情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[がさがさとツツジの植え込みから体を引き抜く。空を仰ぐと日はすでに高く]
ここらじゃないのかな…先生が他にぶらつきそうなところって…。
――昨夜、合宿所を飛び出してから向かった雑貨屋で見た幻を思い出す。無邪気に頼み込むあの日の自分と困ったように微笑んだレベッカさん、そして差し出された指輪。
[何かが動く気配に顔をそちらに向けると、白い猫が校舎の陰に消えるところで]
[立ち上がると、誘われるように校舎の玄関口に向かった]
[職員室にあるスチール製の棚にビデオテープを発見し、何本かを適当に手にして視聴覚室へ]
若い……。
[小さなスクリーンには、入学式の映像]
[雑貨屋から見繕って来た菓子パンを頬張りながら、最前列でリモコンを弄る。
早送りで次々行事が映し出される中、不意に視界に入った人物の姿に狼狽してリモコンを取り落とした]
……何で、嬉しくないんだ?
やっと見れたのに。
[リモコンを床から拾いあげることすら出来ずに、机に顔を伏せた。
初年度の体育祭、アーヴァインがブカブカの学ランを着て応援する奇声が*室内に響いている*]
[角に消える白猫を追いかけて二階への階段を昇る。先に階段を昇り終えた白猫が左に折れるのを目にして動悸がする]
あの先は、教室と…科学室。
[階段を昇り終えて左を見やると、予想したとおり白い尻尾が科学室へするりと滑り込むところで。急いで幻が霧散するのを恐れるようにゆっくりと科学室に向かい、ドアの前に立つと取っ手に手をかけて開く]
[そこには猫の姿はなく、借り物の指輪をはめて嬉しそうに目の前にかざす自分の姿]
レベッカさん…わたし…ただ貴女やマリーみたいになりたくて。
[目を背けたいが逸らせない。6年前の自分が指輪を外して箱にしまったのと同時に背後の扉が開く気配。入ってきたのが誰かは振り返らなくても覚えている。アーヴァイン先生はあの時『おや、いけませんね』と言ったのだったか]
[待って、お願い、あの日の自分と同じ台詞が喉に出かかるが]
え……?
[箱を手に取り開いたアーヴァインの肩がぴくりと震えるのが背後からでもわかった。そして、振り返った先生のいままで見たことのない神妙な顔つきに思わず声がもれる]
先生……?
[返事はもちろんなく、アーヴァインの幻が自分の体を通り抜けて行くのを呆然と見送った]
[我に返って科学室を飛び出す。しかし廊下にも、覗きこんだ職員室にも先生の姿はなく、代わりにアーヴァインの歓声が聞こえてくる]
下からだわ。
[脱げそうになるサンダルをもどかしく思いながら階段を駆け下りる。声に向かっていくとそこは視聴覚室。ドアを開けると、机に顔を伏せたハーヴェイを認めて]
ハーヴェイ?
[一歩歩み寄ったところで再び湧き上がる歓声。スクリーンを見やると、体育祭の様子が映し出されていた]
[セシリアの声に顔を上げると、居なくなった二人のことや、アーヴァインの電話について伝えて]
先生、すごかったよなぁ……。
[スクリーンの映像を見て、*ぽつり呟いた*]
[ハーヴェイから今朝の様子を聞かされて]
二人だけが?
まだ直ったといっても本調子じゃないのかしら。
[デボラとモーガンの名前を聞くと、じゃあもう時間がないな、と呟く。文化祭の話には頬を緩めて]
柱時計の役が良いって言ってハーくんに却下されたよね。
着ぐるみを最後、キャンプファイヤーにしようって言うのをノーマン先輩が必死に止めて大事そうに持って返ってたのも意外で可愛かったな。
文化祭のテープもあるの?
[そう言ってテープの山を眺めて、その中に古びたテープを見つけて手に取る。『○○年卒業式』タイトルは文字が擦れて判読できない。ハーヴェイの呟きには]
あ、うん。アーヴァイン先生は行事に命賭けてるって感じだったもんね。
[降り注ぐ日の眩しさに目が覚めた。
ここに来てからの定時となった昼過ぎ。
両腕をのばし、大きく伸びをすると辺りを見回す。
珍しい事に、今日はひとりじゃ無いようだ。
アコーディオンカーテンのこちら側、思い思いに散らばる級友達の姿。
昨日は皆自分より遅かったようで、珍しく良く眠っている]
あー、そういや忘れてたなぁ。
[呟くと、何か書くものを探し、自分の持って来たバックパックを漁りはじめる]
[熱心に体育祭の録画を見詰めるハーヴェイに釣られて再びスクリーンに目を向ける]
わたしたちが1年の頃のかぁ。
あ、先輩達も映ってる。
[椅子を引いて座り込む。場面は2年生のマスゲームに移っている。頬杖をついて先輩達の懐かしい顔を眺めているうちに猛烈な眠気が襲ってくる。抵抗するように二、三度目をしばたかせたが、結局、万国旗のはためく夢の沼に*沈んでいった*]
[目を覚ませばもはや見慣れた合宿所。大きな欠伸と共に起き上がり、顔を洗うべく移動する。鏡の正面に立って目に入ったものは──]
……なんじゃこりゃーーーーーーーーー!!!
