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[気をつけろと声をかけることすらできず。
まてと背後にかかる声に待つ事などするはずはない。
大きな音を立てて、電気ポットがぎりぎりのところを掠めて通路におちる]
とりあえず、行動不能になってもらうのが、いいかな。
[階段近くまで逃げながら、途中の棚から陶器の器を手にして投げ返した]
ネギヤは無理せず、にげていーよ。
[そんな声をかけつつ、ポールを振り回せないように、展示品で道が狭い売り場の中に入った。
まあ、投げられるものが増える分、どっちもどっちと言うところ。
家電家具、といった売り場はそこそこ人もいるがこちらの騒ぎなど気にもしていない]
自衛は大事、ってね。
[高い音に眉をしかめつつ飄々と返す。
手首を狙ってくるポールを薬缶で叩き、逸らそうとして]
11thはさ、なんで 1stをかばう、わけ?
[問いかけの応えはとくに気にしない。
それで気がそれれば、その間に、ポールを持つ手を切りつけようと、間合いを詰めた]
[赤い色が見えたが、それで彼女を止められるはずもなく。
その返事に、ふぅんと相槌一つ]
ま、そんなもんだよ、ねっ
[間接からはそらしたけれど、腕に受けたダメージは結構なものだ。
その痛みに取り落としそうになった包丁をきつく握り締め。
近づいた身体の、脇を狙って包丁を突き出した]
人を、刺したのは 初めてだけど、ね……っ
[切っ先がほんの少し刺さっただけ、狙いが甘く。
また、人を刺すと言う抵抗感で思い切り良くはいけなかった。
包丁を支えたまま体当たりでもすればもっと深く刺さるだろうが――]
とりあえず、諦めてくれると、むだなことしなくて、いいんだけどな。
[笑みを浮かべる11thを間近に見つめ。
ぽたり、と包丁から伝わる赤い雫がこぼれる音を聞きながらそんな問いかけをした]
なくても、諦めて。
[壮絶な笑みに眉をひそめる。
11thの動きには気づかずに、ただ、握った包丁を押し込もうと力をいれ]
っっ!
[手首を捻られる痛みに、とっさに11thをけりつけて、距離をとろうとした]
はっ、それこそ、お断りっ だって!
[ぎりぎりと手首が痛む。
手放した包丁はまだ相手に刺さったまま。
元の世界から持ってきたナイフはまだあるけれどそれには手を伸ばさず。
上手く嵌った蹴りに身を折る相手の手を離させようと、腕を振った。
まだ、11thが新たに握った短剣には気づかない]
[経験の差と言うものか。
それとも世界の違いか。
11thの力は強くて、手首が轢みをあげる。
その痛みに顔が歪み]
……無理、だろうが、いきのこる、ってきめた……っ
[きらりと光る刃物が目に入る。
無傷で逃げるなんてのは無理だと理解した。
咄嗟に胸元を庇った、握られていないほうの腕に包丁が深く刺さる]
ぐっ、……っくそっ
[悪態をつきながら、もう一度11thの足を狙ってけりつける。
距離さえ、取れればきっと**]
[武器を支えていた右手首は捻られ赤いうっ血と熱を持ち。
包丁をつきたてられた左腕は血管を傷つけたか、赤黒い血が刺さったままの包丁の隙間からあふれ出している。
その痛みを堪えてけりだした足は、うまいこと11thの足をすくって――]
ぐ、あっ……!
[けれど、不安定な体勢での足技はこちらの体勢も崩すだけ。
上手くバランスを取れずに、通路に肩をうちつけ、傷に響いた痛みに苦痛のうめきがこぼれる。
それは11th>>316が上げた悲鳴に描きえて。
相手が痛みにもだえている隙きに、立ち上がった]
……っ、は、……これで、おわり……っ
[左腕に刺さった包丁を抜こうとしたが、右手首は捻挫のような状態になっているのか、痛くて力が入らない。
舌打ちして、元の世界から持ってきていたナイフを、抜いた]
[ナイフを抜いたけれど。
右手首に力は入らない。
左腕に刺さったままの包丁は、些細な動きでものすごい痛みを伝えてくる。
こんな状態で、止めをさせるかと、不安になる。
痛みを堪えて脂汗が浮かぶ。
なにかをしようとする11thの様子に、とっさに距離をとって――その動きでまた、痛みに呻く]
……っぁ、……く、
[今が、絶好の機会だとわかっているのに。
身体がそれに追いつかなかった]
[左腕の、包丁が邪魔だ。
それがなければきっと。
捻られた右手に力を籠める。
引き抜く痛みと手首に走る痛みと、両方を堪えながら、包丁を引き抜いた]
ぅあっ……っ
[今までだって怪我をしたことはあるけれど。
それでも痛みになれるわけではない。
からん、と包丁を取り落として、あふれ出す血を押さえる。
赤黒い血はとまることなく溢れているが、それでも鮮血でないだけまし、と思う]
……っ、う……
[痛みを堪えたまま、落ちたナイフをもう一度拾って、離れた11thへと視線を向ける]
どう、して、じゃまする、の……
[逃げる11thの動きは鈍い。
通路が赤く汚れている。
人がいなくなるときの音楽が聞こえた気がしたが、痛みに気を取られていて克くわからない。
そんな中、11thを庇う6thにといかける。
動く階段のほうへと向かうのを、追いかけようと。
痛みを堪えて立ち上がった]
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