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ソラ。
[蝋燭に印された名を読み上げる。
それが自分の名であることを確かめるように]
地球を?
[黒板に目を向けてから、どこか不安げに、茶を飲む人々を*遠巻きに眺める*]
ネギヤ、リウ、フユキ、レン、ソラ、ルリ……。
[蝋燭にかかれた名前を指差し確認しながら読み上げる。
最後にレンの名前の上で指を一旦止め]
これオレの名前。レンっていうんだ。よろしく。
ここってお客さんの名前を蝋燭に書くサービスしてるの?
面白いね。
地球を七回り半か。光の速さ。
1光年って単位があるよね。光が一年かかって移動できる長さ。
いまオレたちが見ている星ってさ、何光年、何十、百、千光年も離れてる。
だから、いま見えている星の光が見えているだけで、本当にその星がいまもそこにあるかは分からないんだ。
[淡々と説明をすると、にこっと笑った。
サングラスの下の目は見えないけれど、口と眉は笑みの形]
/*
あー……マイクテストマイクテスト。
独り言のお時間です。
どうしよう。キャラがよく分かってません。とりあえず追われているくらいで。何でとかは謎です。
レンという名前が本名で後は偽名にしようと思ってましたが、名前が読み取り辛いのは面倒なのでレンで。
ノリでろうそくの名前を変えたけどどうしよう……明日も変えようかな。明日は女子名にしてみようかな。
[フユキの言葉にしばらく何かを考えていたが
突然床の一点を中心にして、その周囲をぐるぐると7回転半。
回り終えると、ふらふらとよろめき、息を切らせながら]
はふ、はふぅ
……何秒?
光、速い。世界、まだ遠い
[床に倒れ込み、呼吸が整うまでしばらく休憩]
[フユキの視線の先を見やり、黒板に気づく。
黒板の前へと進み出ると、書かれた文字をじっと見つめる。
やがて白墨を手にすると、おもむろに何かを書きはじめる。
辺りにカツ、カツと白墨が削れる音が響く。
書き終えると、白墨を置き手をぱんぱんと払う。
白い粉がはらはらと床に舞い落ちる]
○月×日 たぶん晴れ 日直 リウ
[書かれた日付はなぜか霞がかかったように
ぼんやりとして認識できない。
文字の隣にはデフォルメされたキリンの落描き。
しばらく黒板を満足げに眺めていた]
[卓上の束から、表紙にキリンの絵が描かれたノートを取り
広間の食卓の上に置く]
……宿帳。
[まだ真っ白な二ページ目を開いて、その脇に鉛筆を*置いた*]
温泉ない。露天風呂なら作れる。
ドラム缶……庭に運ぶ。
[レンに名前を呼ばれて、不思議そう。
戸棚に近づき、蝋燭を眺める]
……蝋燭が、宿帳?
[名前の書かれた蝋燭にそっと触れ、少し*悲しそうな顔*]
おじさん迷子なんだ。
私も町に行った時に、迷子になったことがあるの。
お母さんが迎えにきてくれたから良かったけど・・・。
おじさんも、きっと誰かが迎えにきてくれるよ。
[フユキが迷子で落ち込んでいると思い込み、元気づけるように*言いました*]
今見える星が本当にそこにあるのかはわからない。
同じように、今見えている宇宙も……
遠い端ではもう終わり始めているのかもしれない。
[レンの説明に、詩か何かを読むように続け。羊羹を勧められれば、頂くよ、と頷いて]
ああ、私はフユキという。
迷子、なんだろうね。目的地を見失ってしまったから。
[肯定に続けた言葉はどこか曖昧に]
怪しい奴。……
危険人物は来ない事を祈ろう。
光にはまだ遠い、かな?
[七回転半して息を切らすリウに、首を傾げ。その後黒板に何かを書き付ける様を見守る。やがて書き終えられた文字とキリンの絵とを見て]
ああ。何か学校のようだね。
出席簿も必要になるかな。
[日付の部分を幾分注視していたが、ふと目を逸らし。広げられたノートの白い頁を一瞥した]
うおっほん。
[低い声でわざとらしい咳払いを一つ]
……起立礼前転着席。
出席を取る。ええと……
[蝋燭に書かれた名前をひとつひとつ読み上げていく]
月。日。
――月、――日。
奇妙な感覚に襲われた。書かれた日付が、どうしても読めない。いや、確かに読めてはいるのだ。何月何日と確認する。その瞬間は間違いなく読み、また理解もできている。
だがそれを思い返そうとするとこれができない。何月と書いてあったか。何日と書いてあったか。把握したはずなのに微塵も思い出せない。
もう一度読む。読める。また、思い出そうとする。するとやはり思い出せない。
私は本当にあれを読めているのだろうか。読んだ気になっているだけではないか。不安に思い、ノートに書き写してみようかと思った。そして黒板を見直す。
読めない。見た瞬間は書かれた文字が何であるか、わかっているのに。読もうとするとどうしてもできない。
これでは書き写すのとて不可能だ。私は仕方なく諦める事にした。目的地を忘れた事といい、私はもしかしたら何か病気なのかもしれないな、とぼんやり思う。
……ん。
誰かが迎えに来てくれたら、嬉しいね。
[ルリの言葉に、何か悟ったように頷き。それから慰めに同意し、口元に小さく笑みを浮かべ]
ルリ、といっただろうか。明るい良い子だ。おじさんと呼ばれるのも慣れれば悪くないような気がする。姪がいたらこんな感じなのだろうか?
姪。そういえば先月も伯母に見合いを勧められたばかりだった。そろそろ家庭を持って落ち着くといい。作家などというやくざな商売は――など――耳にたこができるほど聞いた台詞と共に。
自分はまだ独り身でやりたい事があるから、とこれもいつもの台詞で断ったのだったが。
[聞こえる返事には、顔と名前を覚えようとし]
自由選択。
[フユキにふるふると首を横に振り
手伝いを申し出たソラに、首を斜めにかしげて]
露天風呂作り?
庭に石を積み上げて
ドラム缶を運んで
薪割り小屋から薪もいる。分担する?
[女将の歌を口ずさみながら、ドラム缶を取りに*勝手口へ*]
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