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うむー、そう。
オレ様、デンゴ!
[名乗ってから、空いた方の人差し指で
絵日記のカボチャを指差して]
だってよー。
こいつ、アンタと会うとは教えてくれたけど。
場所についてはサボってんだもん。
どーせなら、それも教えてくれたっていいと思わね?
[そこまで言って、自分の言葉の内容に、
はたと何かに気付いた顔をして、少し黙った]
……あー、これ。駄目じゃん。
まだ1日しか経ってねーのに、慣らされてる。
[子供ながらに、苦い顔を浮かべた]
[明かりを手にした1stの姿を見つけ。
隣にいる人と、ここに飛ばされてから相対するのは初めてだと思う]
や、1st。
今まであえなかったのに、君とあう未来が表示されて驚いたよ。
[軽く肩をすくめる。
何せ予想では避けられているのだと思っていたから]
どうして、会う気になったの?
[そんな風に軽く問いかけた]
いい女だから 気になって…
[鉄のポールから手応えを感じるが、
そのまま、カァン、と言い音を立てて
杖に弾かれた鉄のポールは弧を描く。
ポールは、それを持つ左手を円の中心のように動く。
そのまま遠心力を利用し、力を加速させる。]
ね!
[地面をこちらも蹴って、間合いを取りながら
ポールは半円描いた先 ―――11thの右足を狙う。
何があろうが、彼女を屋上から下には
行かせないつもりで*抗うだろう。*]
…またそそんな事を。
適当ばっかり言ってんじゃねえよ。
[ポールに遠心力が乗りスピードを増す。
右足に打ち下ろされるそれに杖を当て、
力で止められぬだろうから方向を変えるように流して、右へと避ける。
同時に、太い足で手元目掛けて蹴りを放った。
ガン、と鈍い音がて、ポールに防がれる]
…ッチ…!
[顎先から滲んだ血が、宙を舞った]
別に不思議なことじゃない。
機会がなかった、それだけの話だ。
一々大所帯に顔を突っ込むつもりもなかったしな。
[既に先の動きを把握していることを、言葉で示す。
確かに2ndを探しに行ったことはない。
避けたこともないのはまた、事実であるが。]
…、別に。避けるまでもないと思っただけだ。
2ndは、俺に会いたいと思っていたのか?
[軽い問いには首を横に振り、逆に問い返す。]
えっ。ねーちゃんのもそうなの?
Σ しかも…持ち主の性格!?
[がーん。と妙なショックを受けた。
そうか、このカボチャめが生意気なのは、
自分のせい、なのか…??]
おう、クルミねーちゃん、よっしくー。
[飴は喜んで受け取った。
さっそく舐める。
ころころ、舌の上で転がる甘味に、にんまりする。
…こっちの飴も交換であげようかと一瞬考えたが、
口の中が真っ赤になるから、嫌がるかな…と流石にやめた]
[やがて二番が消え、その場には四人が残る。]
――……屋上にいかずとも、
誰が死んだかは判明しました。
どうしますか?
[八番に尋ねる。
といっても、彼との不可侵は結局は成立していない。説いたことも聞き流されてしまった。
それもまた仕方ないと思う。]
んーとさ…
自分の未来なんて知らないのが当たり前だったのに。
そんなのに頼って動くなんてしてこなかったのに。
今は、日記をついチェックしちまってる。
日記は何でも教えてくれる道具じゃねーのにさっ?
[誰と会うか…だけでなく。
何処で会うか…も教えて欲しいというのは、
結局のところ依存で甘えだ。
日記の記述には、従うかもしれないし、
従わないかもしれないけれど。
その選択肢はあるけれど]
未来を、自ら狭めているような――…
なんかそんな気がして、ちっと怖くね?
[目の前の、同じく未来日記を持つ相手へ、
自分が今感じたことを言語化しながら答える]
そんなに大人数のところにいたかなあ……?
まあ、さっきは、あれだったけど。
[把握されてるのは分かっているから、示されることにはやっぱりね程度の頷きで。
続く言葉にそうか、とゆるりと瞬いた]
じゃあ機会がなかっただけ、と。
んー、まあ、3rdとなにやってんのかな、って気にはなったし。
[間に挟まれれば気になるのも当然。
そう云えば、ネギヤが1stの行動を知ることができるようになったのなら、同じ状況かもしれないとちらりと思う]
3rdがさ、1stと11thに日記を見せたらしいから。
どうやってそこまで信用とったのかなーっていう疑問もあったし。
[端末に文字を打ち込んでやり取りしていたこと>>1:209をただ見せただけだと思っていた]
…、
[打ち合う。
距離を取っては、詰める。
繰り返す内に、常に相手が階段を背にし
本当に「足止め」のつもりだと判る。]
…くそ、どけよ!
[杖を回し、相手の手元目掛けて打ち下ろす。
弾かれると同時に軌跡残して襲うポールに
杖引き戻すのが間に合わず思わず逆の手を向け
不思議な発音の言葉を叫ぶ、が]
ふぐッ…!
[手の平から光の盾は現れず。
開いた手ごとポールに叩かれて
空中を勢い良くふっ飛んだ。]
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