[額に書かれた”肉”の文字。洗顔ついでにごしごしと洗い落とす。水性ペンで書かれたものなのか、どうにか落とすことは出来た。薄っすら文字が残っているかもしれないが]
くっそー…誰だこんなことした奴は。
やりそうなのは………野郎全員と一部女子。
[頭の中に容疑者を思い浮かべて一旦合宿所へ。まだ寝ている男連中を見れば彼らも被害に遭っていて]
ギルとラッセルは除外か。
こいつらも書かれてやんの。
[繋がった眉、瞼に書かれた目。それを見て思わず「ぷ」と噴出した]
[起きて身支度を済ませると合宿所を出て校庭を横切り、門のすぐ向かいにある雑貨屋へと。何となく、こんにちはと挨拶を呟きながらドアをくぐって中に入る。]
…わぁ…。
[学生時代に全く利用することがなく、生まれて初めて見たその中はまるで宝石箱のような在りようだった。文具や、見たことのない多種多様な飲み物、パンやお菓子、そして駄菓子。
イースト生地が醗酵する香りも漂い、雑多なのになぜか落ち着く不思議な空間に]
これを知らずにいましたのね…もったいない事をしましたわ…。
…お邪魔します…。
[一言断ってから、店の奥に一段上がったところにある居間に入り、テレビを見付けてスイッチを入れる。流れるのは当時の映像で。]
一方通行…?こちらからはあちらの様子が見えませんのね…。
[がっかりしたように、声を落とす。]
[漸く目が覚めたのか、布団を剥ぎ取って身を起こす。がしがしと頭を掻いて視線を巡らせれば、何やら此方を向いて笑っているクインジーの姿に訝しげに眉を寄せた]
あのさ、お前…
[一度口を開いた後、緩く首を振ると起き上がり]
思い出し笑いするヤツはエロいらしいぞ?気をつけろー?
[自分の顔がどうなっているかなんぞ知らない為そんな勘違いを残し。着替えを終えると、顔を洗いに移動して]
>>118
いや、思い出し笑いじゃなくて目の前の情景に笑ってるから。
[エロはお前ら、といつだかの会話を思い出して。叫びが聞こえればますますゲラゲラと笑う]
[ちょうど絶叫が聞こえてきたのに目を向ければ、ギルバートの姿。
ぷ、と噴き出して、楽しそうにかかかと笑う]
やっぱり、その顔は起きてる方が面白いな!
[他の悪戯の成果は、と辺りを見れば、クインジーに不満げな舌打ち]
もう気付いたのか。
[テレビのスイッチを切ると店のほうに戻り、色々と見て回る。毒々しい色をした駄菓子に思わず目を奪われ]
どんな味なのかしら…?
[プラスチックの買い物籠を手に取ると、色々なものを手当たり次第入れていく。お勧めらしい揚げパンも紙の袋に入れて。玩具らしいものも、箱に書かれた遊び方の説明を見ながらついでに買ってみる。]
…洋服選びより楽しいですわ…。
[代金を置いてから、買い物籠ごと持って出ると、「まきとり」を吹きながら合宿所に戻る。]
…あ。
[と、男性陣の姿を見て声を出すと、伸びていたまきとりの紙の空気が抜けてくるくると戻った。少しバツが悪そうな表情になって。]
皆さん、もう起きてらっしゃったのね…。
>>120
てめぇが犯人かっ!
[自白と取れる言葉にグレンに襲い掛かって。フロントネックホールドの体勢に]
>>121
よーシャル。
何か楽しそうだな。
[グレンをホールドしたまま顔をそちらに向けて]
>>122
いやだって面白くてな?
俺がエロい根拠はどこにあるってんだ。
[ふふん、鼻で笑って]
お、その話俺も乗った!
倍返しだな。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了