113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[それにしても何日ここにいるのか分からないが、食料は持つだろうかと疑問に思ったが、
特に気にする事無く食材を使わせてもらう。]
多分、大丈夫でしょう。
[止まない雪を見て、…はぽつりと呟いた。
それからお茶も人数分用意して朝食をテーブルへと運ぶ。
その頃には、外に出たダグとクレスト、
そしてドロテアの死体は戻ってきただろうか。
…は席について、朝食には手をつけずに皆が集まるのを待った]
(76) 2013/06/13(木) 23:36:35[大広間→厨房]
[程無く戻りの仕度が整うと、]
……
クレスト、
[籠めて、若者の名を呼ぶ。
伝えておいたもうひとつの合図。
『振り返らずに先にいけ』、*と*。]
(77) 2013/06/13(木) 23:42:21[屋外]
………、
[>>75 考えても分からない事を、
今考えても仕方ない。
ドロテアをダグと共に馬の背に乗せ、
来た道に視線を巡らせた。
歩いてきた足跡は、既に雪に消されている。
ユノラフの明かりが無ければ、
コテージさえも見失っていただろう。]
[ふと、あのどす黒い靄のことが――頭を過ぎった。]
(78) 2013/06/13(木) 23:43:23[屋外]
………でも、
[>>77 ダグの合図に、暫く、口ごもって。
渋々頷くと、明かりを目指して歩き始める。
後ろは気になるものの――、
合図の通り、振り返る事は無く。]
[何度か雪に足をとられそうになりながらも、
なんとかコテージへと戻った頃には、
指先も、足の感覚も、ほとんど感じない。
司書の顔はひどく、青白く。
明かりを掲げていたユノラフの反応は、
どのようなものだったか。]
[硬く結ばれた唇が開かれたのは、その直後の事。]
(79) 2013/06/13(木) 23:50:06[屋外]
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/13 23:50)
盲目 マティアスが接続メモを更新しました。(06/14 00:00)
盲目 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/14(金) 00:01:14
― コテージ ―
……ドロテアが、
[死んでいた。
か細い声で、ユノラフに告げる。]
ダグのおっさんが来るまで、
悪ィけど………、灯り、頼むわ。
[ここからダグの姿は見えていただろうか。
随分と吹雪いていたから、相当近くまで来なければ、
視界に入れるのも難しいか。
身体に巻いていた遮光カーテンをほどき、雪を払う。
既にびしょ濡れのそれをコテージ内に持ち込む事を
ためらい、玄関内の端に畳んで避けておいた。]
(80) 2013/06/14(金) 00:01:54[屋外→コテージ]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/14(金) 00:08:40
― →大広間 ―
[濡れた手袋を外せば、指先は赤く。
体の震えは、止まる兆しを見せない。
ドロテアの事を皆に知らせなければと、
その一身で、感覚の無い足を動かしていく。]
………、
[雪に塗れていたズボンから、
ぽたり、水が滴り落ちて、床を濡らす。
暖房機器も作動していないというのに、
コテージ内はとても暖かく思えた。
大広間には、誰の姿があっただろう。
ひどく顔色の悪い司書を見れば、
ただ事ではないことくらいは察する事が
出来たかもしれない。]
(81) 2013/06/14(金) 00:15:50[屋外→コテージ]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/14(金) 00:17:02
お外へ行った方々は大丈夫かしら。
[もしかして遭難したのだろうかと思っていれば
>>81広間にクレストの姿。]
噂をすれば司書さんお帰りなさい。
…あら? ダグさんはご一緒では……
あの、お顔の色が優れないみたいだけど、大丈夫?
[一緒にいたはずのダグの姿が見えない事に疑問を
持ったが、それよりもクレストの表情の方が深刻そうだ]
熱、とか……。
[顔色の悪さから風邪でも引いたのだろうかと
熱を測るためにクレストの額に手を差し伸べるが、
その手は払われてしまったかもしれない]
(82) 2013/06/14(金) 00:25:56[大広間]
[>>82 伸びてきた手に一歩、後ずさり、
ぱしん、咄嗟にその手を振り払ってしまう。
彼女の手を振り払う司書の手は、氷のように冷たい。]
ぁ―― 、 悪ィ、驚いて、
[むしろ驚いたのは、イェンニの方だろうに。
申し訳無さそうに瞳を伏せてから、
暖炉には火がついているか、視線を巡らす。
もしついていなければ、
ダグやユノラフもすぐに戻ってくるだろうからと、
火をつけることを提案して。]
(83) 2013/06/14(金) 00:35:22[コテージ・大広間]
役人 ミハイルが接続メモを更新しました。(06/14 00:40)
っあ……!
