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…と、それから自己紹介…でしたよね。
あたし1年の鷹野クルミって言います。
ソフト部に所属してます。
…って、う〜…。
いつもならもうちょい何か肉付け出来るんですけど、何か今はこれくらいしか思い浮かばなくて…。
[簡単すぎる自己紹介を述べてから、とりあえず軽く会釈をしてみせ]
それから隣の車両に行って貰う人をどうやって決めるか…ですよね。
そこだけで見れば、個人で希望言っちゃってもいいんじゃないかなって思います。
鬼が狙おうと思ってた人が、隣の車両に避難しちゃったらどうなるんだろうってちょっと興味があったり。
…まぁそんな確率低いかもですけど。
でも、見える人に隠れてて貰いたいなーって気持ちがありますので、皆で話し合って決める方がいいかな。
ケン先輩が言ってた鬼が多数の意見に合わせてくるかもって心配もありますが、それも考えるとっかかりの一つになるかもですし。
……まぁどうやって決めるにしろ、あたしはまだこの中の誰に隣に行って貰いたいって目星とか全く全然ついてないんですけどね…。
どうしよ…。
[長澤に勧められるがままに座席に腰を下ろすと、辺りを見回している成瀬の肩に頭を預け]
…早く帰りたいねー。
[なんて気の抜けた感じで言ってみる。しかし口調とは打って変わり、手は小刻みに震えていた。
ゲームに参加しているのだと自分自身を騙しているつもりなものの、やはり怖いモノは怖い。
自分自身を騙しきれなくなる前に帰れたらいいのだけど。そんな風にぼんやりと考えながら窓を眺めていた。
窓の外は真っ暗で何も見えない。まるで地下鉄に乗っているような気分だった]
―回想終了―
―回想―
……っ!
み、耳元でそんなかっこいい事を囁くのはちょっとずるい、んじゃないかなぁ…!
[ぼんやりと窓を眺めていたが長澤に囁かれた瞬間、目が見開かれみるみる内に顔に熱が集まる。
バクバクと心臓が煩く鳴り響き、死んじゃうんじゃないかと思ったが、手をぎゅっと握られると少し冷静になって。
一呼吸置いてから伏せ目がちに恐る恐る口を開き]
…ヨシアキは…違うよね?鬼じゃ…ない、よね?
信じていいんだよね…?
[長澤にしか聞こえないであろう声量でそう呟くと、自分も重ねられた手にぎゅっと力を込め]
シンヤ先輩が見える人…ですか。
鬼側が嘘をついてるかもって部分を見ない振りしたら…うん、何か先輩神秘的な感じしますもんね。
それっぽい気がします。
それと近藤さんの提案はいいと思います。
えーっとメリットとデメリットを考えろ…ですか。
そうですね、メリットはシンヤ先輩しか名乗らない事によって、シンヤ先輩自身が狙われにくいかなって思いました。
皆の視線を独り占め状態ですから、先輩に何かあれば誰かが気付くでしょうし、鬼も狙いにくいんじゃないかなって。
あとは…もしも、の話ですが、シンヤ先輩が嘘をついていた場合…本物の見える人はとりあえずシンヤ先輩を抜かして
見る事が出来るのかなぁと。
その状態で本物の見える人と、声の聞こえる人が鬼に狙われなかったらちょっとおいしい展開だなぁなんて。
デメリットはまだ隠れてる声の聞こえる人の事を見てしまうかもしれない…って事と、
あとはシンヤ先輩が嘘をついていた場合、鬼にターゲットにされにくいポジションにいそうな感じがするので、
隠れてた本物の見える人か、声の聞こえる人がたまたま鬼のターゲットにされる可能性もあるのかな…程度です。
ぱっと思いつくメリットデメリットはこれくらい…ですかね。
あたし的に見比べてみてデメリットよりもメリットの方が魅力的に思えるので賛成です。
―回想終了―
/*
ひぃいいい…!
今回生きてたら次回からRPちょっと控えるかな…。
無駄に文章が長いつけがこんなところできたwwww
クルミのライフポイント残り58なう。
まだ希望も何も言ってないんだがwwww
/*
>長澤 ヨシアキは、鷹野 クルミに顔を近づけた。口にのど飴を咥えている。食えよ
ヨwwシwwwアwwwキwwww
そんな渡し方ってあるのwwwwwwwwwwwwww
[耳まで真っ赤になりながら、勢いよく座席を立ち上がると一直線にレコーダーがある場所へ向かい、録音内容をを聞いては撒き戻しを一心不乱に繰り返していたが、キリッとした顔で皆の方を向き]
見てもらいたいなって思う人はロッカ先輩です。
先輩は人ともよくコミュニケーションを取っていて、自分の意見もしっかり出されているように思いました。
何となくですけど、人の中に紛れるのであればこういうタイプが向いてるんじゃないかななんて…。
頼りになりそうだから見てもらって安心したいって気持ちも強いですね。
…隣に避難して貰う人に関してはバク先輩とナオ先輩で揺れてます…。
もうちょっと待ってて貰っていいですか…!
ごめんなさい。
[そして再びレコーダーに向き直り]
あたしが隣の車両にちょっと避難してて貰いたいなと思ったのはバク先輩です。
最初は、皆がこの電車に乗ってしまった時にバク先輩が見せたいきのいいテンションと、それ以降の温度差が気になったんです。
同じ状態だった近藤さんがアグレッシブ過ぎたせいでしょうか。
だけど何度も撒き戻して聞いてる内に、避難せずにここに留まらなきゃいけない鬼…っていう感じの雰囲気があまり感じ取れなかったというか…。
ですが、ナオ先輩の情報が欲しいっていう姿勢と、情報があればあるだけ鬼が見つけやすくなると思うって部分に共感出来てしまったというか。
という流れでバク先輩を希望したいです。
なんでこの二人の二択になったのかの説明はもうちょっと待って下さい。
[自分が希望を言う前に既に椎名で決定していた状態に申し訳なさそうにし]
…死にたくない…?
何言ってるんですか、隣の車両に避難するだけですよ?
[と、椎名の様子を見て不思議そうにしている]
あたしの中で、大丈夫そうかなぁ?って今のところ思ってるのが、ケン先輩、近藤さんの二人でしょうか。
まずケン先輩は、コハル先輩が、力を持つ人はすぐに出た方がいいって言ってた人からお願いするかもみたいな事を言ってる上で、自分の考えを貫いてました。
これはちょっと隠れてる鬼って感じがしなかったというか…。
近藤さんは、鬼側が有利になりそうな展開に気がつくと策を練ってくれている印象があります。
リウ、ヨシアキの二人については疑いたくないなって言う私情がある事を正直に言っちゃいます。
それを抜きにしても、ヨシアキの考え方は分かりやすいし、リウもちゃんと意見を言ってるなぁと。
モミジ先生の考え方はふむふむと思いますが、少しケン先輩を気にしすぎてるって印象もあります。
でも先生も考えてる事を結構曝け出してる感じがするので今はいいかななんて。
コハル先輩はナオ先輩に希望が集まってるのかなっていう状態でフォローみたいな感じのを入れてたのが印象ありました。
あとはシンヤ先輩にも投票用紙に記入をして欲しいっていってたと思うんですけど、そこがいいなって思いました。
今のとこ、こんな感じで皆の事を見ていて、バク先輩かナオ先輩のどちらかに…という考えになりました。
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