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[目をキッと開く]
それもそうだな…。
……山頂に行くのか。
[銃をぐっと握りなおす]
(小林には敵意が感じられない、だが小林は武器を拾った。…油断ならない)
[30メートルほど間隔を空け、尾行するように後を付ける]
あっさりか……そうだな、本当に。酷い話だ。
[小さく肩を震わせ、ユウキの言葉に頷いて歩き始める。
やがて見つけた洞窟、入口付近に誰かが潜んでいないか確かめ、中へ入ると入口から見えない場所へ移動]
奥はどうなってるんだろう。
[ユウキから<54>cm離れた場所に腰かけ、懐中電灯で軽く照らしてみた]
[しゃくりあげながら]
そうだ…ユウキちゃんはどうしてるだろう
「ユウキちゃんへ
ゲンキか?大丈夫か?
ミナツは無事だおヽ(゚∀゚)ノ
今タカハルと一緒だけど合流しない?」
[メールを打つと送信ボタンを押した]
こんなことになるなら
昨日、炙りマシュマロ食べておくんだったなあ。
[警戒する程遠すぎず、信用する程近すぎない距離。
携帯を操作しながら、隣を見やった]
宛先:小野寺 璃雨
本文:ぶきは?
[隠れて打つメールは難しい。
変換ボタンを押すことすらまどろっこしくてそのまま送信した]
[懐中電灯で物置を照らして物色。
奥からロープやら錆びたシャベルやらを引きずり出した]
ま、無いよりゃマシだろ。
……勝手に取って、後から怒られたりしないよな?
[特に考えがあるわけでもなく、それらを持って]
……1日じゃなく、6時間おきだったな。
[ポケットをちらと見てから、民家に戻った]
[ぱちりと目を開く。
人の気配は特に感じない]
このまま隠れ続けてたら駄目なのか。
[ぼんやりと思う。が]
食料は入ってなかったか。
柿の種は没収されているみたいだし。
[持ってきていたはずのものを思い出す。
むしょうに食べたくなってしまい首を振った]
どっちにしても動くか。
ここも目立たないとは言えないし。
[ゆっくりと立ち上がった。
歩くのはできそうだった。道沿いに民家を探して歩き始めた。物陰のない場所もあったがそこは諦めた]
[武器について答えた時、リウの反応はどうだったか。
懐中電灯は点けないまま、周囲を警戒しながら歩き進める]
[手を繋いだままの意味、懐中電灯を点けない意味。
全ては身を護るためのものだが、どこまで効果が及ぶのか]
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