あれ? あれれれれれ?
[一瞬意識がなくなった気がしたと思ったら、ボロボロの部屋にいた。周りには誰もいない]
ど、どうなってるんだあ、こりゃあ?
[混乱しながら室内を検分*し始めた*]
[部屋中見て回ったが、隅から[歯磨き粉]が見つかっただけだった]
うーん。参ったなあー。……ん?
[ふと、部屋の一角に青いものを見つけて近寄った。青い紙が部屋の角からはみだしてきていた]
さっき見たときはこんなのあったっけなあ?
[ぐいーっと青い紙を引っ張ってみた]
[紙を引っ張り続けたら毛糸が出てきた]
……うーん、これはきっと、隣の部屋に誰かいるってことだなあ……。
えーと、えーと。
[壁に近寄って耳を当てると、壁を叩き始めた。ぽんぽんぽんぽんトンぽんトンぽんトン……モールス信号で「こんにちは」と言っているようだ]
[壁に耳をぺったりつけていたので、モミジの声が聞こえた。とりあえずモールス信号はやめた]
ネギヤさんはいない……?
僕だけ隔離されたわけじゃないわけか……
そ、それにしてもどうコミュニケーションしたらいいんだろう。叫び返して聞こえるかな?
僕は一人っきりでーす!!!!!!
[思いっきり大声で、モミジの声が聞こえたほうの部屋の隙間、青い紙が出てきたところに叫んだ]