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[だと思う。と答えたジュンタの答えを黙って聞く。
少年が首を捻りながらひとつづつ教えてくれるのに耳を傾け]
宛先なしでほんとにメール送れるんだ。
[思い出しながら話していた少年が突然携帯の画面を見て固まる。こてりと首を傾げながらも見せられた画面を見れば]
6人・・・。皆、知ってる名前ばっかり・・・。
[そこには自分の名前も記されていて]
そのメールが送られてきたってことはきっと6人しか残ってないってことなんだ・・・。
[この中の誰かが死者。それが誰かはやっぱりわからなくて。
メールを送らなくてはならないという内容は自分が知っているのと変わらない内容で頷きながら聞き]
マシロさんがデンゴ君は死んでる人じゃないって言ってたんだ?
マシロさん・・・霊感でもあるのかな?
[こてり首を傾げ、彼女が何故その情報を知るに至ったのかを考える。]
マシロさんが言ってる事がほんとなら、デンゴ君は死者じゃないんだね。
残りの人から死者を探せばいいってことか・・・。。
[果たして誰が死者なのか。さっぱり見当もつかなくて。でも隣にいる彼はそうではないと信じたい。繋いだ手もあんなに暖かかったのだから。]
死者は・・・想いを天に還してしまったら消えちゃうってことなのかな・・・?
[このうちの誰かが消えてしまう。そう思えばゆるりと頭を振る。]
[はっと思い出したように先程、気が向いたらとメールが来ていた彼女へとメールを送ろうと携帯を開き文章を作成する。]
宛先 マシロさん
件名 Re:Re:美夏です。
内容
今、デンゴ君から教えてもらったのですが、この世界に残っているのは私たちを含め6人みたいです。
残っている人たちの名前は
ズイハラシゲユキ ササキデンゴ
クニモトジュンタ イノウエマシロ
アサクラミナツ ウエハライマリ
宛先を入れなくてもメールが送れるのは本当みたいです。
今、ジュンタとデンゴ君と3人でいるので気が向いたらいつでも連絡くださいね。
P.S. マシロさんって霊感あるんですか?
[最後にどうしても気になっていた一番聞きたい事を添え、ぽちりと送信ボタンを押す。
ふいにデンゴへお腹が減ってないか?と問い掛けるジュンタに]
色々教えてくれてありがとうね。
デンゴ君のお母さんが作るみたいには上手に作れないかもしれないけど、お腹空いてるなら一緒にご飯たべよ?
[目の前にいる少年の頭をぽんぽんと撫でる。ぐぅっと鳴ったお腹にはくすりと笑みをこぼす。]
じゃ・・・邪魔なんかじゃないよ!
おいでおいで。一緒にいこ?
[顔を赤くしてそう答える。その時ぽつりと漏らしたジュンタの言葉が耳に入る。]
あー。うん。ジュンタから見れば私も死者かもしれない1人だもんね。
でも、私はジュンタが死者じゃないって信じてるよ。
[複雑な面持ちでそう答え、目線を合わせていた少年の手を取り、]
さ!いこっか?
ずっとここでこうしてても冷えちゃう。
ほらっ!ジュンタもいこ!
[先程目の前で消えたアンのようにきっと誰も消えて欲しくないと思い、考えを巡らせているだろう彼にそう明るく声をかけ、デンゴには]
イマリ先輩やそのおじさんは元気だった?
[そんな他愛のない事を尋ねながら家への道を3人で歩いた。**]
/*
にょー。このままでいくと誰に投票するんだー。
デンゴとましろんは除外でー。残りジュンタ、いまりん、ズイハラさんだけどPC視点的にはジュンタは除外ー。
いまりんかズイハラさんだけどなんかどっちも赤組の可能性があるから怖いです 笑
ここはみなつが吊られとくのがいい気がします 笑
みなつが吊られるなら消失ロール回したいなー。
/*
はとぽぽ様子見。
にょー。死者が悪いとかじゃなくて死者だとこの事件が解決すればいなくなっちゃう⇒いなくなってほしくない⇒死者であってほしくない。
って思考なんだけどなー。ふふふん。
問題ありありだよ!ミナツPC感情でみるとね!!笑
別に死者が罪とかそういう意味ではないんだなー。別に死者が悪い事をしてるとも思ってないし。
/*
あー。っていうかやっぱりジュンタ赤組っぽいなー。死者じゃなくてもC狂かな。
ズイハラさんの鉄の香りがしただかの表記でズイハラさん死者もありそうだと思ったんだよなー。
でもいまりんもC狂っぽい。
この3人の区別がつけられない。危険です 笑
/*
今日の消失は個人任意なのかなー?
