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[部屋に入ってきた老翁が石を残して消え去る。最初に思うのはそんな人物も居たのかという驚き。しかし老翁が消えることによってそのことはすぐに忘れ去られる]
……何の石なんじゃろうな。
[拾い上げる少女もそれは知らないらしく、石はテーブルの上へと置かれる。食器を片付ける少女の背中を見送った時だった]
…おおお、これは…。
[少女に纏わり付く闇。この森の暗闇と同じ闇]
そうか…この子は囚われておったか…。
[弱りきった目から水が溢れ、皺を伝っていく。このままこの子はこの森の中を彷徨うのだろうか。自分はそのうち消えてしまうかもしれない。一人彷徨うのだろうか]
[どうして自分が消えると思う?]
[どうして自分がこの森から出られると思う?]
[何故]
[何故]
[何故]
[すっと意識が途切れる感覚。次に気付いた時には日の差す森の小道を歩く自分]
やれやれ、自分の家に戻るにも一苦労じゃ。
[杖を頼りに小道をゆっくり歩く]
[後ろをついてくる音は*もう聞こえない*]
[綺麗に水滴を拭った食器を戸棚に仕舞う。
ふらりとテーブルに戻るが、そこには誰もいなくなっていた。
けれど、少女はそのことすら認識出来ない]
どこにあるかーみんな知ってるー
どこにあるかー誰も知らない〜♪
[水音が聞こえる。
家の外、湖で跳ねるは小鳥。
響くのはその音だけ。
闇が、その音を吸い込んでいく]
[靴を脱いで、湖面に足先を入れる。
心地よい冷たさ。
スカートをたくしあげ、ざぶざぶと進んで行く。
膝の下あたりが限度で、それ以上深い個所はなかった]
[湖の真ん中で見上げると、空にはぽっかり丸い月が見えた。
手の力が徐々に抜けて、スカートが水面に吸い込まれた]
あ……、れ?
[胸が苦しかった。
何故かはわからない]
近くてー遠いー
まっくらクラーイ、クラーイ……
[口をついたのは、どこで知ったのかそんな歌で、唄いながら岸へ戻る]
食べなくちゃ。
[濡れた足に土がまとわりつく感触も知覚せず、突然少女はお菓子の家へと駆け出した]
[作り主のいない、誰もいない、家の壁を少女はもぎ取って*口へ運んだ*]
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>>118
「さっきまで覗いてなかった」のはあたしのことね。
デボラんのActの数秒後に虫の知らせでここ覗いたのです。
>>119
食べきったら、アーヴァインがどっか別のところに家を建てることでしょう。
ぼちぼち、「さみしい」という感情も忘れてきたロッテがお送りします。
*/
/*
>>122
(ぐらぐらぐら)
「あっ!」
(ぐしゃっ)
「……!!!。・゚・(ノд`)・゚・。」
可愛いねw
最近アーヴが好きだよ。まともにプレイヤーとしていたら動悸息切れしちゃうかも。
*/
/*
>>123
ビスケットとクッキーを交互に見つめながら、ドアはどっちがいいかな…とか呟くアーヴァイン。
セバス国のアーヴァインがかわいくてそんな妄想がわいてしまいますw
*/
/*
>>125
そもそも、そのビスケットはアーヴァインの手焼き?
「はじめてのお菓子づくり」とか読みながら作ってるんだ。
>>126
狼のアーヴァインなんてアーヴァインじゃない!!www
*/
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