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ちょ、ちょっと驚いたよ! 今晩は。
そして初執事国です初めまして。
狼希望しちゃったけど通らなそうな気も。
写真学生と迷ったけど作家に。
まったりいこう!
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[やがてすぐ前まで辿り着くと、空いている手で扉の辺りを叩きかけて、少し逡巡。扉を小さく開き、薄暗い中を覗き込んで]
――すみません。
どなたか、おられますか?
[穏やかだがよく響く声で、中に呼びかけ]
そう。
じゃあ、この辺りに……
[言いかけた言葉を、途中で途切れさせ。何か考える素振りをしてから]
……通りがかりですまないけれど。
一杯、水かお茶を貰ってもいいかな?
なんだか喉が渇いてしまって。
この辺りに。問おうとしたそばから、肝心な問いの内容を忘れてしまっている事に気付いた。
この辺りに、――が、ないか。何を求める問いだったろうか。私は、一体何処を目指していたのか。ふざけた話だが、その時の私には本当に全く思い出せなかったのだ。
途切れた言葉を補おうとした咄嗟の言葉は、実にあつかましくも、酷く間の抜けたものだった。
[後ろからついてくる足音を聞くと]
そこで、待ってて
[広間を指差した後、台所へ。
きりんの図柄の入ったマグカップを手に戻る。
それにお茶を入れて、来訪者の前へ置き]
粗茶ですが。
[じっと顔を見つめている]
[示された通り広間に入ると適当な所に正座して。軽く挨拶をした後、餅肌の笑顔を控えめに眺めていたが]
どうも。
[戻ってきた少女からマグカップを受け取り、礼を。一口飲んで、ふう、と息を吐き。ふと少女の方を見て、数秒]
……私の顔に何かついているかい?
我ながらベターに過ぎると思った。
だがそれも仕方のない事だ。私は少女に見つめられるというのには慣れていない。勿論少女に限らず、女性全般にいえる事だが。もっといえば相手が誰であっても、見つめられるという状況自体に慣れていないのだ。
[目が合えば数秒見つめ合い、首を横に振る]
……ううん。
普通の人と、変わらない。
[興味を失ったように、自分の湯飲みに手を伸ばす]
よんじゅうはち、度
[温度を確かめた後、お茶を啜る]
そう、なら良かった。
[中指で眼鏡のブリッジを押して、少々のずれを直し。温度を確かめる様子を傍観し、それから静かに茶を飲んでいたが、ふいに広間を視線だけ動かして見渡し]
……
[隅にある古めかしい戸棚に目を留める。戸棚の中がぼんやりと光っているのが、男のいる場所からでもわかっただろうか]
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人差し指か中指かで 割と悩んだ。
そんな事で……!
しかしあいまいでない時間表示って
なかなか緊張するものですね。
あと寝言が本当に寝言だなあと思った。
*/
[お茶を啜り、湯飲みを置いて、ふと顔を上げる]
……どうかした?
[男の視線が一点に止まったのを見て、その視線の先へと目を向ける。
ぼんやり光る戸棚に気づくと、首を傾げる]
ん、いや……
何だろうと、思って。
ランプか何かが入っているのかな?
[最後は半ば独り言のように。マグカップと、膝上に置いていた本などの束を卓に置くと、その方へ歩いていき]
……?
[幾らか前で、不思議そうな顔をして足を止めた。戸棚の中には火の灯る蝋燭があり]
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