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[やがて成瀬と須藤が順に力のことについて話しだす。
自分にも、そんな力は――]
僕も、力は持ってないよ。
[そう宣言し、三枝と小鳥遊の方を見る。]
―回想―
[全員が宣言を終え、最後に櫻木が話し始めるのを聞く。状況で考えると村瀬と同じだ。一人しか名乗り出なかったのだから、持っていると言う力自体は疑わしげでも、話している本人が嘘を言っているようには思えなかった。]
そっか…。
なら、隠れてもらったままの方が良かったのかな…。
順に提案していくって案を出したのも、もしかしたらって思ったのが小鳥遊先生だったからなんだ。
僕の目線で、小鳥遊先生が掴み切れて無くて。目線が随分と鬼寄りだなと感じてるのも、なんかの力があるからかなと思って、一旦考え直せたらとか考えてた。
[その時、弓槻の様子が一変する。確かに目の前に居る人物は弓槻に違いない。――はずなのに、それは別人の仕草だった。
戸惑いながらも、立ち上がった勢いで彼に声を]
シンヤ…っ!何言ってるんだ、目を覚ませって―――!
[しかし、彼が口にする「ヒトゴロシ」というワードに身体が固まる。弓槻に掴みかかろうと一歩を踏み出そうとする事が、出来ない。
そして、あろうことか名指しで殺してもらいたい、などと――]
んな事、出来る訳ないだろ!?
やめてくれよ、もう…やめてくれっ!元のシンヤに戻ってくれよ…!
[豹変と言うのはこういう事を指すのだろうか。こちらを覗き込む友の表情に対して、困惑と嫌悪感がない交ぜになった感情が渦を巻く。
はっとした時には、すでに村瀬が動いていた。その様子を見て、どんな言葉を投げても弓槻にはもう届かないのだろうと悟る。立ち去ろうとする弓槻から視線を外し、額に手をあてながら、どさりとシートに体重を預けた。]
あはは…、おかしいよな、皆。物騒な事ばっか言ってさぁ…。
…気が変になりそうだ。
[いつになったら、この悪夢から解放されるのだろう―――。]
―回想:終―
[弓槻の姿がこの場から消えて、どのくらいの時間が過ぎたかは分からない。幾分かは心に整理をつける事が出来た頃、ようやく口を開くことが出来た。]
…やっぱりさ…シンヤの事はショックなんだけど…、
もし鬼だったとしたら、補佐役っての?本当に存在するかは分からないけど、それっていま何してるんだろう、って思うんだ。
いや、ただ僕らが惑わされてるだけかもしれないけど。
だから、まずは長澤君が見ていない人の中から候補を出すべきだと思う。
…櫻木さんが名乗ってしまったのは拙いかなと思ったけど、長澤君と三枝さんは疑わなくていいって情報は大きいか。
残る鬼は二人で、シンヤがそれとは思えないから、考えるべきなのは繋がってる部分がどこかって事だな。
成瀬さんと須藤先生、須藤先生と小鳥遊先生、小鳥遊先生と成瀬さん。
とりあえず、僕視点だとこの組み合わせになるのか…。
[言いつつ、その3人を見回して]
[レコーダーで少し前の言葉を確認する。弓槻の言葉も再生されてしまうのが、少し辛いのだけど。
小鳥遊の言葉のところでそれを止め]
小鳥遊先生が、シンヤに対して、「あの言動が場を霍乱する心算のものだったのなら完全に失敗よ」と言ったのは何故ですか?
どうして失敗だと思ったのか、そのあたりの考えを聞いてみたいのと…、僕が力を持っていそうだって思ったのはどの辺で、ですか?
[次に視線は須藤へと]
須藤先生は、最初に「占い方法は二人で同じ者相手でもいいんじゃないか」って言ってましたが、なんでそう考えたんですか?
あと…三枝さんが話してた、「須藤先生と梨羽ちゃんは、お互いにかばい合っている風に見えた」っていう意見について、どんな感想を抱いてるのかも知りたいです。
[順に質問していき、最後に成瀬の方に視線を向ける。]
成瀬さん。
「須藤先生に賛成かな」って言ってた部分、具体的にはどの辺の…どの言葉に賛成だったの?