それだと死者一本釣り⇒明日エピっていう可能性もあるけど、それでも泣かない!っていうことなのかなー?
でも、死者もC狂もまだ見せ場っぽいとこ作れてないしどうなのかなー?
メモで聞きたいけど聞いてもいいことなのかなー?
そっかー。デンゴ君のお母さんはロールキャベツ得意なんだ?
お母さんの作ったのとは違うけどロールキャベツにしようか?
[隣で自分と手をつないでいる少年にそう語りかける。]
おじさん、具合悪そうだったんだ…。
うーん。ちょっと疲れちゃったのかな?きっと元気になるよ。
[心配そうに見上げる少年へきっと大丈夫と言い聞かせる。]
さ。寒いからお家に入ろう?
[鍵を開けるジュンタの後に続き、デンゴに家の中へ入るように促すだろう。]
[忍び込むように家の中へと入っていくデンゴの背中を見てくすりと笑う。]
ロールキャベツ…。
[頭の中でぐるぐると何が必要だったかと考える。冷蔵庫の中にはたして材料はあるんだろうかと思いながら。]
ジュンター、またお台所借りるねー。
[そう言って2人を残して台所へと。]
/*
お湯が巻き戻しで水になったら
水がお湯!問題ない!
とかそんな都合のいい話はないですか。笑
ジュンタの家の冷蔵庫は四次元ポケットです。なんでも出てきます。笑
[台所で1人料理を作りながら考える。]
うーん…。6人の中で誰かが死者。
デンゴ君によるとデンゴ君は死者じゃないとマシロさんが言ってた。
マシロさんは死者と生者の区別がつく人…なのかな?
[ぶつぶつと思った事を呟き頭の中を整理する。自分なりに上手く巻けたロールキャベツを満足げに見つめ煮込み始める。]
この2人以外の中に死者…。
[ポケットから携帯を出し液晶表示を見れば新しい11月1日が始まるまで残り1時間ちょっと。それまでにメールを送らなければどうなるのだろうか?]
[そうしてしばらくぼんやりと考えていれば鍋の中身が煮えたようで、食器棚から皿を出し。盛りつけていく。
それをお盆に載せ、リビングへと。]
デンゴ君、ジュンタ、おまたせー。
ちょっと時間かかっちゃってごめんね。
いびつだけど…食べれる味だとは思う…。
[自信なさげにロールキャベツが盛られたお皿をそれぞれの前へと。]
[2人のはしゃぐ姿を見てくすりと笑う。
お箸を握りそのまま固まっているデンゴを見て]
ん…?
食べていいよ?美味しくなかったらごめんね?
いただきます。
[手を合わせ頭を少し前に傾げて目の前にある料理に手をつけ始めた。]
[ジュンタが無理に笑っているのがわかって胸が痛む。]
家族みたい?
あー。そう見えるかもね?
[くすくすと笑う。]
あはは。デンゴ君おいしい?
[少年の笑顔を見てほっとした顔をする。
それでもやはり気になるのかちらりと壁にかけられている時計へと視線を送る。
天へと戻る雪がまた天から降る時刻が刻々と近づいていた。]
[食事が済めば空になった食器を持って台所へと。
かちゃかちゃと食器を洗っていればやはり時間が気になり、携帯を取り出す。]
…………。
[内容には「雪に願いを」]
件名…。
[先程、デンゴに見せられた名簿を思い出す。
何かを決めたように件名へと名前を綴る。
画面をじっと見つめ、送信ボタンに手をかける。]
ごめんなさい…。
[そう呟いてぎゅっと目をつむり送信ボタンを押した。]
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