113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[濡れた服を乾かそうとしているらしいクレストに歩み寄る。
目を合わそうとしないようであれば、そのまま。]
………また、遠くに行く事になりそうだ。
[今度は、赴任だとは告げずに。
共に生きてきたサーベルを、優しく撫でながら]
お前、どうする?
[あの日のように――、
共に来るか?という誘いは、うまく口に出せず。
頭を撫でるにも、触れる事を躊躇って。
ただ穏やかな声を息と共に吐きながら、瞳を伏せた。
身に残った煙草の匂いを漂わせた**]
(105) 2013/06/16(日) 04:28:34[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 04:32:02
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 06:32:54
─少し前─
ん?
…ああ、いや、ここにはいないんだ。今は土間の籠の中にいる。
トゥーリッキの蛇は俺が引き取ることになったんだが、まあ、出歩かせたりはしないから安心して良い。
[蛇は苦手、というイェンニの言葉>>96に答え、後で迎えに行ってやらないとな、と小声で付け加える]
(106) 2013/06/16(日) 08:10:35[コテージ・大部屋]
[彼女がスープを取りに行くと、再び声のトーンを落とし、神妙な面持ちで友に告げた]
…信じて貰えるかどうか、か。
それなんだよなあ。
[信じてもらえるかどうか、というマティアスの言葉>>95に頷いて]
それにもし、お役人さんがナッキだったとして…だ。
[一層、声を落として告げる]
伏せたまま捕まえられるような相手じゃない。腕っ節が違うから、皆の協力は必須だ。だが、他にナッキがいたら協力を仰ぐのも難しくなる。
(107) 2013/06/16(日) 08:11:43[コテージ・大部屋]
…なあ、マティアス。
お前は誰を信頼している?
お役人さんの事を話して、信じてもらえそうな人物でも良い。
[そんな話をしていた頃だろうか。
戻ってきたイェンニがスープを配り。
――『へっくしょん』
くしゃみと共にクレストが現れた>>99のは]
[そして――
イェンニが彼にスープ>>100を渡していると所に現れたミハイルの姿>>104を見て、無意識に体が堅くなるのを感じた**]
(108) 2013/06/16(日) 08:13:43[コテージ・大部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 08:18:04
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 08:20:02
[>>104 扉の開く音と、ミハイルの声に。
ソファに腰をかけていた司書の視線は、
一度そちらへ向けられた後、あちこちを彷徨う。
ほう、吐き出した息は、
あたたかいスープに覚えた安堵のものか、
はたまた、姿を現したミハイルに覚えた緊張感を、
払うためのものだったか。
それは自分ですら、わからなかった。]
…………そうか。
[>>105 近くへと歩み寄るミハイルから、
逃げるような事はなく。
瞳は彼を見上げず、皿の中で揺れるスープへと。]
(109) 2013/06/16(日) 09:26:51[コテージ・大広間]
[スープの皿をテーブルに置き、目を閉じる。
どこへ行くかだなんて、聞かずともわかる。
けれど――…、ミハイルが居るのならば、
死者の国に行く事だって、構わなかった。
開かれる瞳、翡翠色を、ミハイルに向け。]
俺も、つれてけよ。
[かつてのときと、同じように。
翡翠のいろに浮かぶのは、懇願の意。]
(110) 2013/06/16(日) 09:30:06[コテージ・大広間]
………置いてくな、ばか。
[ミハイルが姿を現したことで、
部屋はしんと、静まり返って居ただろうか。
司書の声はさして大きくもなかった筈だが、
それでも、しんとした部屋の中では、
ひどくおおきく、響いて聞こえたかもしれない*]
(111) 2013/06/16(日) 09:31:50[コテージ・大広間]
― >>109の前 ―
体調は………悪か、ねぇ。
[>>100 背後からかけられた声にぎこちなく振り向き、
暫く、ためらった後。ぽつりと漏らす。
差し出されたスープに迷いを浮かべながらも、
小さな音を立てる腹にスープを受け取って。]
――――Спасибо
[無意識の内に飛び出すのは、母国の言葉。
スープの入った皿を手に、
近くのソファへと移動し、身を沈める。
持っていた服は肘置きへかけ、
口にしたあたたかなスープは、
じわり、身体を温めていく*]
