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[男は戸棚に顔を近付けると、眼鏡のレンズの横を片方つまむようにして、観察するように蝋燭を見]
……フユキ。
[その一つに刻まれた文字を、呟くように読み上げる。イシダ、フユキ。――後、何を言うでもなく先程いた所に戻って座り]
イシダフユキ。その蝋燭には確かに私の名前が刻まれていた。果たしてこれは何なのだろうか。私はこの家屋を初めて訪ねた筈だし、第一に自分の名が付いた蝋燭など縁起が悪くて仕方がないのだが。
ぐるぐると回る思考を抱えながらも、私は黙ってその場を離れた。何故だかあまり気にしない方がいい気がしたからだ。これを気にしないなら何を気にするのかとも、思ったが。
ああ。
その戸棚は……
[少女に向かい聞きかけた言葉を、途中で切り]
――フユキ。
私の名前だよ。
お茶を貰った後で、今更だけれど。
[男は、名を*名乗る*]
Q. 何する村なんですか?
A. 何やってもいいじゃんおおげさだなぁ。
「ピクシーの仕業で、同じ夢を見ている。それは人狼に関する話だった。」
この設定以上のものは村建て側では指定しません。
被りや矛盾バチコーイで整合性気にせず、大まかなラストもわからぬまま行き当たりばったりで突っ走ってみようという村です。
夢の不条理さが出てくるのか、現実的に進むのか、参加者の動き次第なので、臨機応変で読み合ってみて下さい。
合言葉は「気軽にてけとーに」です。
◆開始時刻補足
今のところ、1日か2日の0時ちょっと前には開始しちゃおうかなと思っております。
リウ、ね。
[少女の名を復唱してからまた茶を飲みかけて、ごほり。口元を押さえ、ごほごほとむせながら]
……や、泥棒では、ないよ。
うっかり道に迷って、ね。**
私は道に迷っていた。それは事実だ。目的地を、目的を、忘却してしまっていたとしても。それとてそのうちに思い出す筈だ。
まだ物忘れに悩む歳ではない、のだから。
大丈夫?
[むせる姿をわずかに心配の色の混じった瞳で見つめ]
迷子さん、可哀想な人。
……泊まってく?
[小首をかしげて、*フユキに問う*]
あ……れ?
[不思議そうに顔を上げ、身を起こす。
走ってきた方向をじいっと見やる]
誰も追ってこない……。
[自分の発した言葉に首を傾げる]
誰が追ってくるんだろう?
オレ……追われてるんだっけ……?
[膝をぽんぽんとはたいて立ち上がり、
帽子とサングラスを拾い、身に着ける]
頭うったかな。
[帽子の上から軽く頭を叩く]
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