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─609号室─
ん〜。
[大きく伸びをする]
んあ…変な時間に起きちゃったなぁ。
[枕元にあるデジタル時計を確認する]
最初の説明を聞いてから、何だかすれ違いはするんだけど、ついつい図書館に篭っちゃって、同じ参加者の人と全く話をしてないや。
よっと。
[ベッドの上から床に飛び降りると服を着始める]
折角、探偵の七つ道具を持ってきたのにな。
ええと…
[鏡を見ながら、ハンチング帽をキリリと直す]
よしっ!
[にこっと笑顔を作るとウェストポーチを漁り始める]
確か、このIDカード…
[くるくるっとカードを手の中で弄ぶ]
簡単なゲームって言っていたけれど、ノーヒントなのは辛いよ〜。確か、4人の専属アクターのうち、2人が外部劇団の人…だっけ?僕からすれば、どちらでもいいんだけども、その4人の人も、色つきのIDカードを持っているのだろうか?
もしそうなら、これは厄介な事だ。
反対に4人の人が色つきのIDカードを持っていないのなら、4人の人を除外した人達の名前を書けば当たる確率は高くなる。
先ずそこから考えないといけないかな。
[紅地に金銀の刺繍糸で小花と蝶の縫い取りが散った、大胆なスリットの入っているチャイナドレス。やはり刺繍入りの紅いミュール、そして頭にも模造パールと小花の飾りをつけて。右手には羽扇子、左手には四角くて薄い何かを大切そうに抱え]
うふふふ、色んな服があって楽しかったなぁ。
服の貸し出しも無料でしてもらえるなんて、すっごい!
[本人はすっかり気取った足取りのつもりで、しかし踵のある靴は慣れていないのか少しぎこちない]
チョコエステもとっても最高に気持ちよかったし、写真も撮ってもらって綺麗にアルバムに入れてもらったし。
[うきうきとしながらメインラウンジへと]
[ラウンジに移動し、ふとメッセージボードに目が止まり]
・・・・あれれ?IDカードがくっついてる。誰かの落し物かな?
色が付いてるのを隠さないといけないのに、無用心だなぁ。
[しかし近づいて良く見ると、アーヴァインの顔写真が付いたスタッフルームの鍵らしいことが分かる]
どうしてスタッフのIDカードがここにあるのかな?
うーん???
[こてり、と首を傾げてしばし悩んで]
・・・分からないから、他の人が来たら聞くことにしようっと。
[メッセージボードから目を離すと、ゆっくりとした足取りでレストランに向かった]
[...は部屋の中で自分のIDカードを弄びながら]
う〜ん…。色の付いたカードねぇ。ってIDカードってカードキー兼用だから皆肌身離さず持っているだろうし、ゲームも絡んでいるなら簡単にも見せてくれないだろうしねぇ…。
さてどうしたものかなぁ?
[独り言を呟きながら、物思いに*耽っている*]
[皆の知らぬうちに似顔絵を描き上げ]
流石に時間がかかったな。
後は…ああ、コンダクターとシェフのもついでに描くか。
[荷物を持てば部屋を出て。ボーイ達に訊ねながらアーヴァインの姿を*探した*]
[デッキの手すりに頬杖をついてカモメをぼんやりと眺めながら煙草をふかしている]
平和だねぇ。
こうも平和だと記事のネタも尽きてくるな。
…うー、さぶ。
[煙草を携帯灰皿に投げ込むと階段を降りる]
[メッセージボードにアーヴァインの写真の入ったカードを認めて]
ん? なんだこれ。
……何か始まるのかね。一応現場保存しとくか。
[メッセージボードをカメラにおさめると、しばらく思案したがレストランに向かうことにした]
[レストランに入るとカウンターからケナーに声をかけて]
あ、ケナーさん、昨日はどうも。
ええ、面白い話でしたよ。一流シェフの帽子まで貸していただいて。
あはは、ないですって。
俺、煮物何作ってもおでん味にしちまう人間ですよ。
ええ、今日も期待してます。それじゃ。
[ケナーに挨拶を済ませると、ホール内を眺める。と、やはりというかテーブルに陣取っているメイの姿を認めて向かいの席に陣取る]
どうした、今日はそんな気張った格好して。
[ギルに挨拶をしようとして、先に言われた言葉にぷっと頬を膨らまして]
他に言い方、ないのかなぁ・・・・?
バンダナおじさんって、彼女さんいないでしょう?
[恨めしげに、上目遣いでギルを見る]
わわわ、またそんなところ撮るし・・・。
[小さく口を尖らせて、それでもメッセージボードの事を言われると興味深げに身を乗り出して]
うん、さっき見たよ。
アーヴァインさんのIDカードがくっついてたね。
何なのかな?あれ。
[こてり、と首を傾げて、うーんと考えている]
[一通り探してもアーヴァインは見つからず。後回しにして先にケナーを描こうとレストランへ]
おや、随分と可愛らしい格好してるじゃないかメイ。
[ギルバートとメイの姿を見つければ手を振り挨拶して。チャイナを着ているメイを見て声をかける]
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