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[プレーチェとイマリが外に出そうなのを見ると]
ほれ、いくならとっとと出ろ。
全員出たら電気消しちまうぞ。
松明やら花火やらお月様を見る
邪魔になっちゃあいけねえからな。
まあ、帰るのに玄関口くれえは
つけといたほうがいいだろうかね。
[そう言って口だけで二人を追いたてて、
自分ものろのろと外に出る]
お酒?
あはは、飲むわよう。
[お祭りなんてお酒飲まなきゃ面白くないじゃない?とエビコに向かってにっこり]
さすがにあの時はびっくりしたわね
[正月の事件を思い出した]
[イマリと一緒に、ライデンの声に追い立てられるようにして神社への道を歩く]
みんな、もう結構先に行っちゃったみたいだね。
……そういえば、ギンちゃんどうしたのかな?
神社に行ったのかな。
そうなんだ。
私がよく知ってる帆澄ちゃんは高校生だったから……不思議な感じ。
お祭りは、飲まなくても面白いよ。
花火もお囃子もあるし。
>>100
わあ。それに、あの藁人形が入ってるんだっけ。
[イマリの抱える袋をちらりと見て]
怖いのは人形じゃない。人形じゃない。
[呪文のように唱えながら『特選!にっぽんの怖い話』収録、丑三つ時のエピソードを、頭から振り払っている]
[イマリと、とりとめのない話を交わしながら夜道を歩くうち、神社へと到着する]
あ。やっぱり、みんなもう着いてた。
[先客たちに手を振った]
ふふふ、あっちの学校でオトナになって帰ってきたのよっ
[けらけらと笑った]
そうね、花火にお囃子…お?
[向こうにグンジとネギヤの姿が見えたならば気が逸って少し小走りになる]
[外に出ると、首をぐうっと上げ丸めていた背を伸ばし、
半ば伸びをするように空を見る]
[と、三つの月が目に入る]
今日はまたいっそうお美しうございますなぁ。
[口調は冗談めかして]
[しかし目は割と本気だ]
[見ている人間はいないだろうが]
[その褒め言葉を何度言ったことか]
[聞いている人間はいないだろうが]
[月はすべて見聞きしているだろうが]
[何も答えない]
大人かぁ。
確かに、きれいになったよねぇ。
[にこにこと笑って、帆澄を見る。
相手が足を速めると、その背に小さく声をかけた。]
暗いから、足下気をつけてね。
[ゆらめく松明の光の先、ネギヤたちの姿が見えた。]
ネギヤ君お疲れさま。
先生もお疲れさま……?
[続いてやってきた人々に手を振った。
神木の向こうに対岸の松明の明かりが見えた。]
いい眺め。
[海面に映った月と、打ち上げ花火を見ている**]
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