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……大丈夫……
……じゃ、ないかも……
[ふ、と、普段の閉じたような双眸に戻り。
だが笑顔は浮かべずに、タカハルの問いに弱々しく答え、首を横に振った]
うん、下に……一度、降りよう。
[提案には頷いて]
……あのね。この、てるてる坊主……
このハンカチ……
僕が、アンちゃんに貸してたものなんだ。
[そう告げて、一瞬だけ泣きそうなように眉を下げてから、裏山を降り始めた]
ダメだ、つかれてる。スイカって何だ、スイカって。
[ふらりと離れて、建物の入口へと向かった]
……傘おいてけよ。荷台にあんだろ。
[残されたヌイの自転車が柵の向こうに見える。
しばらく待っても彼が来ないなら、その時は腹を括るしかないなと*思った*]
あー……そ、なんだ。
[一瞬だけの泣きそうな様子。
どういえばいいのかわからず、視線はちょっと彷徨った。
ともあれ、セイジと連れ立って、山から降りる]
……っかし、どこ行っちまったのかなぁ。
ネギ兄やんと同じ……だったりすんのかな……?
[ぽつり、小さな声で呟いて。
セイジの様子を気遣いながら*歩いていく*]
え……?
[タカハルの小さな呟きには、其方を見たが。特に何も言われなければ、言及はせず。些かおぼつかない足取りで、*歩いていった*]
―― 回想 廃屋にて ――
[エンジンをかけた軽トラにキクコを乗せてから、
――移民の男は一度廃屋の中へと戻ってきた。
カウンターのそばへ落ちている重そうな袋を拾い上げ、
簡易レーダーが置き去りになっている傍へと置いた。]
ンガムラさん。
――これ、りんご。
ギンスイが 『喰ってくれや。』 と。
[ギンスイが持ってきていた袋。
中には重いほどに、林檎が詰まっている。]
姉ちゃ 見つけてくれた、礼じゃ ち。
[移民の男は、袋を開ける素振りも見せずそう言い添える。]
適当に分けて、言うこつじゃったで。
ちっと 残しといてくれりゃええがよ。
[キクコを送った軽トラが彼を迎えに来るまで、
果たして林檎はいくつその数を減らすか――*さて*]
―― 回想 終了 ――
/*
私、笛吹セイジは何者かの声が聞こえます
なぜ、誰に、話しかけられているのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、一連の行方不明と関係があるらしいということです。
声によれば、
ンガムラさんは信じられる
ボタンさんは疑わしい
そして、私は狙われそうな立場にある……
どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。
…死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。
/*
きっと真ん中は切り取られてる。
……すみません。ちょっとこのネタやってみたかっただけです……。足音が一つ多く聞こえる!
化粧師 ンガムラは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[その頃ンガムラは、ほんの少し前に『んな得体のしれないもんいらねぇよ』と言っていたはずの、林檎を食べていた]
俺、ホズミさん見つけてねーんだけど。
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