情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
本名かどうかは、しらない。
あいすまんことだが、旅のひと。
[蛇遣いを迎え入れた
養蜂家は、先を続ける。]
…お前さんは、
ここを出て 逃げるのがいいと思う。
[――極寒の原野へ。
旅慣れてはいるが誇り高き蛇遣いが、
無理に居座ることはできるだろうか。
借り宿の旅人に告げる、
事実上の *自殺勧告*]
>>161
[ユノラフが拾ったという紙切れ。
その内容も読み上げてもらうことによって認識した。]
筆跡は…別人のもののようですね。
[ドロテアの手記と手紙を見比べる。
読めずともそのくらいはわかった。
信じがたいが、別人による同一の記述が見つかれば、信憑性は増す。
ふと、突然歌いだしたダグが、自分を見ているのに気がついた。>>170]
………もう、大丈夫だから。下、行くか?
[大広間に居るであろう皆の所に戻るにしても、
この格好では戻るにもどれない。
びしょ濡れの服を身につける訳にもいかず。
毛布を巻けばいいのではないか、
苦肉の策は、ミハイルにどう言われたか。]
[ドロテアの手記。
当然ながら、その内容は気になるもの。
それとはまた、別に。
突如人の背後に視えるようになった、
あの靄の事が――…ずっと、引っかかっていた。]
……殺せ、ね……
[信じたくはないが、すすり泣くドロテアの様子を聞いては信じる他にない。
ナッキ。水の精。
絢爛豪華な水中の王国に住むと言われている存在が、何故このような所に?何故このような事を?]
>>172[外国人の彼にはその歌の意味は理解できなかった。
しかし、歌い終わると同時に、その男は言った。
ここを出て行けと。
この吹雪の中、それは、死ねと言っているに等しい。
即座に自分が疑われていることを察した。]
理由を聞いてもよろしいでしょうか?
[よそ者というだけであらぬ疑いをかけられたことは何度かある。
トゥーリッキはあくまで冷静に、そう訊ね返した。]
……あァ、くそッ。
[もし、この中から殺すとしたら誰を選ぶだろう?
クレスト?酒飲み仲間だ、ナッキだなんて思えない。
ユノラフ?論外だろう、友を疑うなど。
この場に居る面々の名前が次から次へと脳裏を掠めては消えていく。]
[それを何度か繰り返して―――、浮かんだのは、一人の名前。
トゥーリッキ。
異国の旅人。マレビト。この村の人間ではない。
排除されたところで、自分の生活にはさしたる変化はない―――]
[その時、聞こえたのはダグの声だった。
歌に始まり、それから、トゥーリッキへの直接の語りかけ。
このまま彼が選ばれたとしたら―――]
……畜生。
[彼が選ばれてくれれば。自分の友人たちの代わりに、彼が。
そのような考えが浮かんだ自分に嫌気がし、わしゃわしゃと頭を掻いた。]
[一度ひらついたブラウスは、
また男の体にぴったりとフィット…否、大分キツそうだが。
致命傷といえるほどに大きな傷は、完全に塞がっている。
まだ人であった200年程前に、受けた傷。
そうして、泥混じりの水場で息絶えた。
村八分にされた己が家で死んだ両親と――
飢餓に苦しんだ末、二人に『食われた』弟へ。
悲哀の念を抱いて、静かに心臓を止めたのが
天使の名を受けた男の、人としての最後の記憶。
そうして、醜い聖痕を刻んだ精となり、今に至る。]
…ん、大丈夫そうだ。
[一歩、二歩とゆっくり歩いた後、こくんと頷き、
ぱたり、スリッパを鳴らしながらミハイルに続く。
足取りは、いつもの司書よりは遅いけれど。]
―――― 、
[ふわりと翻ったブラウスの下、
彼のわき腹にある古傷を見つけ――眼を細める。
かつては、軍人であったと聞いた。
その時についたものだろうか。
視界に入った古傷の事を尋ねることはせず、
ただ、一瞬だけ。痛ましそうに、眉を下げた。]
― →大広間 ―
[両親に疎まれていたとはいえ、
日々を平穏に暮らしてきた司書は気付かない。
その古傷は、人の命さえも奪えるほどの
大きさだと言う事を。]
[ぎしり、階段が軋んだ音を立てる。
聞こえてきたダグの歌の後。
どことなく空気が張り詰めているような気がして、
すこしだけ、身を強張らせた。]
―現在・大部屋―
[特に何をするでもなく大部屋に居座っていれば、手記を見たらしい村の娘…イルマから声をかけられる>>150]
信じるも何も、彼女が死んだのは確かだ。
ナッキとは信じ難いが…信じる他ないのだろうな。
[冷静に、そして無愛想に。人が一人死んだというのにその顔色が変わることは全くない。すると、今度は写真家のユラノフに話しかけられる>>169。ニルスを嫌っている彼から話しかけるのは珍しい事なのだが]
ふん…何を馬鹿な事を。
人間の命など一瞬に過ぎない。
…だが、蝶は永久に、美しい。
[一度だけ彼と話した事があったのだが、有りのままの姿を大切にするユラノフとは気が合わない。どうやらそれは変わらず、今回もまた彼との間には火花が散りそうだった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了