情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
[それから茶でも淹れようかと台所へ向かいかけ
ヴァルテリの姿を見つけて歩み寄る]
あの、また、誰か…?
[はっきりとした声で問いながら]
[朝ふと目が覚めると、ベッドから飛び起き辺りを見る。
床ではまだニルスは寝ており、彼が生きている事に胸を撫で下ろす。
起さないようにと気遣うつもりだったが、おそらく動く気配で彼は目が覚めるだろう。
とりあえずは着替えを済ませて来ると、彼の部屋を出れば自室に戻り着替えをし。ニルスの準備が終わると思われる頃に戻れば二人で居間へ向かった。
居間に行けば何やら騒がしい方向があり。
お互いに顔を見合わせればその方向へ向かう。
その場所はマティアスの部屋としていた場所で、集まる者達の間から部屋を覗けば、変わり果てたマティアスを見る事になって。]
[イェンニを見下ろし、小さく苦笑を浮かべる]
――わしが。
[短い返事は、声を潜めることもない]
投票の結果が、クレストと、アイノと、二人、同数だったからの……
[クレストが、白紙でいれたことは知らず。
だから全ての紙に名前がかかれていたことは疑問にも思わず。
詳しく問われれば、アイノを殺した時の事を話すつもりで。
ユノラフとニルスがやってくれば、そちらへと視線を向けた]
[一歩進むにつれ部屋の血の匂いは濃く漂い。
そこには血だまりの中で、マティアスにすがりつき泣いているクレストが居た。
声を掛ける事も出来ず、ただ呆然をその場で立ち尽くす。]
俺が覗いちまったせいでだったら…。
[そんな想いが胸をこみ上げてきてぽつりと呟いた。]
そう、ですか。
…お辛い事を、ありがとうございます。
マティアス様は、
――――あ、
[部屋へと視線をゆるりと向けてから、
不意に、小さく短く、声を、漏らして。
そぅっと壊れた扉へと近寄ると
その壊れ口に指を這わせた]
ヴァル、じぃ……。
[血塗れのナイフをじっと見る]
[知っている人が、まるで知らない行動を取ることが、怖い]
くれ、すとが…?
何で、クレストが、人狼だと…?
[誰も疑いたくないといっていた心優しい友人が、まさか誰かを殺めるなどと想像できない。ましてやその相手が、自分だなんて]
[激しく首を横に振る]
[それでも次の日の早朝、居間で会った老人――ヴァルテリに開票の結果を知らされた>>19時、アイノは言いようのない恐怖に襲われた。
とうに村人の一員である青年と、半年経っても一向に馴染めない娘。どちらが選ばれるかなんて、その時点でもう決まったようなものだ。
アイノは逃げて、追いつかれ、怯え、逆上して、果物ナイフを手に取った。
酷く人間らしい、当然と言える反応だった]
…… あ、ッ
[例え相手が老人であろうとも、それ以上に非力な娘の手から、ナイフが奪われるのは当然の事だった。
迫る死を確信したアイノは、恐怖から大きく目を見開き――
表情が消えた]
[悪夢の世界での死は、すなわち目覚めを意味する。
そのはずだった。
少なくともアイノの中では、そうなる予定だった]
…… あれ。
[次に目を開いた時、けれどもそこはアイノの望んだ現実では無かった。
辺りを見渡す。少し靄が掛かっているようにも思えたが、そこは紛れもなくあの屋敷の居間だった]
そうか。
……まだ、夢の中なんだ。
[夢の中で夢を見るなんて、よくある話だ。
ふわふわとして何処か覚束ない足許だって、夢の中ならよくある事だ。
そういう風に理解して、未だ目覚められない娘は、そっと肩を落とした]
しかたのないことだが……
かわいそうだったの。
[小さな吐息を零し。
ユノラフの呟きにちらりと視線を向ける。
そうではないなどとは言えぬからただ黙って]
ン? どうした……?
[イェンニが何かを見つけた様子に、廊下に立ったまま尋ねる]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了