187 雪色街のたからさがし
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[箔源>>0からは肯定が。
三輪からは「足が棒なだけ」と声が返る。
どの道動けないのだろう、と考え近づこうとした時、三輪の眼鏡が落ちた]
………
[落ちた眼鏡に触れているのに探し出せていない様子の三輪。
箔源の様子を見るために瞳を彼に向ける。
驚いているように見えた>>1]
…落ちてしまったようだな。
[三輪が鞄には触れているようであるため、眼鏡以外の荷物は一緒に狭間に落ちたらしい]
(2) 2015/12/26(土) 00:24:01[通り]
ああ。
[瞬く箔源>>4に、今まで三輪が居た場所を指し示して]
…まだ、そこには居るが。
見えていないのだろう?
[男は、自分には見えていることも言葉に含めた]
(5) 2015/12/26(土) 00:37:44[通り]
…ちなみに、君の傍には片岡君が居るぞ。
[ついでにもう一つ伝え、頷く箔源>>6を黙って見ていたのだが]
……………
[引っ掛かりを覚えて、眼鏡を拾う間、箔源をじっと見遣る。
首を傾いでの問いかけには、緩く瞬いてから]
……「探す」しか、ないだろう。
君は、見つけたか?
[何を探すかと言えば、当然『たからもの』なのだが。
色々と足りていないためにどう捉えられたかは定かではない]
(7) 2015/12/26(土) 00:52:55[通り]
[それから明後日の方向へと瞳を向けて]
……もう一人、狭間に落ちたらしい。
この声は……冬木さん、か?
[この空間に集められた7人の内、男性は3人。
この場に男と箔源が居るため、聞こえて来る男性の声は残る一人と判断した]
(8) 2015/12/26(土) 00:53:00[通り]
経営者 ズイハラは、呼ばれたためにまた明後日の方を向く。
2015/12/26(土) 00:59:05
ああ、そこに。
[箔源の反応>>9に彼の後ろを指差す。
片岡の位置はまるで背後霊だ]
(11) 2015/12/26(土) 01:16:06[通り]
………
[びゅう、と一度、叩き付けるように雪が風に乗る。
それは問いに対する箔源の返答>>10と同時。
男は寒そうにマフラーを口元まで引き上げた]
…そうだな。
今どこに居るのかは分からないが…探すとしよう。
[七咲についてを口にする箔源に同意を向け、歩き出そうとして]
(12) 2015/12/26(土) 01:16:12[通り]
と……片岡君、三輪さんを頼む。
[箔源とは別方向に視線を向けて、頼みを一つ投げておいた。
姿は見えても触れることが出来ない。
彼女ならば言わずとも動いていただろうが、念のためだ]
(13) 2015/12/26(土) 01:16:20[通り]
行こうか。
[今度は箔源へと視線を向け、移動を促した]
(14) 2015/12/26(土) 01:16:28[通り]
[箔源の突っ込み>>15に少し考える間が空く]
………似たようなものかな。
[片岡が楽しげで明るいためにホラーとは言い難いため、曖昧な返事になった。
しばしの間は箔源と共に歩く。
その間にも冬木の声が男を呼んでいたのだが、声から方向を探れないために姿を探すようにあちらこちら見回すことになった。
傍目、七咲を探すようにも見えたことだろう]
(17) 2015/12/26(土) 01:39:18[通り]
…箔源君は、音楽をやっているのか?
[彼が担ぐ大きな荷物。
形から楽器であることは想像がついた。
探し歩く合間に問いを一つ投げかける]
(18) 2015/12/26(土) 01:39:24[通り]
[探すものは無いと言う箔源。
今、「夢」を追っているのなら、確かに『たからもの』はそこにあるのだろう]
[けれど]
[兎がそんな人をここへ呼び寄せるだろうか、と言う疑問もあった。
男は自分を、兎と似たような存在、と称したが、思考がそちら寄りになっていると気付き、内心自嘲を零す**]
(19) 2015/12/26(土) 01:39:33[通り]
経営者 ズイハラは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2015/12/26(土) 01:40:56
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(12/26 01:41)
……なら、それが君の「夢」か?
[是の答え>>20に再び問いかける。
問いながら、箔源の反応や変化を見るために瞳を彼へと向けた]
目指すものがあるのは…羨ましいことだ。
[零す言葉は本心のもの。
男はずっとそれを忘れていたのだ。
「夢」を目指したにも関わらず……ずっと]
(23) 2015/12/26(土) 15:42:55[通り]
[大学時代ではボランティアで捨て犬や捨て猫を引き取る団体の手伝いをした。
そこで見たのは捨てられた動物達の現状や団体の経営的な内情。
一度は飼われた動物であるため、人懐っこい仔らもいたのだが、中には人と触れ合うのを恐れる仔も居た。
そんな仔達は中でも手がかかり、リハビリもままならないこともしばしば。
里親に貰われていく仔が居る中、そのような仔達は当然残り、団体が請け負うコストは嵩んでいく。
男が目指したものは、生半可な気持ちで出来るものではなかった]
(24) 2015/12/26(土) 15:43:04[通り]
[大学を出て、「夢」を実現させるための資金を得るために先ずは働き始めた。
今経営している店もそのためのはずだったのだが……]
[いつしか経営維持が主眼となってしまい、「夢」まで考えられなくなっていた。
目の前のことに集中してしまう性格的なものもあった]
(25) 2015/12/26(土) 15:43:13[通り]
………冬木さん。
[箔源が何かに気付いた頃>>22、男もまた自分を呼んでいた冬木の姿を見つける。
七咲が児童公園に居る、と聞いた辺りで箔源が呟き足を速めるのを見た]
…そのようだ。
どうも、熱があるらしい。
急ごう。
[同意を向けて男もまた足を速める]
(26) 2015/12/26(土) 15:43:23[通り]
経営者 ズイハラが接続メモを更新しました。(12/26 15:44)
…「夢」は。
行動するための動力源ではあるが、それを掴むまでの道は簡単なものではない。
辛いことも、壁にぶつかることも、ある。
現実では、それが当たり前とも言える。
だが……
それを、乗り越えられた時。
少しずつ、「夢」に近付いていけるのだと、思う。
[現実を見据えるような言い方。
けれど、今までの男ならば、人に対してこのようなことを言うことは無かったはずだ。
それを口にしたのは、自身が抱く「夢」を、『たからもの』を思い出したが故]
(30) 2015/12/26(土) 16:32:16[通り]
君は、「夢」を追いかけている間は。
辛いことばかりだったか?
[そうは思わない、と男は言うように問いを重ね。
意識を児童公園に滲む色へと移す]
(31) 2015/12/26(土) 16:32:25[通り]
[真っ先に七咲に駆け寄ったのは冬木。
全力疾走で男達よりも早く七咲の傍に寄り、位置を示すように大きく手を振っていた。
モミジ、と名で呼ぶ声はとにかく必死だ]
七咲さん。
[男も箔源の後に続き七咲へと近付いて、軽く頬を叩いてみる。
反応はあるだろうか。
あったにせよ、到底動けそうには見えない]
箔源君、屋根のある場所を。
[探して欲しいと言う意味で言い、男は七咲に積もる雪を手の甲で払い、冬木の上着ごと七咲を抱えあげようとする*]
(32) 2015/12/26(土) 16:32:41[児童公園]
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