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言われてみると、多かったですね、女性。
>>-23 ユウキママ
気にしなくてよかったのにw
優しいんですね、ユウキママ。
しばらく離席します。**
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ユウキママに甘えて良いらしいとは
しっかり把握しております。
ママー!ママー!
おばあちゃーーん!
お手玉しよう、お手玉しよう。
[なつきまくり]
― 朝 ―
[ベッドの上で、目が覚めた。
部屋に光が差し込んでいないが、時計を見るといつもの時間だ]
珍しい夢を見たねぇ
もうずっと若い頃のことなんて思い出してなかったのに
[少し頭をかくようにした。
そのままベッドから降りると窓辺に向かい、カーテンを開ける]
…雪だよ
きれいな夕焼けだから晴れるってわけじゃないんだねえ…
[ふと、カーテンを開けた自分の手に目が行く。
綺麗な、皺のない白い手だった]
…
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くるみちゃん、おばあちゃんは遊ぶ気まんまんだったよう
生前一番気にしてたことといえば、お手玉からあずきがもれないかどうかだからねぇ…
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先生もお疲れ様ですよう
おばあちゃんのぼけ発言にすごい丁寧に答えてくれて嬉しかったです レディ…
みんなの死に様がきれいすぎて、なんとなく夢の国に行った自分がどうしよう
― 休憩室 ―
はっ
[気がつくと、病院の別の部屋に座っていた。
子供たちが遊戯スペースで駆け回っており、テレビからは少し前の懐かしい曲が流れている。
じゃれあう子供たちを見て、つい無意識に声がもれた]
子供は、いいねぇ…
[すると隣の男性が、「はは、アンタさんだって子供だろうが」とこちらに向かって笑った。
この人は、昨日出会った人だ。
そうだ、昨日自分は休憩室でこの人と話をした。
これはその時を繰り返した夢なのだろうか。
でも、わたしが子供…
男性はかまわず独り言のように言葉を続ける。そして聞いた。
「春の花だ。アンタさんはすきかい?」]
すき…
カタクリの花、わたし、好き、よ
[声が高い。
ああ、わたし、若返ってる]
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あれ おわって る
ひいいいごめんなさいほんと全然読めてないというか
死亡日家帰れなくてほんとごめんなさ い
くるみちゃんにもっと手紙かきたかった
[男性は「孫にも喜んで貰えるかもなァ…」と笑った。
どんどん思い出してきた。
わたしは何だか知らないけど若返ってる。
そしておそらく昨日の世界に居る。
もっと思い出す。
この後は、確か、お手玉を作る。
1日と半かけて]
だめっ…!
[小さく叫ぶと立ち上がった。
私の願いが叶ってる。
「一日でいいから、若かった頃に戻りたい 」
自分は死んだのか?
それともこれはただの夢なのか?]
おじさん、わたし行くね。
ありがとう
[立ち上がると、駆け出した。
身体が軽い。力が満ち溢れている。
走りながら外を見た。
雪の降る光景の手前に、反射した自分の顔が見えた。
ちょうど満州で女給をしていたころ…15,6歳の自分がいた]
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