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[聞こえたイェンニの言葉にちらり、視線を向ける。]
思うまま、接すればよかろうて……
こまかなしきたりなどは失われてきておるしのぅ。
このような儀など、いったい何十年ぶりやら……
[ふう、と僅かに息をつく。
話しているほうがという帽子の男にふむ、と呟き。]
一人考え込むよりはよいかもしれんのぅ。
気の滅入る狼の遠吠えはやむことがないし、の。
[遠く、響く狼の声は、こうして話している間にも。
時折空気を振るわせる。]
[無力だから供犠となるのではないのかしら。
それを悲しむのならなぜ身代わりとならぬのか]
…さようで。
狼を神の使いと信仰した時期もございました故に
どうにも狼の声は心地よいとしか。
やはり申し訳ないのですわ。
信じられるものもなければお一人で考えられていたほうが楽ではございません?
たとえば…私が貴方方をそそのかしている、とか。
[二人へ向ける伏し目がちの目から感情は読み取れぬ。淡々と紡ぐ声に偽りはにじまずとも]
狼が、神の使い?
――同じモノを見るのでも、抱く念は共同体によって違うという訳か。
[興味深いな、と付け加えて己の顎をなぜた]
そそのかす。
……成程、気がついたら私はいつの間にか狼の群れの中に放り込まれていると、そういう訳だね。
確かに、それは……難しい問題だ。いや、全く、困ったものだ。
[言って、からから笑った]
一人で考え込んでいては、信じられるものすら見つけられぬだろうて……
わしらは身の潔白を証明せねばならぬが、信じられるものをみつけることも大事なことだからのぅ。
[伏目がちなイェンニに静かに答えながら、ラウリの言葉にふうむ、とうなずく。]
そうさのぅ……それが自然な流れであれば逆らうこともなかろうて。
[文明の>>114という言葉を否定することはない。
じゃらり、杖を鳴らしながら村の外へと視線を向けるように遠くを見る。]
まぁ……狼を操るものの意図がなんであれ、今の状態では……
あれを聞きながらすごすしかないからのぅ。
それもまた、仕方のないことなのじゃろうな……
[力なく呟き。
ひとつ、首を振って]
わしは一度小屋に戻るとしよう……主らも、話があるなら遠慮なく来るとよい。
[短い言葉を残し。
じゃらり、と杖を鳴らしながら二人の側から歩き去った**]
違うようですが…郷に入れば郷に従え、今は疎ましい存在としております。ご心配なさらないで。
[笑う帽子に、表情は変えずとも]
今の様に笑っていただけたのなら、信仰を変えた甲斐があったというものですわ。
私は在るべき理由に抗うことなく生きとうございますが…今はせめて、ビャルネ様やラウリ様がお健やかに休めることを祈りますわ。
狼を操る者の意図、か。
……。
[瞑目する。考えても、狼の遠吠えが耳に響くばかりだ]
ああ、機会があれば遠慮なく寄らせていただくよ。
有難い。
[響く杖の音に僅かに口元を緩ませて、去る書士の背を見送った]
/*
男女が不明なキャラが……
イェンニは女性なのか? うっかり男性かと思いかけてt……
ヘイノは男、だよなあ……
口調で悩むぜ!
さすがにウルスラとトゥーリッキ間違えたらおこられるwww
さあて、寝よう。寝る時間過ぎてしまった……
おやすみなさい
ああ、そうだな。
今この瞬間に限っては、そうしておくのが正しいだろう。
[郷に入り、従う。従わなければ疑念の大口を開いて待っている]
だが、――……。
いや、今はやめておこう。すまない。
[瞳を伏せて、言葉の端を濁した。疑われているのは、己もまた同じなのだ]
その祈りに、私も感謝を。
そして君も、心安らかに過ごさん事を。
[そう言い残して、彼もまた歩を進める]
あぁ、ビャルネ様はつまらないことでお時間をとらせてしまいました。申し訳ございません。
どうやら私は…まだ皆様を信用出来るほど、こちらに馴染めておらぬようですわね。よくして頂いているのに、申し訳ないことです。
[閉じられた瞼の奥に宿る瞳は何色か]
しかし…仕方ないで済ませられるとは殿方とは随分悲観主義でいらっしゃる。どうかあまりお情けないことは仰らないで。
[緩やかな言葉の影にちくりととげを一つ。
ビャルネの言葉にはただ頭を下げ]
ありがたく…。お茶などご馳走になりますわ。
[そのまま、さらりと髪を靡かせると、ラウリにも会釈だけをしきびすを返す*]
供儀 ドロテアは、ここまで読んだ。[栞]
― 小屋前 ―
…………
[トゥーリッキと過ごす時から得たものを、本人に語らず胸裡に仕舞うまま。温まった小屋から熱の逃げていくのも厭わず、閉めぬ扉を背に狼の遠吠えを聴いていた]
ないてる…
[思索の零れる如き呟きは確認めかず、冷えた大気を白く染める事もない。紅いオーロラへ彩られた夜へ顔を向け、既に一度は曇り冷え切った眼鏡の奥の眼差しを細める]
…わらえないな。
………
[緩く首を振る動きに連動して項垂れると、足元へ落とす視線。膝掛けから覗く足先の向こうには、今は溶ける事のない雪と氷に覆われた地面―――車椅子の車輪の跡とトゥーリッキの足跡が残っていた]
ふたり…―――
[長老のテントからの道のりを眼差しだけが逆になぞり、その先にひとりきり捧げられた供犠の娘の口元を想い細める。キィキィキィキィ…―――小屋へ引き返し扉を閉めても、止まぬ狼の遠吠えは*聴こえた*]
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