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[公園内に踏み入り歩き続けていると]
…あれ?
[夜間の公園に学生らしき二人組みを発見]
[一人は男の子で、一人は女の子である]
…何してんだろ
[暗い上、未だ距離が少しある為に顔がわからない]
[なんとなく、にまぁりと笑ってしまった]
もしかして、真夜中のデートとか…
[一人でに妄想を膨らまし]
誰だろう、知り合いだったら笑うなぁ…
[すれ違いざまに顔をみようかと思案する、が]
あんまり見るのもよくないやね
[一人呟き、なるべく意識しない様に歩み続ける]
[見ないようにとおもっていても]
……。
[近くを通ればチラチラと伺ってしまう]
…ぁ
[思わず小さな声をあげた]
[あの子は先日、此処で挨拶した子だ、と]
……
[そうなれば相手が気になり男性の方をまたしてもチラチラと。慰謝料、などという声にギョッとしながらも]
[二人はどういう間柄なのかと妄想。
慰謝料などという言葉が出る辺り泥沼だろうか。
いざとなれば仲介にはいるべき?
知らない子じゃないし。と考えながら。
男性の顔を視認した]
げ。
[こっちも知った顔だった。
しかも同学年である。]
うわぁ…
[彼の口からナンパ、と確かに聞こえました]
[ミナツの挨拶や、ジュンタの声にバレたと小さく舌を出し]
こんばんわー…
[小さな声で挨拶し、近づいて]
受験生?
アタシ、受験しないし。
関係ないもん。
つか、あんたにいわれたくない!
[ぶーぶーと非難]
…なんの話してたの?
ごめんね、ちょっときいちゃった…
[努めて明るく笑う]
あ
[ふいに携帯を取り出し、かちこちと操作]
ごめん、この後、ちょっと用事あるんだ
[ごめん、と苦笑い]
二人でゆーっくり、愉しんでおいでよ
[えへぇー、といやらしく笑えば]
じゃ、アタシはこれで!
[後ろ歩きに数歩、手を振りながら歩き]
ばいばーい!
[挨拶と共にくるりと振り返れば、走りだした]
-回想・了-
-自宅-
[ぼんやりとテレビを見ている。
其処にはたまたま今日にちなんだ一節が流れ]
あぁ。今日ハロウィンなんだ。
[へぇ、と思い出す。それと、同時に。]
……。
[カレンダーに目を遣り、小さく息を吐いた]
電話しとこうかな
[携帯を取り出し、ぽちぽちと操作]
[4度目のコール。電話の相手の忙しそうな声。]
あ。お父さん?
[呼びかけ、淡々とした声を繋ぐ]
明日だよ。
うん、ちゃあんと覚えてたのー?
[最後は悪戯っぽい微笑みで]
週末、帰ってくるっていってたっけ?
アタシも、多分お泊り行かないから。
一応ほら、命日だし?
[くすくすと笑えば、相手からも突っ込みが]
べぇつに。
たまにはそういう事もしてあげなきゃ。
[それにもたいして動じはせず。]
[あの人の面影を、横目に見た]
まぁ、お仕事頑張ってよ。
カゼとかひかないようにね。
[キッチンの奥はいつも、あの人の笑顔の記憶]
うん。それじゃあまた。
[携帯電話をOFFにしながら、ぼんやりと追いかけて。
そっと立ち上がり、カレンダーの11月1日を]
明日、か
[つん、と指差した]
[11月1日。]
――。
[聖人のためではなく、
亡くなった信徒たちのために祈る日。]
――。
[万聖節。]
一年ってあっという間だなあ
[そんな日に亡くなるキリシタンなんて、どれだけなんだ、と。あの人の言葉を色々と思い出したりしながら、少し笑ってしまった。]
お母さん、明日何食べたい?
[お仏壇に、にこり*微笑み*]
-藍住中央公園-
さっみー!
[手にはビニール袋。
中には雑誌が入っている。つい先程、コンビニで。
暇潰しに、と購入してきたものだった。]
あー
[もじもじと体をよじらせて、
家への道を昨日と同じ様に横切って行く。]
[横切った道の内、視界の中に]
あ
[昨日と同じ面子を見つけ立ち止まる]
…むむ
[ジュンタとミナツの二人に声をかけるべきかと]
――、
[少し様子見しながら、音に耳を澄ませ。]
[イマリは見た。]
……
[思わず側の木に、こそーっと隠れた]
………きゃぁぁぁぁ
[小さな悲鳴。でも、口許はにたにたと]
……ラヴラヴじゃーん、
ラヴラヴじゃんよー!
[木の陰でへらへら笑い。
あああ、と悶えたりしている。]
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