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―校長宅でのこと―
[起こされた後は、アンの通夜の様子を見るばかりであった。当のアンは何処に行ったのか、今この場に確認することはできない。通夜開場である自宅にやってくる村人達の口から出るケンやナオの話題も、自然と耳に入ってくる訳で]
アンさんだけじゃなくて、ケンさんやナオさんまで……??
おかしいお亡くなりかたをしているって、どういうことですかにゃあ?皆さん、ご主人、もっと詳しいところお願いしますにゃ!……とか言っても人間さん達にはわからないですかにゃあ。
うーん……皆さんのお話内容から組み合わせると、
ナオさんが茶屋で突然消えて、校庭で見つかった、
ケンさんはアンさんのお体を迎えに行ったあの吊橋で突然倒れてしまい……
アンさんとナオさんは雷さんに打たれたような感じなのに傷ひとつない、不自然だということですかにゃあ。
ナオさんももしかして、アンさんみたいにどこかにいるかも……?
んなぁ〜う!
[見つめていた一点のほうへ、とてとて歩む。
ぐるり。と一周小さな円で囲んで]
にゃあ〜う。
[ちょこん、と円の中心を向いて座った]
ご主人〜!ウミは出かけてきますにゃー。
あ、そういえば。
生き物である以上どんな時もお腹がすきますにゃ、出かける前にウミにご飯を……
[通夜で忙しい校長は気付く様子はない]
にゃあ〜……気付いてくれないのはちょっと堪えますにゃあ。でもお通夜はこういうものですにゃ、猫の優先順位が低くなるのもしかたありませんにゃあ。自分でどこかで調達するとしますにゃ。
ウミは勝手にお出かけしますよ〜!
[玄関へ向かえば外は雨]
…にゃあう〜……雨振り苦手だにゃあ。でも、ねこまっしぐらしなくちゃな時だと野生の勘が告げる!
水はけよくして、よくして
[ぺろぺろ毛繕いをして]
ご主人〜!聞いてないかもしれないけれど行ってくるですにゃー!
でもどこから向かうかにゃあ?とりあえずは、いなくなった場所の茶屋を探してみるですかにゃあ。
[雨の外へ飛び出した]
――茶屋――
にゃあう〜……お水はやっぱり得意でないですにゃぁ……ナオさん見当たらないですにゃあ?
あ、お婆さん、いつもありがとうございますにゃ。雨の日に安心してお出かけできるのも優しいお婆さんのおかげですにゃあ。
うーん、見えないにゃあ……
[きょろきょろと探していると、老婆はヘイケは出かけていると話し、栗甘納豆を差し出してくれる]
にゃ、ヘイケさんを探してる訳じゃなくて……って言ってもわかりませんにゃあきっと。
おなかぺこぺこですにゃ、ありがたくいただきますにゃあ。
[はむ。と甘納豆をほおばっていると何者かが店の中に入ってくる気配]
[だが老婆は出迎える様子がない]
お婆さん、お客さんですにゃあ、来てますにゃあ〜……
……!!
ナオさん!
[店に現れたのはアンと同じような気配を纏うナオ。
老婆は全く気付く様子もない]
ナオさん、見つけましたにゃあ!ウミが見えているのがわかりますかにゃあ?
[じーーーーっとナオを見る]
にゃあ!
[空間へと元気に鳴く。
しかし、しばらくすると首をかしげて]
みゃあう〜〜……。
[ちらり、と様子を伺うように見て、栗甘納豆を頬張る。猫が少し申し訳なさそうな様子である事は人間からも感じ取れるかもしれない
はむはむ、ごっくん]
にゃ、ナオさん気付きましたかにゃあ!
[こちらへ手を振るナオのほうへ、栗甘納豆をくわえてととてとて歩く
ぐるりのナオの前を一周して、その目の前に甘栗納豆を置いた]
ナオさん気付いてくれてよかったですにゃあ。確かナオさんは栗を楽しみにしておりましたね。ささ、甘納豆をどうぞどうぞ。
[ナオの手が甘納豆を空振りして、ちょっと未練がありつつもウミちゃんお食べと言うナオに]
うみゃあう〜……そういえば、こんな状態のお方は食べる事ができないんですにゃあ…ナオさん申し訳ないですにゃあ〜…!
