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‐銭湯‐
[先に出ていったギルバートの姿が湯気に消えるのを見送って、湯船のなかで体を伸ばす。
見上げれば、昨日話題に出ていた富士山が湯気に霞んでそびえたっている]
あー、極楽極楽。
[思わず呟いた言葉のオヤジ臭さに苦笑した。
ギルの言うとおり、見える風景は変わらなくとも、自分自信には確実に時が流れている。
不意に、水音がして振り返る。
こちらに向かって飛んでくる水の気配に目をつぶるも、顔にかかる暖かいお湯の感触はなく。
目を開ければ、湯気の向こうで懐かしい赤毛の坊主頭が笑っていた。
それに、実体は無いとわかっていたが、屈託のない笑い顔を目掛けてお湯をかけ返し、にやりと笑うと浴室を出た]
――会議室――
[目を覚まし、簡単に身支度を済ませれば階段を伝い、会議室へと足を踏み入れる。
綺麗に整頓された長テーブルやパイプ椅子の並ぶ空間は、何処か静謐な空気が漂い、...の心を落ち着かせる。]
[窓を開け、サッシに寄りかかる様に外を眺めている...の短い髪を、春風が浚っていく。束の間の休息に降りかかった災難。
しかし懐かしい級友達との共同生活は思いの他悪くない。]
なーんか…俺、環境に馴染み過ぎ?
[時間を急に戻されても、差して混乱する風でもなく日常生活を送ってしまう自分に苦笑を漏らし、残り僅かな梅の花びらがはらはらと舞い落ちるのを目で追っていると、制服姿の見慣れた少女がすっと木の横を通り過ぎていく。]
あっ……
[思わず漏らした声に、昨日銭湯で聞いたラッセルの言葉が過ぎる。]
これも…走馬灯って言う奴?
[縁起でも無いと苦笑し、日が傾きかけるまで。...は一日中会議室でぼんやりと過ごしていた。]
[満足行くまで料理を食べ終えれば]
ふー、美味かった。
ソフィーもシャルも、ありがとな。
[お疲れさん、と作ってくれた礼を述べて。食堂に戻ってきたグレンにひら、と手を振る]
よー、お帰り。
飯出来てんぞ。
[は今日も一通り教室を見終えて食堂へ。
途中、夕暮れ時にふと通り過ぎた教室でまたあの幻が…。
6年前の自分ともう一人。一瞬声がでかかり]
きゃ…!
[ふと振り向いたその人物に目を見開き、その場に凍りつく。そのまま呆然と、幻が消えるまで見つめていた]
…何なの…。本当に一体、何なのよ…。
いるわけ、ないのに。見たくないのに…!
[真っ青になって、暫くその場にへたりこんでいたけども。周りが暗くなるにつれて、なんとか食堂へ]
ただいまー。
[食堂に戻れば、そこには6年分の年を重ねたかつての少年の姿。
銭湯で見たまだ幼さの残る笑顔を思い出し、にやりと笑う]
お前、高校の頃から老けてると思ってたけど、やっぱり昔は可愛かったんだな。
[軽口を叩き、テーブルにつく。ありがたい事に、まだ食事は暖かかった]
いいタイミングだったな。
[テーブルに並べられた食事はソフィーとシャーロットが作ったらしい。
満足げなシャーロットの表情を見れば、今度は自分で作ったと言えるものが出来たのだろう]
>>615
お、ローズもおけぇり。
[ひらひらと手を振って]
>>616
おいおい、どういう意味だよ。
そんな老けてたか俺?
[若干仏頂面に返すもその後は笑って。自分は食器を片付けて食後の緑茶]
>>617
[...は先ほどの様子は微塵も見せずに取り澄ました顔を作って食堂へ。クインジーに声をかけられて営業スマイルで答え]
タダイマ。あら。もうご飯作って…って、誰が作ってくれたの?あらまぁ…素敵ね。お味はいかがなもんかしらね?
>>618
老けてたと大人びたじゃ受けるイメージが違うぞ…。
って、お前の妹にはそんなこと言われてたのか。
今、見たら?
[紡がれた言葉に首を傾げて。それからややあってその意味を飲み込む]
ああ…お前も”見た”ってことか。
>>622
あー、そういや貰った。
毎年マメにくれたよなぁ。
へぇ、元気なん? 妹。
[懐かしーなー、と昔の姿を思い出して]
そっか…俺も銭湯で見た。
皆でふざけながら入ってた。
え、ラーメン屋の?
うーわ、懐かしー。
あの頑固親父にも良く怒られたなー。
[絵本を図書室に返し、すっかり暗くなった校舎を抜けて食堂へ]
ただいま。
[食卓を見たが、未だ酒が残っていて食欲がわかず]
美味そうだな。
[言いながらも冷蔵庫から卵を出し、醤油味で煮立てたご飯と合わせて卵雑炊に。
空いている席に着くと匙ですくって口へと運びだした]
>>624
お、ハーヴお帰り。
…大丈夫か?
[美味そうと言いながら広げられた料理には手をつけず、雑炊を作る様子にそう声をかけ]
[肌寒くなったのを機に、会議室を抜け出し食堂へと顔を出す。
ドアを開けると同時に鼻腔をくすぐるいい匂いに]
ばんは。今日の食事当番は誰だったんだ?
[居る人にひらりと手を振れば、席に着き食事をし始める。]
へぇ、シャロとソフィーが…。
頑張ったのね。頂くわ。
…うん、美味しい。シャロすごい筋がいいんじゃない?ソフィーも私より教えるのが上手みたい。
>>624
あら?二日酔い?昨日は皆で飲んでたのかしら?
>>626
おけーり。
今日はソフィーとシャルだぜ。
[ひら、と手を振り返して]
>>627
飲んでた飲んでた。
ラッセルとハーヴが深酒しちまってどうしようかと。
あー、ローズ居てくれりゃあソフィーも喚かないで済んだのに。
[甘いカクテル飲みたがってた、と思い出して笑いつつ]
>>628
楽しそうだったのね。私も仲間に入ればよかったわ。
昨日は眠かったのよ。
お酒があるなら今日にでも作るわよ?
何か皆色々思い出浸ってるんでしょ?
私もまた今日見ちゃったし。
怖いけど、やっぱり色々と懐かしいわよね。
早く帰りたいけど…そうでもないような。
あの時知ることができなかったことを今、知ることができたら…いいわよね…。
[最後の一言はぽつりと呟くように]
>>629
ま、眠いのを我慢するのは良くないしな。
酒ならまだあるぜ。
俺は今日は見なかったな…。
[別のものは痛感したが。それは流石に表には出さず]
懐かしいのは、確かにな。
まさか自分の記憶でじゃなく、目で見ることになるなんてよ。
なんだ、過去に囚われたか?
[冗談めかすように言って。僅かに聞こえた呟きには]
…何か知りたいことがあるのか?
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