(112) 2013/06/16(日) 09:35:58[コテージ・大広間]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 09:37:50
[>>108寝心地最悪の粗悪なソファに腰掛ければ、
此方を見るユノラフの視線に気付く。
その視線の意味は勘ぐるまでも無い。
ただ、一度見返して口端を上げるだけ。]
――居心地が悪いソファだな。
[ささやかな皮肉を残して。]
(113) 2013/06/16(日) 10:29:16[コテージ・大広間]
[>>110>>111器をテーブルに置くクレストの返答に、
表情を変える事なく、静かに目を細める。
声でけぇよ、という文句は飲み込んで。]
今度は、本持っていけねえぞ。
傘もな
[十五年程前から今までの年月を思い出しながら、
腕を組んでいた手を解き、漸く髪に触れた。
その色を見る度に重ねていた弟のことではなく、
今は――
出会った時の、そして成長していくクレストの姿を。
彼と過ごした日々を、脳裏で振り返る。
こんなにも記憶と心の面積を占めている存在だったのだと、
改めて気付かされてしまえば、
目の前のガキに負けた気分になってしまう。]
(114) 2013/06/16(日) 10:29:42[コテージ・大広間]
[スープが届くまでの間、置いた侭になっているグラスを取る。
最後の一本である酒は、最早半分以下になっていた。
もう一つグラスを台所から持ってくると、
片方は水で薄め、それをクレストの前に置き。
透明の液体が満たされたグラスを掲げる。]
…За твою улыбку.
[笑え、と促しを籠めて乾杯の誘いを*]
(115) 2013/06/16(日) 10:43:10[コテージ・大広間]
分かってるよ、そんくらい。
[>>114 子供に言い聞かせるかのような、
そんな言葉に、むすり、唇を尖らせて。
自宅にある大量の本も、大切にしていた傘も。
それら全てを置き去りにしたとしても。
ミハイルと、共に在りたい。]
[髪に触れる手は、あの頃と何ら変わらない。
心地よさに身を任せ、ソファの背に凭れ掛かり、
瞳を閉じた表情はやわらかなもの。
彼と出会ってから、今の今まで。
約15年、人生の半分以上だと思うと、
案外長い間、共に過ごしていたのだと思う。]
(116) 2013/06/16(日) 11:24:54[コテージ・大広間]
[それだけ共に過ごしていれば、
なるほど、離れたくもなくなるものだ。
唇が、ちいさく笑みを浮かべる。]
…―― 、 за тебя.
[>>115 透明な液体の注がれたグラスを掲げ、
すこしだけ、泣きそうな。
不器用な笑みが、司書の顔に浮かんだ**]
(117) 2013/06/16(日) 11:25:24[コテージ・大広間]
司書 クレストは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 11:35:40
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/16 12:28)
[黒髪の役人が去った部屋で、
部屋の仮初の主である若き司書へ
イルマの死を伝えた折のこと>>73。
――口籠る司書の重い吐息を聴く男は、
生乾きの頭巾を常のようにつけていた。
廊下の薄暗さも相俟って、
養蜂家の表情は定かでない。]
(118) 2013/06/16(日) 12:33:24
場所が見えているからね。
連れてくるさ
[今度は手を借りなくても大丈夫だと、
イルマについてはそう請けあって。]
(119) 2013/06/16(日) 12:34:07
[別の部屋。>>85寝起きの学者は、呼吸するのと
同じように淀みなく皮肉を置いて寝に戻る。
面食らった態で立ち尽くしていた
養蜂家は、何も言えなかった。]
…… …
(120) 2013/06/16(日) 12:35:40
[郷里が同じらしきふたりが
過ごしていた部屋に残る空気。
教本を示すごとく処刑を行った役人と、
後ろめたそうな司書の様子と…
年嵩の男が感じたのは、
理屈も追及も必要ない 閉じた世界 。]
(121) 2013/06/16(日) 12:38:13
[『 … 部屋にいるといいよ。
じゃあね、
クレスト。』
―――――心中なら、部屋ですればいい。
できないようなら、『ひとりでいきなさい』。]
(122) 2013/06/16(日) 12:40:12
[かけた言葉は、教えた合図とあわせてなお
当人に悟らせる気すらない、情含みの皮肉。
眼鏡で鎧わない寝起きのニルスが吐いた皮肉は、
己の其れと較べれば、ひどく歪みなく美しくて
朴訥な男は、途方に暮れながら外へ向かった*。]
(123) 2013/06/16(日) 12:41:53
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