ウミは見えるだけなので具体的にどうすることもできないですけどにゃあ。お話のお相手はできますにゃー。そちらからはわからないかもしれませんがにゃあ。
それにしてもナオさんのとーくはいつも面白くてウミ好みですにゃあ。
くぁ…あ〜〜。
[甘栗納豆を食べ終わってぺろぺろと身だしなみを整えると、本能には逆らえないのは猫の宿命であって、要するに大きなあくび。
目元がとろとろ。うつらうつら]
みゃあう〜……
[細い目ではあるが、一点を見つめて、鳴く]
んなぁう〜〜。
[しっぽをしゅんと下げて、小さく動かした首はかぶりを振っているように見えるかもしれない]
みゃあ〜〜。
[そろりそろりと、茶屋の入り口のほうへ移動して一度立ち止まり振り返り先ほどと同じ一点を見る]
んなぁ〜〜〜〜〜う。
[くい、くい。
動かす首は外を示しているようだ。
そのまま茶屋の外へと飛び出す。雨振る中で選んだ道は蔵がある場所へと続いている]
にゃあう、すみませんにゃあ〜。ではでは、ありがたくウミがいただきますにゃあ。
[もぐもぐもぐ]
それがですにゃ、ケンさん見当たらないんですにゃー。一体どこにいらっしゃるんですかにゃあ?
うーん……。
ケンさんは皆さんと一緒にいる時に倒れたというお話ですにゃあ。もしかしたら皆さんのところに行っているのかも……?そうだとは言い切れませんが可能性として無きにしも非ず。にゃあ?
くぁ…あ〜〜。
おっと失礼。ご飯後の眠さには猫勝てませんにゃあ。でも、がんばって起きてみますにゃ。ナオさんお一人になったら寂しいでしょうにゃあ。
そういえばここに来る途中にホズミさん達が診療所のある方向からどこかへ歩いていくのが見えましたにゃあ。ウミは雨に濡れないようにいろんな陰を通って来ましたので、あちらはウミに気付かなかったようですけれどにゃあ。
確か、蔵がどうのこうのとお話が聞こえてきたような……。
ナオさんナオさん、行ってみますかにゃ?
[人間にも通じればいいな!というようなジェスチャーで茶屋の外を示す]
うーんと、ついてきてくださると願って、ナオさん、行きますにゃー!
場所行っても通じないですかにゃあ、しっかりウミについてきてくださいにゃあ。
蔵だからええと、こっちですにゃー。
[蔵へ向かう道を、ナオがついてきているか伺いながら走る]
―蔵の前―
みゃあ〜〜〜う。
[蔵の入り口で鳴く。誰かが気付いたであろうか。
入り口は猫が通れる程度にかすかに開いている]
にゃあ〜う。
[一度後ろを振り返り眠気の混じる声で鳴くと、濡れた体のまま蔵へ入っていく]
[ぶるり。
できる限りの水気を飛ばしてもスカーフはどうしようもなく重い、そんな足取りで歩む蔵の中。
時々後ろを何度か振り返り、振り返りながら進むと、 きゃん と声がして驚いて一瞬立ち止まる。]
んなぁ〜う。みゃあ〜。
[声のした場所――ロッカ、ホズミ、フユキのいる方へ駆け寄る]
みゃあ〜?
[猫を見て、「内緒ね」と言うロッカには、何をしているか自体を把握していないように首をかしげる*]
―蔵の前―
雨が気持ち悪いですにゃあ〜……水気は嫌にゃあ、嫌にゃあ〜!
でも、猫御用達の雨避けルートを通ればナオさんが分かり辛いから仕方ないのですにゃあ。これもねこまっしぐらのうちですにゃあ。みゃ。
ナオさん付いてきてくださっているみたいですにゃあ。通じるとウミはとても嬉しいですにゃあ。行ってみるですにゃ。
[蔵の中へ入っていく]
[蔵に入ってぶるり、と水気とばし。]
……スカーフはこの際あきらめよう……にゃぁう…
ホズミさんー?フユキさんー?こちらにいらっしゃるのですかにゃあ〜?
あ、ナオさん、ついてきておりますにゃ?ウミはこっちですにゃあ。
[振り返りながら歩みを進めていると]
にゃ!
[きゃん と聞こえる声に驚き一瞬立ち止まる]
この声はロッカさんですかにゃあ?
あ、皆さんいらっしゃるようですにゃー!でもケンさんは見たところ……
とりあえず皆さんのところに行きますかにゃあ。
おーい、ホズミさーん、フユキさーん、ロッカさーん!
[皆のいるほうへ駆け寄る]
にゃあ?内緒?
えーと、来たばかりで言われましてもウミは何がなにやら???
皆さん何をしていらっしゃるのですかにゃあ?
にゃあう〜……猫が聞いてもきっと通じないってウミわかっていますにゃ。頑張って察するですにゃあ。
[会話に耳を傾け要点を拾おうと必死]
[ウミ、どうしてここに?と問うホズミには]
ナオさんを探しに行く道で見たホズミさん達のお話しで蔵がどうのと言っていたので来ましたにゃあ。あの時はねこルートを通っていたのでホズミさん達にご挨拶できなくて申し訳ないですのにゃ。
ナオさんも一緒に来たんですよ。
ケンさんが見当たらないのですが、ホズミさん何かご存知で?
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