[>>83パシンと払われた手を握りこむ。
特に親しい間柄でもないのに、少し失礼だっただろうか。
払われたときに見たクレストの表情は
一瞬だけ恐怖に彩られたように見えたが
すぐに申し訳なさそうな表情へと変った]
い、いえ…私こそごめんなさい、
(84) 2013/06/14(金) 00:49:32[大広間]
[雪の中にずっといたのだろうか、
クレストの手は極度に冷えていた。
長袖を着ているとは言え体のほうも冷えているのだろう。
暖炉を見ても火種は無い。]
……あの、朝食の用意も出来ていますので
召し上がるなら暖炉の方に運びます。
[冷えた体を温めるなら、
なるべく暖炉の近くにいたほうが良いと思い、
提案してみるが、彼は食べてくれるだろうか]
(85) 2013/06/14(金) 00:51:22[大広間]
―― コテージ / 裏口 ――
[遅れて戻った男は、濡れた外装を振り捨て
つめたいドロテアを荷馬の背から下ろす。
待っていてくれたユノラフの手を借りて、
裏口から土間を通って――――浴室へ。]
湯はあるかい。
…野菜のゆで汁だって構わないから。
[ふと香った煮炊きの匂い。
連れ帰った娘をあたためる手段を模索する。
医者でもない身が、つたなく手を尽くす。]
(86) 2013/06/14(金) 00:55:57[裏口]
[暫く広間のソファで眠気を耐えていると、
クレストが戻った事に気づいた。]
おォ、お前らなんで出てったんだそーいや。
食料の確保か?
…ダグはどうした。
[一人しか戻らなかった事には首を傾げ。
そう話しているうちに、戻るやも知れないが。]
(87) 2013/06/14(金) 00:57:25[コテージ(大広間)]
………飯は、
[>>85 今、何かを口にすることが出来るとも
思わなかった。
ふるり、首を横に振る。]
ダグのおっさんも、すぐ戻ってくると、思う。
[>>87 その頃には、
ダグも戻ってきていた>>86だろうか。
今ここで話してもいいものか、
否、話さねばなるまいと、震える唇を開いた。]
(88) 2013/06/14(金) 01:02:20[コテージ・大広間]
……… 外で、ドロテアが、
[死んでいた、と、認めたくない。
まだ生きているかもしれない、と。
一瞬、そんな期待が頭を過ぎる。
けれどあの時触れた彼女は、ぴくりとも動かず。
肌の色も、死人のそれだったから。]
ドロテアが――…死んでた。
溺れた…って、ダグのおっさんは言って、た。
[濡れた格好で腰を下ろすわけにもいかず、
大広間の入口近くの壁に身体を預けながら、
ぽつり、ぽつりと見てきたことを話していく。
顔色はさらに悪く、震えも、止まってくれない。]
(89) 2013/06/14(金) 01:06:34[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/14(金) 01:10:17
[周囲の反応はどのようなものだっただろう。
冗談と笑う者も居たのだろうか。
司書の表情や声色から、それが嘘ではない事を
察する事くらいはできる筈だが。
重たい唇は、それきり閉ざされたまま。
何かを問われれば、その都度口を開く。]
[濡れたズボンが、小さな水溜りを作っていた。]
(90) 2013/06/14(金) 01:22:24[コテージ・大広間]
[やがて報せに人が姿を見せたなら、
畑違いの昆虫学者にさえ知恵を求める。
けれど、ドロテアは還ってこない。
屍肉に立つ霜柱がとけたころに、
心臓を圧迫して、
圧迫して、
圧迫して。
肋が軋む手応えをおぼえてはじめて、
手を止めて。
――彼女の両手を胸上に組ませた。]
(91) 2013/06/14(金) 01:25:52
そうか。暖炉に燃料を足した方が良さそうだな。
相当冷え込んでただろ。
何かあった……んだな?
[>>83>>84イェンニの手を払う様を眺めて居る限り、
明らかにその様子はおかしい。
返答を聞かずとも是である事に理解は届いた。
死んでいた>>89と聞けば、瞬きを数度。]
ドロテアが溺れ死んだ?
[意外だと思ったので、演技さは出なかっただろう。
あの薄着では、ショック死だが凍死だかしたものと。
人間の生命力も馬鹿に出来ないなと心の底で思いながら]
(92) 2013/06/14(金) 01:26:13[コテージ(大広間)]
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