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[入れ違いのようにフナムシを追いかけ
出て行く少年の言葉を聴くと]
ライドぉ?
なんだ、ハイカラな言葉覚えやがったな。
………らいど、う
[ひとつ、思い当たる]
……まぁた、俺の呼び名間違えてんのか、あん人ぁ。
いつだったか、前にも注意したのになあ。
[しょうがねえなあ、と笑う]
[エビコがセイジに声をかけ、セイジが出て行くのが見えた。相変わらずの不思議な行動に少しだけ笑みが漏れて]
みんな、まだ居るんやね…少し安心したわ。
[ふぅとため息をついて、いすに座る]
『ぐぅ』
[安心したのか、腹の音が鳴った]
[少年の背を見送って、再度教師に向き直る。]
小森のおばちゃんも見えるんですか……。
モンペの方は多分……一昨年に亡くなった大石さんかも。
その人たちは見えないけど、私たちにだって、マシロちゃんもギンちゃんもネギヤ君も見えましたよ。
だから、先生一人だけがおかしいって言う訳じゃないと思います。
今も、見えたり声が聞こえたりするんですか?
[問いかけは、おはようの挨拶に遮られる。]
イマリちゃん……おはよう。
[彼女の姿が「見える」ことにほっとして、微笑んだ。]
/*出て行くときに言った台詞じゃないけど無理やり!
声かけてくれたんだよ!ということにする!して![正座]
つっこまざるをえない!はおうしょうこうけんをつk(ry
なんか深刻っぽいなかにこう…ネタを!
深刻にとらえてもいいけど!
ずっとそんなんだと心が死ぬ!(*/
[出て行く直前、エビコにかけられた言葉には、同意を示すように頷いた。
外に出てから、考える。知っている。死んだ人は、動かない。死んだフナムシも、動かない。]
じゃあ…しんだと、きづいてない、ひとは?
[動くの?動かないの?と、後をついてくる猫を抱え上げて目線を合わせて問う。猫はただにゃーんと鳴くだけ。]
声は聞こえませんよ。
テレビで見る幽霊みたいに薄暗くて
……何かを探しているように見えます。
[本棚に寄りかかり、取り出した古い本を開いた。
紙魚が、光から逃げるように動き回る]
幻月は吉兆だと言うのにな。
[呟きは、咥え煙草のせいで*くぐもっている*]
[ぼんやりと周りの会話を聞きながら、
夢の意味を考えていた]
みんな、死んでる?
船は、誰も置いていってはいない…
え、それじゃ、あたしたち、は?
[夢は、故郷に着く前に、途切れていた]
あたし、帰ってこれなか、った??
うそよ、そんなの。
だってあたし、ここに。
[「まだ」いる。「まだ」はいつまでだろう。
そんなことを考えて陰った瞳がイマリのお腹から聞こえてくる音に和らいだ。
くすくす笑って、炊事場の方に首を向ける。]
お腹、空いたよね。
私も空いた。
豚汁、まだ残ってるかしら……?
[腹の音に思わず焦る]
あわわ。おなかすいてもうたー。何か食べるものあらへんやろか。
[食料を探して周りをきょろきょろと見る。入り口近くにいたホズミに気がつき、挨拶をした]
エビコ姉さん、豚汁あるん?たすかるわー。
[少しだけ真面目な顔をして]
腹が減るってことは、まだ生きてるんやろ。多分。
/*エビコさんに名前訂正でちょっとからみたいけど
pt少なそうだしとんじるでいそがしそう!
そして代わりに言われた!
それって妄想じゃね?って言う作戦に切り替えるか![お前に言われたくない台詞ナンバーワン]*/
[ライデンとイマリにぼんやりした瞳を向け、手をあげた]
どうやら、みんないない人、みたいだねぇ
[す、っと立ち上がると部屋から出た。
豚汁があれば調理場で温めなおそうかと]
何か食べるもの用意してくるわね。
[言って、炊事場へと歩き出した。
途中、ふと不安になって寝室にしていた部屋を覗き込む。
異人の血を引いた少女は、朝部屋を出た時はよく眠っていた。
彼女は、まだいるだろうか?]
ちーちゃん?
起きた?
ちーちゃん?
[光を浴びて泣く少女に、目を瞬いた。]
/*代わりに言われたのは先生への「聞こえる?ねえ霊話聞こえる?^^」っていうのが。
村側だとそういうニュアンスじゃないけどな!*/
人間はよく生きる意味を求めるが、そんなものあると思うか?
同じように、死に意味はあるか?
[本の表紙に視線を落としたまま、問い掛けるのは生者相手か死者相手なのか、自分でもわかっていない]
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