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おいらが12thのネギヤだよ、クルミちゃん。
どうして盗み聞きをしていたんだな?
[素直に頭を下げる彼女に、問いを重ねる。
嘘をつくかついていないか、見極めるべく、じいっと]
[言われて素直に確認を取る3rdの手元、
それが彼女の日記かと確認をする。
謝る姿勢と、どこか緊迫した空気を感じながらも]
そうか、…
じゃあ、クルミ。
あんたが1stと11thと手を組んだのは知ってる。
[後の12thにも聞こえるようその言葉を言って]
俺は、俺の都合で
[ひゅ、――とポールを回しわざと音を立てて]
クルミの前後の番号どちらかを狙う場合、
あんたらを必ず邪魔しに動く。
それに、あんたら3人の中に
鬼が1人くらい紛れてそうだしな。
[間をあけてから、そう加える。
聞いているクルミの様子からは視線を逸らさない。]
1th, 3th, 11th……
なるほど。
ある一定の利害の一致を元にした、ゆるい共同戦線、ってところなんだな。
[上から来る様子も、3Fの売り場から来る人の気配も今のところはなく]
[10thはともかく、もちもちの体格とか、顔とか、話し方のせいか、>>340ネギヤと名乗ってくれたひとは、悪い人には見えなかった。]
だって……誰が襲ってくるか、わかんないでしょ?
出て行ったところに、いきなりがつんってこられたら、どうしようもないし。
[正直に言う。目は逸らさない。
けど、>>341 棒が風を切る音に、視線をそっちに向ける。
バットを回した時より、少し軽い音。]
………なんで?
[彼が10番、ってことは、ソラさんの行動が筒抜け、ってことだ。
仲間になったのがばれてるのは、きっと日記のせいだろうなぁ、って分かる。けど。]
なんで、私の前後の番号のひとが狙われたら、なの?
私たちが、他の人を何とかしようとする可能性だって、あるよ。
[やっぱり、殺すとは言えない。精一杯濁して、言う。]
クルミの日記じゃ、自分が襲われるか解らないのか?
[恐らく自分の日記はそれに近いものがある。
人によって得られる情報が違うのかもしれないと、]
……
[疑問の言葉に、非常灯が灯る暗い中、
静かに声を響かせる。]
そいつを…絶対に殺されたくないからだよ。
[前後どちらかは明言しないまま、
確かな意思を声に乗せる。]
― 1F・食料品売り場へ ―
[そのまま窺ってた十一番がどこかに去ったことも知らず、1Fに降りていく。
後ろからついてくるだろう八番をふと振り返ると照明が落ちた。]
閉店というわけか…。
[明かりが落ちたばかりの時、目は一瞬使い物にならなくなるが、
それはこの獣人と名乗った八番にはどうだろう。
この瞬間は誰と一緒であれ、警戒するべきだろうと考えた。*]
…、
[けれど鬼の事を、チート日記と言う3rdの言葉に、思わず、く、と笑ってしまい、ずっと嶮しい顔を作っていたのを崩す。]
[>>346 なるほどと頷く。それがブラフの可能性もありつつも――]
[>>346 不安を滲ませるクルミに]
誰が襲ってくるのかは日記を見ればわかるんだな。
でも、……日記って人によって特性がずいぶん違うかもしれないんだな。
[ネギヤは夜明けまでの1日を、1500ptの文章で記す 「人狼議事録日記」ともいえる未来日記を所持していた。グリタの端末も同じくタブレット。皆似たような日記であるとは思っていたが――]
クルミは、チート日記の持ち主について何かしらない?
その2人の日記を処分したら、大部分の世界は無事で済むんだな。
……わかんない。
まだ、襲われたことないから。
[実際、そうなってみなきゃ分からないし、それになにより……多分私は、日記の確認が人より疎かだ。
使い方が下手、なのかもしれないけど。
私の前後の番号。といえば、2番か、4番。10番が、4番と接触したのは知ってる。]
……おじさんは、4番のひとを守りたいの?
その人が、チート日記の持ち主かもしれないんだよ?
……って、なに?私、何か変なこと言った?
[>>348 なんで笑われたのか分からなくて、私はきょとんとしてしまう。
だって、ちょっと便利な日記なんて、普通の日記に比べたらチートだもん。]
[バタバタと去っていく彼女を追う事はせず
足音を殺してそっとその場を離れて。
書を開くとご丁寧に
11thソラ 0thに怖がられる
と書かれていて 苦笑する が]
…クルミ?
[12thの行動の中に、3rdの文字が並ぶ。
ぐ、と唇を噛んで長杖を握りしめると、
階段を目指して 駈け出した]
[笑っていた口元を手で隠すようにしながら、
口元でパタパタと手を振る仕草を見せる。
12thの予想通り、先刻の探るような言葉はブラフだが、]
まず、鬼の数を勘違いしてる12thは
まじで鬼じゃないって俺は思ってる。
[さっきから2人と言っている言葉を今頃指摘し、]
鬼が自分の事を、チート日記とか
そんな悪く言う事もないと思ってな。
正直、クルミを少し疑ってたんだよ。
[端末が震え、予定に変化があったと解る。
やや大きめのタブレットから光りが広がる。
追加された予定は、11thと闘うと、あった。]
やれやれ。
[すぐにそれを鞄にしまえば、]
12th、噂の11thが来る。
階段から離れておけ。
[暗い中を走るのは多分慣れている方だ。
ひらひらとしたモノやキラキラとしたものが
並ぶ売り場を駆け抜けて]
…っち、階段って何処だよ…!
おい!クルミ、どこだ!
[すぐには階段が見つからなかったから。
焦る心のままに、フロアの中で大声を上げた]
クルミは…
それが相手を油断させるための
鬼の罠だったかもしれない、
とは…考えなかったんだな。
[11thも鬼の存在を警戒していたと知れば
彼女が他の人と協力するに至るも理解は出来る。]
まぁ、11thがそこまで頭が切れるとは
俺は思ってないがな。
[鬼の数の勘違いといわれて]
あ、そうだ。通常編成じゃなかったんだな。狩人もいないしやりにくくて困る。
[自分に馴染んだゲームに置き換えて話をしていたものだから、この人数だったら鬼の数は2だとしみついてしまっていた。素ボケである]
わかったのんだな。
……ううん、わかりやすい接近方法なんだな。
[2Fから来ることは見えている。だから、3Fの階段ホールの外に出た。
ここからだとグリタとクルミの姿は見えるが、2Fの階段ホールの要素はわからない。逆もまた。]
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