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ベックくん……急ぎ過ぎて転んだりしないようにね。
ベックくんの分も、私頑張る。
[ベックの去り行く後ろ姿を、扉から顔を出して
そっと見送った。**]
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ふむむむむ、ひとまず。
おとなしいけれど、内に秘めたなんかしらは
全然大人しくないんやで、で行こう!
赤ログはこれ使ってっていいのか、な。
まだ、お稽古始まったばかりなのに。
決めるの……早過ぎるよ。
[ぽそ、ぽそと呟く声は悔しそうに。
滲む思いは、耳に届いた呟きでより大きくなる。]
[そっとニキの耳に顔を寄せる。]
ね。みんなの演技を見てからでなくちゃ……。
一人だけ特別扱いはいけないんだよ。
ニキちゃんの言う通り、一人だけに目が向いて
いるのなら……一度別の所を見てくれるように
しなくちゃいけないよ。
[大人しい乙女の心には渦巻く感情がある。
ニキの言葉に大きく、ゆっくり頷いた。]
そうだね……ほんの少し、ちょっとだけ。
アンちゃんがお稽古おやすみしたら、監督だって
周りに目を向けてくれると思う。
[ニキが使っていた藁人形を覗き込み]
うん、1本でよかったんだと思うよ。
……ほ、本当に入れちゃうの?
[どんな効果が出るのか、出たらどうしよう?
期待と不安の混ざった声で問う。]
そうだよ。ゼンジくん、いつも遅くまで
残ってるって知ってるよ。
でも、今簡単に主役が決まっちゃったら、
その成果を見てもらえなくなるかも知れないんだよ……。
[細かくCD型のパンを千切っては、アンの荷物に紛れ込ませている。]
あ……なんだ、呪いを掛けるんじゃないんだね。
ちょっとほっとしちゃった……。
そうだね、嬉しいって思ったすぐ後にそんな
不気味なものを見つけちゃったら、怖くなって
ちょっと退いちゃうかも知れない。
[ハンカチ衣装を着た藁人形を指先で突いてみる。
案外可愛いかも知れない。]
[とても、何かをやりきったような顔をして
自分の台本に目を通す。]
[呪文を唱えた]の境地を目指す人の心とその旅路……
相変わらず難しい段落。
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1p残った…。
でも色々拾いたくて長々しそうになるのを
寸での所で止めるのって難しいですね。
マシロちゃんの後ろ付いて悪戯しに行きたい。
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