情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
あら、ちーちゃん行ってらっしゃい。
残しておくから、早く帰ってくるのよ。
[言い終わる前に見えなくなったプレーチェの背を見送ってから、グンジに向き直る。]
ああ、先生もこんにちは。
おばあちゃんがおはぎを持って行けって。
[抱えた包みを軽く持ち上げて笑った。]
準備の方はもうすっかり?
…ひゃ
[不意にくすぐったさに襲われる。毛むくじゃらの生き物の姿が目に入った。焦点を合わせると、どうやら猫のようだ。鼻の頭をぺろぺろと舐められている]
なんで統一されてねーんだよっ鉄器な
そんないい加減な村があるんでしょうか、いやない。
祭りのときに話くらい聞くだろwwwwwおいwwwwwみたいな。
何で解釈そんなばらばらなんだよ
枝分かれってレベルじゃねーぞみたいな。
いやなんかほかの人のぜんぜん違う話もあったら聞いてみたかったので。
[少し歩くと、視界が開けて海岸である。ぐるっと砂浜を見回す]
さて。にゃんこはどの辺りを駆けずっているのかな。
は?……人?
[全裸の少年を発見]
だ…?
[猫の向こう側に、人の姿が見える。背の高さからはまだ子供か大人かは定かではない。まだぼおっとした頭を振ると、ふらふらと立ち上がろうとする。全裸で。]
あとほかに準備してる人もいないっぽいのと
もう夜明けるんだろうし
勝手に締めに入らせてもらいましたわはー
おい初心者いろいろ勝手にやりすぎ
てかギリ過ぎるだろう、準備。とか思ってはいけない
むかあしむかし、夜しかなかったころのお話。
あまねくすべては闇に包まれておりました。
至る所に闇がおり、あんまり色んなところにおるので、
大神様(おほかみさま)は闇に問いました
「お前はいつもどこにでもいるが、どうやっているのか」
「へい、体を四方にひき延ばし、
日に百と八里を十度駆けまする。
身は獣の如くねじ曲げて、
すこしでも早く駆けようと思うておりますが
それでも足りぬので爪と髪を伸ばしておりまする」
「それで疲れはしないのかね」
「へい、疲れますとも。みなも私の姿に怖がります。
しかし、私がおらぬとなると、そこはからになって
しまいまするので仕方がありません」
哀れに思った大神様は、
大きな火を作って空に掲げました。
これがお天道様でございます。
闇は大喜びして、昼には身を丸めて居眠りができると
大神様とお天道様にたいへん感謝いたしました。
しかしお天道様もお休みが要りますので、
夜には地面の底に沈んでしまいます、
闇はまた獣の体で世を走らなければなりません。
申し分けなく思ったお天道様は、
闇のねじれた体を癒すのに、娘を仕えにやりました。
その娘がお月様でございます。
夜にも煌々と光り、闇の恐ろしさを和らげます。
私どもが夜に出歩けるのはこのおかげでございます。
火の祭りは、
お月様をお天道様の使いに会わせているとも、
お月様の闇の看病を手伝ってやるとも、
いろんな風にいわれております。
……って!!きゃあー!ちょっとっっ!
[ようやく、相手が全裸だと認識]
そ、そ、だ、どど、えっと。
[意味不明の言葉を口にしながら目を覆ってうずくまった]
あらあ。
先生は監督役なんですか?
じゃあ、学生さんが頑張っているのかしら?
[集会所の座敷に上がり込み、勝手にお茶を入れ始める。
子供の頃からもう何度も足を運んでいる場所だ。]
ずんだがお好きなんですか?
おはぎ、小豆だけなんですよぉ。
[困った顔で、お茶を差し出す。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了