雨が降ってようといまいと、気にしちゃいない。
右手のてるてる二つは、歩みに合わせて跳ねる、跳ねる]
……っと。
あれ、誰かいる?
―― 花畑 ――
[広い広い、花畑。いろは一様にくすんでいる。
移民の男は、錆の浮いた自転車を停めて降りる。]
ほ
[傘も差さず、濡れるままに髪先からは雫が落ちる。
畑の花も、道端の草花もただ色がよくないだけでなく、
どこか雨の雫にうたれるごとに色褪せていくような…]
「いい天気」は …難しか ね
[ カコン、 ]
[男は自転車の荷台に括りつけたままのトランクを開ける。
木枠の蓋を開けても、少し待っても…何も音はしない。]
… まこて、いけんした?
["ほんとうに、どうした?"――
独り呟くときは、郷里の訛りがきつくなる。]
そうなんだ。
皆で探してるけど、まだ見つからないみたいで。
さっきは、水着でトランクスが嫌だったから……みたいな話を聞いたけど。
どうなんだろう。心配だよね。
[キクコに頷いて答え、ピュウ、と笛を吹いた。どことなく寂しげな音色]
[広い広い、花畑。
最初は、誰がいるのかわからなかったけれど]
あー、ヌイっちかぁ。
[近づいたなら、すぐに誰かは見て取れて]
なにしてんのー、こんなとこで?
ンガムラさん……
どこから突っ込んでええかわからんが、
[>>74の言葉に、大げさな溜め息を返し]
昨日のそれ。女には、一番言っちゃいけん言葉じゃろ。
いなくなった原因、それじゃなかろうな。
いや、今朝は元気に見えたから、違うかのう。
[校門のそばのお知らせ掲示板に告知の紙をぺたりと貼って]
雨、雨、さよならまたあーとーでー♪
晴れたらあーそーぼー♪
晴れたらまたあーそーぼー♪
泣いてるお空にてる坊主ー♪
にっこりにっこり笑ったらー♪
たちまちー……
……あら?
[急に天気雨が降り出し、桃色の折り畳み傘を開く]
あーあ、またお天気雨かぁ。
明日大丈夫かなぁ…お天気もギンスイのお姉ちゃんも。
水着にトランクスはねぇ。そりゃあ隠れたくもなるわよね…イベント終わるまで隠れられたらどーしよう。
最悪ギンスイに女装させてイベントを盛り上げるとか…
[割と真剣な目でギンスイにとって不穏なことを口にすると、傘を軽く傾けお天気雨の空を見上げ]
…とりあえず、晴れるように神様にお願いしに行こうかな。
[職員室にいる先生達にホズミの件を伝えて協力をお願いすると、お社のある裏山に向かって歩き出す]
[近づいてくる学生の手元に揺れるてるてる坊主を見遣る。
不思議そうに瞬いて(まぶたがぴくりとしただけだが)]
ん 花ァ 見せに。
[トランクの蓋――側面の蓋をゆっくりと戻す。]
ミスコンの「花」のほうは、まだ 見つからんねえ。
タカハルんほう も?
お、キクコ。
[>>76へ、横から声をかける]
姉ちゃんが、心配かけてすまんの。
いつもの年なら、這ってでもイベントには行くはずじゃが。
今年はミスコンの衣装を嫌がっとるらしいからのう。
確かにトランクスに水着はあり得んが、何も失踪せんでも良かろうに。
やーらか……
ンガムラさんが言うと、やらしいのう。
[軽トラへ走っていく後ろ姿>>83から、少し目を逸らした]
花、見せに?
[トランクの方をちょっと見て、首を傾げる。
瞬きの仕種には、気づけていない]
あー、こっちにもいないんだぁ……。
んー、オレの方でも見つかってない。
どこ行っちゃったんだかなー、ホズミねーちゃん。
[言いながら、頭を掻く。
右手に引っかかったてるてるが、忙しなく揺れた]
… 蜂。
[ ことん、 ]
[トランク型の「巣箱」は閉まる。]
ギンスイの姉ちゃは、ホズミ。 ヌイ覚えた。
大仰に 探し回っと、恥ずかしなっせえ
出て来にくか と じゃなかかねえ…。
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