それと、櫻木さんが名乗ってたけどさ…成瀬さんは誰が名乗りそうだって思ってたか聞いてもいいかな。
ああ、これは須藤先生にも聞いときたいな。
[そこまで話すと、手にしていたボイスレコーダーを元の位置へと戻し、再び考え込むのだった**]
[小鳥遊の返事を聞いて、なるほどと思う。
思い付いた事を口にしてるんだなと納得。
そういえば…と、喉を痛めて声が出せずにいる三枝の方をちらと窺って]
…シンヤがああいう風に振舞った時、三枝さんはすでに休んでたと思うんだけど、余計な事を彼女に言われないようにその後から…とか。…考え過ぎかな。
どうしてあのタイミングだったのかは、シンヤに聞いても答えてくれなさそうだな…。
[そして、小鳥遊の最後の言葉―大事な子なんでしょ?―という部分に不意打ちを食らってしまい瞠目する。]
あ…ああ、えーと。
先生は次に鬼火に狙われそうな所を村瀬さんだと思って、そこから僕へと辿ったんですね。
考え方は理解出来たと思います。
[続いて、須藤へと目を向け]
つまり、須藤先生自身からの希望は、僕と成瀬さんの二人以外無かったってことか。
僕は占い師の立場でも考えたんで、僕が投票をする先じゃない人と僕のどちらにするかは自由でいいと思ったんですよね。
そういった目線の違うところが、自分の占いを避けてるように見えてしまって。
で、三枝さんにそう見られるのは仕方が無い…か。
うーん、先生からしてみたら、違う事実を三枝さんに言われてるのに、ムッとしたりとかそういう感情って無かったです?
[あとは…と成瀬の方へ]
成瀬さんの返事も聞いたけど、今、須藤先生について話したような、自分が見てもらう先になるっていう目線みたいのが…須藤先生と同じく抜けているような…。んー。
えっと、成瀬さんが気になっていたのはどんな力を持っているか、なのか…。
どういう風に、誰に使ったとかは気にならないまま、出てもらおうっていう提案だったの?
なるほど…須藤先生がそう思ってたって事は把握しました。
あとは…
成瀬さんへの票が集まってることから、考えて行こうかなと思うよ。
[村瀬から飴を貰った後――どこかから視線を感じた…ような気がして、弓槻が去って行った方をちらと見やる。
短く溜息をついてから、まとめた考えを話す事にした。]
僕の視点では、成瀬さんに投票すると言った先生二人の内、どちらかもしくは二人ともが鬼の可能性がある。
一方に票を入れられているとしたら、成瀬さんは…鬼同士の繋がりってのがあるんだとしたら、それを切られてしまっているのかなと思う。
改めて、小鳥遊先生の話す事とか考えたんだけど、自分だけの視点じゃ無くて全体を上から見てるような、そんな印象に変わったよ。
対して須藤先生は、信用されようと動いてるように見えてしまった。三枝さんに対して、強く反論してるというよりは、納得してもらおうと近寄って行く感じかな。上手い言葉が見つからないけど。
繋がりがあるかどうかで考えたら…
先生二人が票を揃えて、成瀬さんにここから移動してもらうって言ってるのは、ちょっと不自然に見えてる。
三枝さんが先に話した成瀬さんへの疑いを利用して、二人が票を合わせるっていう事はあるのかな…?
可能性としては低い気がする。
小鳥遊先生と成瀬さんは、お互いに票を入れあっていることから、二人の繋がりは無さそうに見える。ただ、そういう撹乱目的だとしたらやだなとは思う。
成瀬さんから、須藤先生に対してはあまり強く疑ってなくて、さらに須藤先生から投票されていても反論してないで受け入れてる風なのが、目につくというか…。この組み合わせである可能性が一番高そうかな、って。
[ふぅ、と息を整えてから。決意を込めた口調で]
結論を出すなら、ここを離れてもらう人は…成瀬さん。
見てほしいのは、須藤先生。
成瀬さんの理由は、すでに票を入れてる須藤先生か小鳥遊先生のどちらかが、彼女を切っていると思えたから。
先生二人については、今は須藤先生の方が気になってる。
須藤先生は、結構強い疑いを僕に向けてたはずなんだけど、今になって周りの意見に合わせるように、僕を疑わなくなったところとかも。
小鳥遊先生は、少し話してみたら、色んな目線で考えてるって事に、なんだか納得できるような気がしてきたんだ。
これまで僕が感じてた小鳥遊先生への違和感が薄れて、須藤先生に感じた違和感の方が上回ったという感じ。
[村瀬に服を引っ張られて]
すっごい変な気分だよ…
疑って無いよって手のひら変えて言われて、だからこっちを信用してと言われてるような。
特にそれを感じたのが、さっきも話した通り、須藤先生だね。
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